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連続テレビ小説「おかえりモネ」 (第4回・2021/5/20) 感想

連続テレビ小説「おかえりモネ」

NHK総合・連続テレビ小説『おかえりモネ』公式サイト
第4回第1週『天気予報って未来がわかる?』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


百音(清原果耶)と翔洋(浜野謙太)は、気象キャスターの朝岡(西島秀俊)を森林セラピーに案内する。その最中、風向きや雨雲のようすから天気の変化を正確に言い当てた朝岡に驚く百音。やがて雨が降り出し、夕方からの能の定例会を中止にしなければならない、と落ち込む翔洋たちを見て、百音は雨が定例会の開始時間までにやむ可能性はあるのか、と朝岡にたずねる。果たして定例会は無事開かれるのか……。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:安達奈緒子(過去作/透明なゆりかご、コード・ブルー3、きのう何食べた?)
演出:一木正恵(過去作/どんど晴れ、ゲゲゲの女房、まれ) 1
   梶原登城(過去作/おひさま、あまちゃん、マッサン)
   桑野智宏(過去作/ウェルかめ、梅ちゃん先生、あまちゃん)
   津田温子(過去作/龍馬伝、西郷どん、いだてん)
音楽:高木正勝(過去作/映画「バケモノの子」、「未来のミライ」、「静かな雨」)
主題歌:BUMP OF CHICKEN「なないろ」
語り:竹下景子
制作統括:吉永証(過去作/トクサツガガガ、詐欺の子)
     須崎岳(過去作/4号警備、透明なゆりかご)
気象考証:斉田季実治(NHKニュース7、ニュースウオッチ9)
※敬称略



こんなご時世だから、青空の下の森林セラピーが良く似合う

別に、前作の第1~13週目の感想のように、好意的に解釈したり、見たりしているわけではない。単純に、今のところ「全体の雰囲気が私に合っている」と言う感じなのだ。

例えば、今回の3分弱のアバンタイトル。偶然かも知れないが、沖縄・奄美の梅雨入りに続き、西日本と東海で記録的に早い梅雨入りで、関東甲信も今週に入って梅雨入りしているようなジメジメ天気。もちろん、コロナ禍で気分も萎え気味で、外出自粛でリフレッシュ不足。そんなご時世に、青空の下の森林セラピーから始まるなんて。

それだけで、こちらの気分までちょっぴりウキウキしてくる。こんな些細な設定や描写でも、前回までの百音(清原果耶)の “将来” や “希望” に必ず繋がるエピソードであることは、百音が遠くの声が聞こえると言う繊細な感覚の持ち主(若いから聴覚が良いとの見方もあろうが)であることを、さり気なく伝える。

こう言う脚本や演出が、私に合っているのだ。

「天気予報の仕組み」や「五感を使った天気予報」の解説方法

また、恐らくキッチリと表現されたのは、この第4回のアバンが初めてだと思われる「天気予報の仕組み」や「五感を使った天気予報」の解説方法も面白く、分かり易かった。

線描を中心に構成された、ややポップで優しいイメージのアニメーションでの解説は、ドラマの流れを途切れさせることもなく。更に、気象キャスターの朝岡(西島秀俊)の “優しい物言い” にも合っており、アニメーターや演出家のセンスの良さを感じた。

林響太朗氏が手掛けるオープニング映像について

そう言えば、メインタイトル映像について、一度も語って来なかったので、ちょこっとだけ。『おかえりモネ』のオープニング映像を手掛けたのは、映像クリエイターの林響太朗氏だ。BUMP OF CHICKENが歌う主題歌『なないろ』のMVの監督も務めている。

『なないろ』を含めて、今作のオープニング映像の世界観に通じる彼の作品を3つほど掲載しておこうと思うので、お暇な時に観て頂ければ…
【注意】動画から音が出ます!





百音の「能の定例会」に対する思いが描かれたのも良かった

さて、実にゆっくり&ゆったりである。しかし、主人公の未来や将来に繋がる大事なエピソードだから、丁寧に描いているのは良いことだ。

特に今回で良かったのは、「能の定例会」に対する思いが描かれたこと。その成功のために、ただドタバタするのでなく、直前で学んだ「天気予報の仕組み」を思い出して、朝岡に相談し、心配ながらも天気は晴れて、虹が出て。そして、神聖な能舞台。なんか、この流れだけでもドラマチックに見えた。

主人公に関わる脇役たちの紹介のやり方も中々上手いと思う

また、主人公に関わる脇役たちの紹介のやり方についても触れておく。第1回から第3回までは、ほぼ身内の紹介と、朝岡の紹介だけに留めた。そして、この第4回では、診療所の若手医師・菅波光太朗(坂口健太郎)と森林組合の課長・佐々木翔洋(浜野謙太)の紹介を挟んで来た。

まだまだ僅かな情報だが、これをナレーションで済ませてしまうと、呆気ない。でも、多少のクドさはあっても、台詞でやり取りすると、そのキャラクターの人間性が伝わって来る。もちろん、これが、ホームドラマの王道であるのは当然だが…

あとがき

やはり、ち密に計算されていますね、脚本が。しっかりと連ドラであることが認識されて、回を重ねて紡いでいる感じがします。ただ、見る人には「とっとと進め!」と思うかも。でも、私は、これ位でちょうど良いと思います。


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【これまでの感想】

第1週『天気予報って未来がわかる?』
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連続テレビ小説『おかえりモネ』第4回

内容百音(清原果耶)と佐々木(浜野謙太)は、朝岡(西島秀俊)を連れて、森林セラピーへと向かった。ふたりの行動に面食らう朝岡だったが、ふたりのおかげで、楽しい時間を過ごすことに。そんななか、百音のさりげない言動に、朝岡は雨が降るのかもと推測。空の状態や、風向きなどから、天気を予測できることを説明する。しばらくして、朝岡の予想通り、雨が降り出し、百音、佐々木は驚く。同時に、朝岡は、佐々木本人も気...
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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