5月2日は、hide,忌野清志郎,井上堯之の"追悼の日" 「春夏秋冬」を泉谷しげる・小田和正・桑田佳祐・忌野清志郎が歌う神々の饗宴など3つおすすめ映像をご紹介!
「5月2日」は、hide、忌野 清志郎、井上堯之の命日…
私にとって、毎年「5月2日」は、“追悼の日” である。
X JAPANの hideさんが、1998年(平成10年)に亡くなり、RCサクセションの忌野 清志郎さんが 2009年(平成21年)の 5月2日に亡くなり、井上堯之バンドの井上堯之さんが2018年(令和30年)の5月2日に亡くなられた。奇しくも、私の音楽人生に大きな影響を与えてくれた3大ミュージシャンたちだ。
聴けば聴くほど、彼らの偉大さに打ちのめされ、彼らの創造力を羨み、彼らのカリスマ性に感動を覚える…
だから、「5月2日」は、hideさん、忌野 清志郎さん、井上堯之さんの音楽をずっと聴くようになった。聴けば聴くほど、彼らの偉大さに打ちのめされ、彼らの創造力を羨み、彼らのカリスマ性に感動を覚える。
従って、今年の「5月2日」は、敢えて3人は採り上げずに、前日から下書きをしていた『V.A.「筒美京平SONG BOOK」×氣志團「Oneway Generation」 、2枚のトリビュートアルバムから偉大なるヒットソングメーカー筒美京平の魅力を探る』を夕方に投降した。
hideさんが亡くなってから、この曲だけを聴くことが出来ず、母の死をきっかけに安らかに聴けるようになった…
hideさんへの思いは、ちょっとやそっとでは語ることは出来ない。同い年で似たような音楽に影響を受け、同じ中学時代からエレキギターは、hideさんが生前愛用していた “モッキンバード” を40年以上に亘って弾き続けて来た私にとって、そう簡単に思いを文章には出来ない。
でも、いつの日か、hideさんや X JAPANについての熱い思いを書こうと思う。今回は、hideさんが亡くなってから、どうしてもこの曲だけを聴くことが出来なくて、一昨年に母を亡くしたのをきっかけに、なぜか心安らかに聴けるようになった、hideのバラードの名曲『GOOD BYE』のライブ映像をご紹介。
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今回、皆さんに紹介したい映像が、2つある。と言うか、このSTAY HOMEの時間を使って見つけた動画を是非とも紹介したい。
奇跡的な "音楽の神々の饗宴" の映像があった!
1つ目は、1993年(平成5年)7月12日に起こった、死者200人あまりを出した「北海道南西沖地震」の復興のため、泉谷しげるさんが旗揚げ役となって、1993年11月15日に北海道厚生年金会館で開催された「奥尻島チャリティーコンサート」の映像だ。
主催の泉谷しげるさんの大ヒットの名作『春夏秋冬』を、オフコースの小田和正さん、RCサクセションの忌野清志郎さん、そして、サザンオールスターズの桑田佳祐さんの4人が一緒に歌っている貴重な映像だ。
4人の中でダントツに年下な桑田さんが生き生きと歌う…
小田さんと桑田さんが横並びで歌うのも相当貴重な映像だが、この4人の中でダントツに年下なのが桑田さん。もちろん、桑田さんは泉谷さん、小田さん、清志郎さんをリスペクトしていることは公言されているし、動画の歌唱法を聴けば、泉谷しげるさんの影響を受けているのは明白だ。社会風刺する点も類似する。
日本語ロック歌謡の新しいカタチを創出した清志郎と桑田さんのアプローチの仕方を考えてみた
また、日本語ロック歌謡の新しいカタチを創出したミュージシャンとして、忌野清志郎さんと桑田佳祐さんのアプローチは真逆にも見えるし、同志のようにも見える。
例えば、生前の清志郎さんの口癖でもあった「ベイベー」と、桑田さんの歌詞に度々登場する「ウィズ・ユー」は、英語を敢えて片仮名風に歌うことで、心のどこかにある「英語文化と日本語文化の隔たり」を客観視した “照れ” を “茶化し” て、観客との間にプロレスに似た “暗黙のお約束事” みたいな契約を交わした上で、見事に日本語ロック歌謡を成立させた。
日本語ロックの創成期と言えば、内田裕也さんや矢沢永吉さんが思い浮かぶ。でも、彼らの歌や歌詞には研ぎ澄まされたナルシシズムがある。また、細野晴臣さん(はっぴーえんど)や大滝詠一さんの日本語ロックには都会性や文学性や学術性がある。でも、清志郎さんと桑田さんには、(良い意味で)ナルシシズムも都会性も学術性も感じない。
ただただ、ひたすらにエンターテインメントとして、英語文化への憧れと距離感を “照れ” て “茶化し” て歌う。なんか、話が逸れてしまった。とにかく、まずは「奇跡的な音楽の神々の饗宴」の貴重な映像を観て頂きたい。因みに、下記の映像元は同じで、編集が異なるのみ… である。
春夏秋冬【泉谷しげる x 小田和正 x 桑田佳祐 x 忌野清志郎】「奥尻島チャリティーコンサート メッセージソングの日」@北海道厚生年金会館 1993.11.5(貴重映像)
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井上堯之さんは名音楽プロデューサーであり名ギタリスト!
もう1つの映像は、3年前の5月2日に亡くなられた井上堯之バンドの井上堯之さんの生前の映像だ。
井上堯之さんと言えば、萩原健一さんが出演したテレビドラマ『太陽にほえろ!』(作曲は大野克夫氏)、『傷だらけの天使』、『前略おふくろ様』や、西城秀樹さんも出演した『寺内貫太郎一家』、沢田研二さん主演の『悪魔のようなあいつ』など、ミュージシャンが出演するドラマの音楽(劇伴)をたくさん手掛けた音楽プロデューサーでもある。
また、1986年の映画『火宅の人』では日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞。1987年に作曲した近藤真彦さんの『愚か者』では「日本レコード大賞」を受賞した。
井上堯之バンドの名曲「太陽にほえろのテーマ」あれ俺だよ!?
しかし、井上堯之さんと言えば、自らがバンマスを務めた井上堯之バンドの名ギタリストとしての活躍だ。ドラマ『太陽にほえろ』のメインテーマのイントロのエレキギターでの鋭く軽快なカッティングや、『傷だらけの天使』のメインテーマ曲の有名なギターリフの泣きと枯れの絶妙なバランスなど、名演奏を挙げたらキリがない。
今回紹介する動画では、ファンを集めて、「あのリフ弾いてるの、俺だよ」と言いつつ、数々の名リフを聴かせてくれる。また、気さくな性格も見て頂きたい。
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誰もが身を削り、心を削って、生きて、いつかは燃え尽きる…
私は、ミュージシャンやアーティスト、エンターテイナーなどクリエーターと言う人たちは、「“本気” で身を削り、心を削って、人々の魂を癒す “本物” を創っている」と思っている。
しかし、よく考えてみると、普通に生活をしている人たちの中にだって、「“本気” で身を削り、心を削って、仕事をしている」と言い切れる人も、たくさんいると思っている。
そして、全ての人の身体も心も命も、いつかは燃え尽きる。でも、燃え尽きるまで生まれた瞬間から燃え盛る。それが、全ての人へ平等に与えられた運命だ。
人が創出する全てのモノに込められらたエネルギーが、心に沁みわたり、心を揺さぶる
そんな平等に背負っている運命の中で、どれだけ身を削り、心を削って、人々の魂を癒す “本物” を創出するか。その情熱や決意や活気こそ、全ての源(エネルギー)であり、それが、私たちの心を打ち、心に沁みわたり、心を揺さぶるのだと思う。
これは、音楽に限らず、文学や演劇や映像や、いや、全ての “人が創り出すモノ” に当て嵌まるかも知れない。そんなことを、緊急事態宣言下で STAY HOMEの大型連休の最終日に、ふと思った…
※紹介した3つの動画ですが、著作権等の問題で、YouTube側が削除する可能性があります。この記事を読んで動画を見たら、削除されていたら、ごめんなさい。
あとがき
映画やテレビドラマ、本も大好きですが、音楽って、単純に良いですね。私が、音楽理論とやらの造詣に疎いので、ギター譜を買っても結果的に全部 “耳コピ” です(笑) コロナ禍でカラオケにも行けませんし、オジサンになると、あまり大音量でヘッドホンやイヤホンで音楽を聴くのは難聴を促進させます。
なので、出来るだけ家でエレキギターを弾く時はアンプから直で(ご近所迷惑です…)、ヘッドホンとイヤホンはノイズキャンセリング機能を使って、出来るだけ小音量で聴いています。
でも、いつまで経っても色褪せない昔の曲も、今流行りの音楽も、みんな好きです。「音を楽しむ」と言いますが「音で楽になれる」とも思います…
私に音楽の楽しさや演奏する喜びを教えてくれたhideさん、忌野 清志郎さん、井上堯之さんに、謹んで哀悼の意を表します。
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