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イチケイのカラス (第5話・2021/5/3) 感想

イチケイのカラス

フジテレビ系・月9『イチケイのカラス』公式サイト
第5話『初恋のバレリーナが容疑者…』の感想。
なお、原作の漫画、漫画・浅見理都『イチケイのカラス』は、全4巻を既読。br> また、本作は今年3月末、既にクランクアップ(撮影終了)しているため、要望などは基本的に書きません。



坂間(黒木華)は、バレエ団経営者で振付師の楓(黒沢あすか)が1年前にセクハラで解雇した元トレーナー・矢口(松木研也)を突き飛ばして意識不明の重体に陥らせた案件で裁判長を務めることに。所属プリマの恭子(生田絵梨花)は、書記官・石倉(新田真剣佑)の同級生かつ初恋の人だった。一方、食い逃げ事件を担当したみちお(竹野内豊)は坂間に「併合審理」を提案し…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:漫画・漫画・浅見理都『イチケイのカラス』
脚本:浜田秀哉(過去作/絶対零度シリーズ)
演出:田中亮(過去作/医龍、BOSS、コードブルー3、アンサングシンデレラ) 第1,2,4
   星野和成(過去作/ハゲタカ、僕らは奇跡でできている、SUITS/スーツ2) 第3
   森脇智延(過去作/SUITS/スーツ1,2、探偵の探偵、黄昏流星群)
   並木道子(過去作/問題のあるレストラン、いつ恋、モトカレマニア) 4
音楽:服部隆之(過去作/HERO、半沢直樹、ルーズヴェルト・ゲーム、下町ロケット、陸王)
主題歌:Starlight「WGB」

『素敵な選TAXI』と『Shall we ダンス?』へのオマージュ…

冒頭、入間(竹野内豊)の口から「Yってる」とか「分岐点」などの単語が発せられる度に、どうしてもドラマ『素敵な選TAXI』が頭をよぎってしまって。だって、枝分(竹野内豊)がいるだけでなく、「cafe choice」の常連客・標道雄(升毅)も揃っているし。更に、予告編を見た人なら、次回のゲストは、バカリズムさん。もう、完全に狙っている(笑)

その上、今度は最高裁判所判事・日高(草刈民代)が「バレエねえ」とイチケイの部総括判事・駒沢(小日向文世)に対して言うと、「お詳しいんですか?」と問い、日高は「全然」と、映画『Shall we ダンス?』へのオマージュなど盛り込んで。中々、脚本の遊び心が楽しいイントロダックションだった。

第5話の「みちおを見守る会」のメンバーに注目してみた

また、今回の「みちおを見守る会」のメンバーは、3時のヒロインのゆめっち、かなで。

更に、第1話から登場していた「みちおを見守る会」の会長・富樫(明樂哲典)も、しっかり登場。ご存知の方もいらっしゃると思うが、明樂哲典さんは現在は「よしもと」所属の俳優さんだが、元は新田真剣佑さんのお父さん・千葉真一さんが設立したジャパン・アクション・クラブ出身で、舞台の殺陣なども担当した方。

実は、配役も、いろいろ凝った人選になっているのも面白い。

証言と証拠を丁寧に積み重ねた緻密に練られたエピソード!

さて、本編の感想。遂に出ました「併合審理」。その上、現在何かと世間を騒がせている新田真剣佑さん演じる石倉が結構メインのエピソードだ。「併合審理」だけでも、実際の裁判でも珍しい案件を、連ドラの1時間枠に押し込むだけで、結構たいへんで無茶な企画なのに、石倉書記官が証言台に立つと言う珍事まで盛り込んで。

とにかく、脚本が良く出来ていた。一歩間違えれば、難しくなってしまうし、犯人もすぐにわかってしまう。しかし、公判を何度にも分けて、証言を積み重ねて組み立てると言うことを、丁寧に丁寧に、更に緻密に練ったストーリを作り上げた。そのことで、1時間枠の1話完結なのに、2時間サスペンスを見たような満足感が得られた。

裁判官が主人公だから、リーガルドラマとしての視点も新しいし…

バレエ「白鳥の湖」の2通りの結末と"分岐点"を巧みに重ねた

また、今回の全編に通じるバレエ「白鳥の湖」には、2人が湖に身を投げる「バッドエンド(悲劇)型」と、悪魔を打ち倒して呪いが解け現世で結ばれる「ハッピーエンド型」の2通りの結末が公演毎に選ばれることも上手く利用した裁判の結末。

今回のエピソードが面白いのは、食い逃げ事件の被告人・元木次郎(阿南健治)の証言が正しいことが証明されれば、簡単な案件なのに、様々な人物たちを裁判に絡めることで、その人たちの人生が裁判、裁判所が “分岐点” になって、良い方向へ変化させたこと。本作らしい楽しいエピソードだった。

あとがき

考えてみれば。「裁判=分岐点」なんですね。そう思って見ると、また違った面白さを感じました。さて、来週は『素敵な選TAXI』のコンビが登場。楽しみです。

今回、バレリーナ役で 生田絵梨花(乃木坂46)さんが登場しました。先日投稿した『V.A.「筒美京平SONG BOOK」×氣志團「Oneway Generation」 、2枚のトリビュートアルバムから偉大なるヒットソングメーカー筒美京平の魅力を探る』に関して、「筒美京平SONG BOOK」の中で生田絵梨花さんが斉藤由貴さんの「卒業」をカバーしています。


【筒美京平SONG BOOK】生田絵梨花「卒業」/ 斉藤由貴 (cover)


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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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