ネメシス〔全10回〕 (第4話・2021/5/2) 感想

日本テレビ系・日曜ドラマ『ネメシス』(公式サイト)
第4話〔全10回〕『AIという名のもとに』の感想。
名門女子校で美術教師の黒田(水間ロン)が転落死した。自殺だとする警察の見解を疑う同校のカウンセラー・雪村(村川絵梨)の依頼で、アンナ(広瀬すず)は平(柳俊太郎)が担任のクラスに転入生として潜入する。調査時間が制限される中、風真(櫻井翔)の旧知のAI研究者・姫川(奥平大兼)の分析により、黒田と恋仲だと噂される生徒・レナ(河合優実)ら疑わしい4人が浮上する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:入江悠(過去作/映画「SRサイタマノラッパー北関東三部作」、映画「AI崩壊」) 第1,2,3,4話
片岡翔(過去作/映画「町田くんの世界」) 第1,2,3,4話
脚本協力・トリック監修:講談社タイガ(全話)、今村昌弘(第1,3話)、藤石波矢(第2,6話)、周木律、降田天、青崎有吾
総監督:入江悠(過去作/映画「SRサイタマノラッパー北関東三部作」、映画「AI崩壊」)
演出:入江悠(過去作/映画「SRサイタマノラッパー北関東三部作」、映画「AI崩壊」) 第1,2,3話
片桐健滋(過去作/きのう何食べた?) 第1,4話
岸塚祐季(過去作/FLASHBACK 演出助手)
音楽:横山克(過去作/わろてんか、映画「ちはやふる」シリーズ、ドリームチーム)
制作協力:グレデウス(過去作/映画「小説の神様」、映画「今日から俺は!!劇場版」、映画「AI崩壊」)
※作家陣の書き下ろしによる小説版「ネメシス」シリーズが発刊・発売中
毎回、新キャラを登場させる企画が、面白さを削いでいる!
どうやら、毎回だか、数回に一人、新キャラクターと言うか、レギュラーの登場人物が増えるようだ。この企画自体が、本作の “ウリ” のつもりだろうが。しかし、実際は、その “ウリ” が本作の面白さを削ぐ結果になってやしないかってこと。
まだ、女医の上原黄衣子(大島優子)と、道具屋の星憲章(上田竜也)は良かった。基本的に捜査には介入しないから。
しかし、第3話と今回に登場した数学の天才、四葉朋美(橋本環奈)なんて、完全に捜査に介入、いや、むしろ主導権を握って進めたし、キャラが明瞭だから、風真(櫻井翔)とアンナ(広瀬すず)の役割まで奪ってしまって、まるで主人公みたいになってしまった。
最初から数学の天才・朋美を呼べば、済んだ話では?
そして、今回の新キャラは、風真の学習塾講師時代の教え子で、AI開発の天才、姫川烝位(奥平大兼)。でも、終盤で朋美が登場した。だったら、最初から朋美に捜査協力させれば、今回の新キャラ・姫川なんて必要なかったのでは?
特に、第3話は、これまでで最も無駄がなくて良かったのだから、探偵歴30年のベテランのCEO、栗田一秋(江口洋介)と風間とアンナだけにした方が、ドラマとしてのキレも出たような気がする。やはり、登場人物、特にメインで動くキャラクターは少ない方が主人公のポンコツぶりが際立つわけだから。
結局、本作はポンコツの風間とCEOの栗田だけいれば良い
結局、本作はポンコツの風間とCEOの栗田だけいれば良いのだ。そして、二人が出来ない “スキル” を持ったキャラが、毎週「ネメシス」を助けると言う、シンプルな初期設定の方が面白かったと思う。
なのに、探偵事務所ネメシスの調査をサポートする集団だとか、アンナの友だちだとか、次々と投入しちゃうから、もはやアンナの必要性も薄まってしまうし。
だって、今回だって、AIで犯人捜しまで行けるはず。と言うか、行けないとわざわざ依頼した意味がない。サポート集団なのに、鏡に反射した時計すら予測できないAIなんて、ただの時間繋ぎ、時間潰し、客寄せ何とか(自粛)
CEOとアンナが名探偵なら、この程度の事件は3人で解決すべきでは?
アンナがポンコツ探偵を支えるなら、それこそ、CEOとアンナが名探偵なら、この程度の事件、「ネメシス」の3人で解決できないと、そもそも名探偵ではないのでは? 結局、大人の事情で視聴率稼ぎをするために、名探偵、天才探偵と言いつつも、中途半端な探偵にして、サポートメンバーで客寄せしているだけ。なんか、残念過ぎる…
あとがき
毎回、サポートメンバーが登場するなら、アンナは何のために居るのか分かりません。まずは、早期にそこを何とかして欲しいです。って言うか。逆に、CEOとアンナだけの方がスッキリするかも…
管理人・みっきー お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入して頂けます!
|
「楽天市場」からのおすすめ商品や企画
「Amazon」からの最新のお知らせ
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/15475/
- 関連記事
-
- イチケイのカラス (第5話・2021/5/3) 感想 (2021/05/04)
- 連続テレビ小説「おちょやん」 (第106回・2021/5/3) 感想 (2021/05/03)
- ネメシス〔全10回〕 (第4話・2021/5/2) 感想 (2021/05/03)
- ドラゴン桜[2] (第2話/15分拡大・2021/5/2) 感想 (2021/05/03)
- コタローは1人暮らし (第2話・2021/5/1) 感想 (2021/05/02)