桜の塔 (第3話・2021/4/29) 感想

テレビ朝日系・木曜ドラマ『桜の塔』(公式サイト)
第3話『同期を救え!! 裏切り者上司を暴け』の感想。
爽(広末涼子)は拳銃の横流し疑惑を調べる漣(玉木宏)から、自班の班員・高杉(長谷川朝晴)か轟(駒木根隆介)が関与した可能性を知らされ、潔白を証明するため協力することに。漣は亡父・勇仁(岡部たかし)の後輩である高級クラブのママ・志歩(高岡早紀)と情報屋の刈谷(橋本じゅん)と策を巡らす一方で、警務部所属の同期・馳(渡辺大知)の様子がおかしいと気付く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:武藤将吾(過去作/怪盗 山猫、3年A組、ニッポンノワール-刑事Yの反乱)
演出:田村直己(過去作/ドクターX1~6、未解決の女1,2、七人の秘書) 第1,2話
星野和成(過去作/ハゲタカ、僕らは奇跡でできている、SUITS 2)
片山修(過去作/相棒シリーズ、家政夫のミタゾノ4、七人の秘書) 第3話
音楽:村松崇継(過去作/未解決の女 警視庁文書捜査官、昭和元禄落語心中、竜の道 二つの顔の復讐者、70才、初めて産みますセブンティウイザン。)
主題歌:宮本浩次 「sha・la・la・la」
演出家が交代し、更にスリリングな映像に仕上がった
演出が、これまでと全くとは言わないが、かなり違っていたので、クレジットタイトルを見たら、同テレビ朝日の刑事ドラマ『相棒』シリーズを数多く手掛けた片山修氏に交代していた。
ちょっとしたカットや編集が、これまで以上に “ギリギリ見せない” を徹底的に作り込んだ感じだ。お陰で、映像的に、画面から目を離すと、何かを見逃してしまうようなスリリングな映像に仕上がったと思う。
警察組織内での事件に絞り込んだのは良かった
物語としては、前回まで懸念材料だった、マンネリ化の原因になりそうな「証拠を偽造して…」と言うのを止めたのには驚いた。
そして、手柄のご褒美が出世だけでなく、異動を上手く使って、警察幹部組織の闇に、主人公を落とし込むとは。少々強引に見えるが、前述のように、証拠を偽造するパターンでもなく、新しい事件をつくるわけでもなく、飽くまでも警察組織内での事件に絞り込んだのは良かった。
次回から更に踏み込んだ内容になるような予感のエピソード
それに、主人公が出世をした最大の目的は、警察組織内の “不正” や “悪” や “闇” を抹殺することだ。だったら、警察内部の事件を使った方が、主人公の目的を確実に達成しているわけで。その辺も含めて、今回のエピソードは、次回から、更に踏み込んだ内容になるような気がした。
あとがき
第1,2話での主人公は、手柄をあげるためには非合法も何のそのでしたが。第3話の主人公・上條(玉木宏)は警視監・千堂(椎名桔平)に翻弄されるキャラクターも加わって、更に魅力的な主人公になったと思います。
41分頃、睡眠薬を大量に摂取した馳(渡辺大知)が救急車で運ばれて行く地下駐車場のロケ地が、さいたまスーパーアリーナの地下駐車場でした。あそこは、『相棒 -劇場版II- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜』で小野田官房長が刺されたロケ地と同じです。テレ朝の刑事ドラマなので、演出の片山修さんの粋な計らいかも知れません…
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