連続テレビ小説「おちょやん」 (第20週/土曜日版・2021/4/24) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『おちょやん』(公式サイト)
第20週『何でうちやあれへんの』の
『土曜日版』の感想。
※ 本作は、2021/04/14 にクランクアップ(撮影終了)しています。
※ 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を
千代(杉咲花)と一平(成田凌)が中心となった鶴亀新喜劇が道頓堀で旗揚げし、大成功してから1年が経った。昭和25年、鶴亀新喜劇の劇団員たちは1周年の記念興行を行うことになった。しかし、歌劇団出身の灯子(小西はる)が突然、劇団を辞めたいと言い出す。千代は灯子に辞めないように説得するが、灯子は聞く耳を持たない。灯子が辞めるようとしていた理由は、実は一平と何かがあり、劇団に居づらくなったからだった。
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---
朝から1週間ず~っと暗い不倫、それも不倫で妊娠の話の毎日
N「鶴亀新喜劇を旗揚げした千代ちゃんと一平君に波乱が訪れます」
正確には「鶴亀新喜劇を1周年を前にした千代ちゃんに波乱が訪れます」だと思うが。
とにかく、本作は最初から千代(杉咲花)と一平(成田凌)の関係を、脇役以上に深く描いたことがないから、残り1か月を切った週で「ヒロインの離婚」を描かれても、脇役の一人が離婚しただけにしか見えなかった。そこが、そもそもの問題点。その上、朝から1週間ず~っと暗い不倫、それも不倫で妊娠の話の毎日。もう、これが朝ドラか? と思ってしまった。
如何に千代に関するエピソードが「起承転結の「起」と「結」しか描かれてこなかったか
この「土曜日版」を見て分かったのは、やはり、金曜日にあった「千代と一平の回想シーンのダイジェスト版(走馬灯)」が、1週間分のダイジェスト版の中に入ると、余計に、これまでの本作が、如何に千代に関するエピソードが「起承転結の「起」と「結」しか描かれてこなかったことだ。
だから、感動できないし、共感もできない。せめて、千代と一平の夫婦に子どもがいない理由。そこを明確に描いてくれたら、少しは納得出来たかも知れない。
来週は、栗子を"いい人"にする1週間か…
そして、予告編。第19週と第20週の間も「1年の時間経過」があって、モヤモヤしたのに。来週は既に「竹井千代」の名前が世間に浸透している設定のようだから、また1年以上は時間経過するようだ。離婚して、鶴亀新喜劇を辞め、道頓堀を去って、どんな生活を千代が送っていたのかを描くことが、千代の人生を描くことではないのか!?
そして、予告の最後、雨の中で傘をさしていた老女の声が栗子(宮澤エマ)に似ていたような… まあ、とにかく、明るく楽しくやって欲しい。
あとがき
悲しきかな、朝ドラを見て感想を投稿することが習慣になってしまっている私にとって、苦行とは言いませんが、褒めるところが無いのが辛いですね。もう少し、称賛できる部分があれば、良いのにと思います。
また、金曜日の感想に、たくさんのコメントやWeb拍手を頂きました。恐らく、感想文への共感よりも、私への “エール” の数だと受け止めております。
とにかく、『おちょやん』を見続けるのも、コロナに負けないのも、ここからが踏ん張りどころだと思います。一緒に、最終回まで行きますか? 『おちょやん』を見て、モヤモヤしたら次作『おかえりモネ』の公式サイトを見ると、ホッと出来ますよ。
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【これまでの感想】
第1週『うちは、かわいそやない』
1 2 3 4 5 土
第2週『道頓堀、ええとこや~』
6 7 8 9 10 土
第3週『うちのやりたいことて、なんやろ』
11 12 13 14 15 土
第4週『どこにも行きとうない』
16 17 18 19 20 土
『おちょやん よいお年を!』
第5週『女優になります』
21 22 23 24 25 土
第6週『楽しい冒険つづけよう!』
26 27 28 29 30 土
第7週『好きになれてよかった』
31 32 33 34 35 土
第8週『あんたにうちの何がわかんねん!』
36 37 38 39 40 土
第9週『絶対笑かしたる』
41 42 43 44 45 土
第10週『役者辞めたらあかん!』
46 47 48 49 50 土
第11週『親は子の幸せを願うもんやろ?』
51 52 53 54 55 土
第12週『たった一人の弟なんや』
56 57 58 59 60 土
第13週『一人やあれへん』
61 62 63 64 65 土
第14週『兄弟喧嘩(げんか)』
66 67 68 69 70 土
第15週『うちは幸せになんで』
71 72 73 74 75 土
第16週『お母ちゃんて呼んでみ』
76 77 78 79 80 土
第17週『うちの守りたかった家庭劇』
81 82 83 84 85 土
第18週『うちの原点だす』
86 87 88 89 90 土
第19週『その名も、鶴亀新喜劇や』
91 92 93 94 95 土
第20週『何でうちやあれへんの』
96 97 98 99 100
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