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イチケイのカラス (第3話・2021/4/19) 感想

イチケイのカラス

フジテレビ系・月9『イチケイのカラス』公式サイト
第3話『伝説の裁判官が暴走 凶悪犯の愛』の感想。
なお、原作の漫画、漫画・浅見理都『イチケイのカラス』は、全4巻を既読。



ある起訴状を見た駒沢(小日向文世)は、みちお(竹野内豊)を裁判長に坂間(黒木華)と3人での合議制を提案する。それはガラス職人・藤代(岡田義徳)が、ガラス工芸を教える中学生の母親・奈緒(佐津川愛美)に好意を寄せ、その夫・野上(成松修)を殺害し遺体を焼却した案件。実は藤代には18年前に強盗致死の前科があり、無期懲役を求刑された裁判で懲役4年の減刑判決を下したのは、当時裁判長を務めた駒沢だった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:漫画・漫画・浅見理都『イチケイのカラス』
脚本:浜田秀哉(過去作/絶対零度シリーズ)
演出:田中亮(過去作/医龍、BOSS、コードブルー3、アンサングシンデレラ) 第1,2
   星野和成(過去作/ハゲタカ、僕らは奇跡でできている、SUITS/スーツ2) 3
   森脇智延(過去作/SUITS/スーツ1,2、探偵の探偵、黄昏流星群)
   並木道子(過去作/問題のあるレストラン、いつ恋、モトカレマニア)
音楽:服部隆之(過去作/HERO、半沢直樹、ルーズヴェルト・ゲーム、下町ロケット、陸王)
主題歌:Starlight「WGB」

「不検討」と「不検討」の同音異義語から始まるストーリー

最初から字幕表示で見ていたため、表示で「ふけんとう」を、最初は「不検討」で、次に「不検討」と表示されたので、「えっ!? 字幕の間違い?」と思ったら、ここが裁判所から検察への不信感の “肝” になって、ドラマが進むとは思わなかった。そして、今回は大きく2つのことを感想に書きたいと思っているので、読んで頂きたい。

実際に裁判官は"捜査"しないと言う意見があるそうだが

その1つ目は、「ドラマとは言え…」、「フィクションとは言え…」と言うことに関して。先日、こんな話題がネットにあがっていた。

月9「イチケイのカラス」で議論 裁判官は「捜査」しない/芸能/デイリースポーツ online

わざわざ、引用しないので、知りたい方は全文を参照して頂きたい(謝)。概略を説明すると、フジテレビの番組を自局で検証する「フジテレビ批評」で、審議委員の柿沢和幸弁護士が、「裁判官が職権調査をすることはあっても、裁判官のやることに“捜査”という言葉は使わない」と指摘したと言う。

それに対して同番組の後藤博幸プロデューサーは、監修の担当者から「検証はするけれども“捜査する”とは言ってほしくないというのはかなり強く言われた」と語る一方で、「『裁判所主導で捜査します』って言う方がファンタジーとして面白くなると現場一同思い、監修の先生方とさんざん議論した」と。

「ドラマとは言え…」「フィクションとは言え…」について

また、この第3話に於いても、恐らく、「警察の捜査が怠慢で無能過ぎて、リアリティーがない」と言う視聴者も、少なからずいると思う。冷静に見ても、裏付け捜査をきちんとやっていなように見えた。花瓶で殴った傷跡と、鉄製の棚? の角に当たってできた傷跡の違いは、司法解剖で明らかになるはずだから。

と言うことは、警察は被疑者の自供だけで起訴したことになる。だとすると、これも前述の「ドラマだから…」、「フィクションだから…」に当て嵌めると、リアリティーがないから面白味に欠ける… と言うことになる。

「フィクションだから…」と言う容認や面白さを重視するのも必要と思う

しかし、この点に於いては、ちょっと反論がある。そもそも、テレビドラマは “フィクション” なのだ。「現実にはあり得ない」とか「実際には言わない」を杓子定規に当て嵌めていたら、そもそも「人は簡単に人を殺さない」となるし、その他の例を挙げるまでもなく、“フィクション” 自体が成立しなくなる。

その意味でも、まず、前述の「フジテレビ批評」と言う番組は、もっと自社の番組で問題視する必要がある番組を大量生産しているのだから、そちらをきちんと検証、精査して欲しい。

もっと、自由なドラマづくりが可能で容認される世の中でも良いと思う

そして、ドラマを愛する者の一人として、昨今あれこれコンプライアンスがどうこうと、昭和や令和時代には普通に描写させていたことが、NGになっていることにも反論したいし、擁護もしたい。

確かに、テレビドラマは、テレビ局が “情報” として発信する創作物の一つであるから、時代に沿う、時代を反映する、時代に合わせるのは必要だと思う。ただ、その原則をすべてに当て嵌めたら、フィクションであるドラマは益々、型に嵌った似たような作品ばかりになるし、事実、成功作品の焼き直しのドラマが多いのはそのためとも思う。

どうか、冷静にフィクションと言う創作物の存在意義や価値を見て欲しいと思う。

藤代の捜査をした若い刑事の"正義感"が描かれて良かった

さて、今回の感想。今回は、警察が無能であるから成立した内容だ。とは言え、中盤で、ガラス職人・藤代(岡田義徳)の殺人事件を捜査した笹原署の若い刑事・岡崎恵一(水間ロン)が、入間みちお(竹野内豊)に借りた(強引に読まされた?)「誰にでもわかる刑事訴訟法」の本を読んで、「情報提供者の保護、匿名化」について学び、真実を語ると言う展開があった。

このようなエピソードが用意されているから、警察の存在意義も同時に描かれているので、私は一方的に警察が無能に描かれ過ぎ… と言う意見には賛同し兼ねる。また、こう言う若い刑事の正義感を描いた本作を益々応援したくなった。

入間がメインでない放送回もあると言う新たな楽しみが増えた

また、今回はこれまで以上に、序盤での出演者と設定を見ただけで、ほぼ全体像が見えてしまったのは、恐らく皆さんもそうだろう。しかし、私は原作既読だから知ってはいたが、主人公・入間みちお以外、今回なら駒沢(小日向文世)がメインになるエピソードもあるのだ。

このことが、第3話で分かると、次は誰がメインになるのか? を楽しみにする期待感も出て来たと思う。そして、入間が駒沢に裁判官になるきっかけを貰い、駒沢が入間に影響を与え、相互関係にも面白味が増したと思う。

俳優陣の演技、ゲスト俳優の配役も実に上手い!

更に、触れておきたいのは、メインの竹野内豊さん、黒木華さん、小日向文世さんの演技の素晴らしさ。特に今回は、小日向さんの演技の幅の広さだ。

先日まで『70才、初めて産みますセブンティウイザン。』の地上波特別編を見ていたせいもあって。『セブンティウイザン』では表情豊かに高齢で妻が妊娠・出産・育児に奮闘するお父さんを演じていたが、今回では表情豊かなシーンと、まるで無表情のような演技を巧みに使い分けて、物語にメリハリを作っていた。

もちろん、竹野内豊さんは安定した演技力だし、黒木華さんは可愛らしさが加わって来て、坂間と入間の凸凹コンビの面白さが、更に強調された。また、ゲスト俳優さんたちのキャスティングも絶妙。特に、岡田義徳さんと佐津川愛美さんの組合せは、役どころにピッタリだった。

あとがき

本作って、意外と、心に響き、沁みる台詞がありますよね。また、当初から書いていますが、裁判官を主人公としてドラマとして、とても新鮮で楽しく観られています。

ただ、第3話で演出家が交代したために、全体の雰囲気が少々シリアス気味になった上に、テンポの良さが失われたかも。でも、今回のエピソードには、これ位でも違和感はありませんでした。次回は、坂間が裁判官。大いに期待します。


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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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