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連続テレビ小説「おちょやん」 (第16週/土曜日版・2021/3/27) 感想

連続テレビ小説「おちょやん」

NHK総合・連続テレビ小説『おちょやん』公式サイト
第16週『お母ちゃんて呼んでみ』の 『土曜日版』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


昭和12年の夏に始まった日中戦争で日本軍は勝ち続け、日本中が沸いていた。鶴亀家庭劇でも戦争を題材とした愛国ものの芝居が人気となっていた。そんなとき、千代(杉咲花)と一平(成田凌)は新派出身の子役、松島寬治をしばらく預かることになる。寬治に母はおらず、父を亡くしたばかりだった。そんなとき、突然、高城百合子(井川遥)と小暮真治(若葉竜也)が訪ねてくる。驚くことに、二人は結婚しているという。
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---

「二本立て」ならサブタイトルを変えた方が良かったと思う

N「お父ちゃんとの別れを乗り越えた千代ちゃんに 何が訪れるのか?」

最近の「土曜日版」の冒頭での黒衣が言う「今週の見所」が、実に曖昧な表現になっているのが気になっている。だって、今週のサブタイトルは『お母ちゃんて呼んでみ』なのだから、「何が訪れるのか?」ではなく、「息子のような同居人がやって来ました」くらいにしないと、何がメインなのかわからないのでは?

と言うか、恐らく、高城と小暮の部分と「二本立て」だから、こんな曖昧な表現にせざるを得なかったのだろう。だったら、サブタイトルを変えた方が良かったと思うが…

本編より「土曜日版」の方が、千代の寛治への愛情が薄い!?

あと、本放送の時はそれ程は気にならなかったが、「土曜日版」の編集を見たら、まるで、息子のように思っている寛治を、特高の目を高城と小暮からはぐらかせるために “利用” したように見えてしまった。更に、寛治もそれを楽しそうに。これを、千代が「機転が利く」と言って良いのだろうか?

「似た者親子」と言う言い回しがあるが、息子を犯罪に加担させると言う点では、父テルヲと似たようなものではないか。これ、編集のせいだと思うが、寛治を大山社長に突き出すのを含めて、全く千代の寛治への愛情を感じない。本編の方が少しは感じたのに。

なんか、古い知り合いを助けるために息子を利用し、大金も盗ませようとしたようにさえ感じてしまった。これまでは「土曜日版」が本編で納得できなかった部分を補強して来たと思ったが、もはや、それも出来なくなったとは呆れてしまった…

あとがき

予告編…。見内容にしている人もいるでしょうから、内容には深く触れませんが、また先へ進んじゃうの? と言う感じでした。だったら、今週で、もっと鶴亀家庭劇や劇団員たちを描いて欲しかったです。


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【これまでの感想】

第1週『うちは、かわいそやない』
1 2 3 4 5 
第2週『道頓堀、ええとこや~』
6 7 8 9 10 
第3週『うちのやりたいことて、なんやろ』
11 12 13 14 15 
第4週『どこにも行きとうない』
16 17 18 19 20 
『おちょやん よいお年を!』
第5週『女優になります』
21 22 23 24 25 
第6週『楽しい冒険つづけよう!』
26 27 28 29 30 
第7週『好きになれてよかった』
31 32 33 34 35 
第8週『あんたにうちの何がわかんねん!』
36 37 38 39 40 
第9週『絶対笑かしたる』
41 42 43 44 45 
第10週『役者辞めたらあかん!』
46 47 48 49 50 
第11週『親は子の幸せを願うもんやろ?』
51 52 53 54 55 
第12週『たった一人の弟なんや』
56 57 58 59 60 
第13週『一人やあれへん』
61 62 63 64 65 
第14週『兄弟喧嘩(げんか)』
66 67 68 69 70 
第15週『うちは幸せになんで』
71 72 73 74 75 
第16週『お母ちゃんて呼んでみ』
76 77 78 79 80

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連続テレビ小説『おちょやん』土曜版第16週

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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