連続テレビ小説「おちょやん」 (第76回・2021/3/22) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『おちょやん』(公式サイト)
第76回/第16週『お母ちゃんて呼んでみ』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
父のテルヲ(トータス松本)が亡くなって5年、千代(杉咲花)は30歳になった。昭和12年、夏に始まった日中戦争で日本軍は勝ち続け、日本中が沸いていた。鶴亀家庭劇でも戦争を題材とした愛国ものの芝居「頑張れ!集配婆さん」が人気となっていた。千代は一平と相変わらずの二人暮らしだが、鶴亀家庭劇の団員たちを世話し、舞台に出れば大盛況の毎日は、それなりに充実していた。千秋楽、楽屋に戻ると男が部屋を物色していて…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●作:八津弘幸 ●脚本協力:吉田真侑子 ●演出:盆子原誠(敬称略)
第14週から視聴モードを「好意的な解釈」から「様子見」に格下げしております。
今週は未だ子どもに恵まれない千代が中心にホームドラマ?
昭和12年(1937)12月、父のテルヲ(トータス松本)が亡くなって5年、千代(杉咲花)は30歳になった。
サブタイトルが『お母ちゃんて呼んでみ』で、予告編でも見ていたから、予想通りに今週は、未だ子どもに恵まれない千代を中心にホームドラマを描くようだ。まあ、先週を引きずるよりも、5年の時間経過をして、目先を変えるのは悪くないと思う。
寬治 役の前田旺志郎さん、予想以上に脇役なのに際立った!
それにしても、寬治 役の前田旺志郎さん、数々のドラマや映画にも出演し、かつてはお兄さんとお笑いコンビ「まえだまえだ」を結成し、「M-1グランプリ2007」の準決勝に史上最年少で進出した “ボケ担当” と言う経歴の持ち主の若干二十歳。
とは言え、いきなり、あの濃いキャラクターと俳優陣の中に放り込まれた割に、数分間の出演で「一見すると天真爛漫だが、何処か影があるキャラ」であることを、しっかりと演じた。夕食のシーンなんて、千代と一平(成田凌)が力を抜いた演技をしているから、予想以上に脇役なのに際立った。
これ、今回はまだ、“慣れていない設定” だから良かったが、回が進むと千代と一平をより際立つかも? それでなくても、今回は折角舞台のシーンがあったのに千代の出番が描かれないし。まあ、脇役がメインを食ってしまうのは、朝ドラでは良くあること。
ただ、残り2ヵ月を切った今今、先週は脇役の父・テルヲ(トータス松本)に持って行かれ、今週は寛治となると、あまりにも千代が目立たな過ぎるのが気になる…
演出の盆子原誠氏が普通にホームドラマを描いてくれれば…
ただ、演出が先週から交代して、盆子原誠氏になった。千代と弟・ヨシヲ(倉悠貴)の再会劇の週の演出担当だから気は抜けないが。
月曜日を見た限りでは、不必要に千代のアップは多用されないし、劇伴で強引に雰囲気づくりもしないし、普通にホームドラマを描いてくれれば、屈折した寛治の心を千代が解いて一件落着みたいなホームドラマになりそうな気がした。
あとがき
いつぞやの山村千鳥(若村麻由美)が “最初の師匠” として爪痕を残したように、今週の寛治がドラマの中に埋没気味だった千代を表舞台に引き出してくれる役割を果たしてくれるのを期待します。まあ、またドタバタになるとは思いますが、「俄かの母と息子」でホームドラマになってくれたら良いと思います。
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【これまでの感想】
第1週『うちは、かわいそやない』
1 2 3 4 5 土
第2週『道頓堀、ええとこや~』
6 7 8 9 10 土
第3週『うちのやりたいことて、なんやろ』
11 12 13 14 15 土
第4週『どこにも行きとうない』
16 17 18 19 20 土
『おちょやん よいお年を!』
第5週『女優になります』
21 22 23 24 25 土
第6週『楽しい冒険つづけよう!』
26 27 28 29 30 土
第7週『好きになれてよかった』
31 32 33 34 35 土
第8週『あんたにうちの何がわかんねん!』
36 37 38 39 40 土
第9週『絶対笑かしたる』
41 42 43 44 45 土
第10週『役者辞めたらあかん!』
46 47 48 49 50 土
第11週『親は子の幸せを願うもんやろ?』
51 52 53 54 55 土
第12週『たった一人の弟なんや』
56 57 58 59 60 土
第13週『一人やあれへん』
61 62 63 64 65 土
第14週『兄弟喧嘩(げんか)』
66 67 68 69 70 土
第15週『うちは幸せになんで』/b>
71 72 73 74 75 土
第16週『お母ちゃんて呼んでみ』
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