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相棒 season19 (第20話/最終回90分スペシャル・2021/3/17) 感想

相棒 season19

テレビ朝日系・『相棒 season19』公式
第19話/15分拡大スペシャル『暗殺者への招待(後篇)』の感想。




加西(石丸幹二)が殺し屋に狙われているという情報をめぐり、内閣情報調査室の庸子(遠山景織子)から協力を持ち掛けられた右京(水谷豊)と亘(反町隆史)。一方、加西の気まぐれで殺されかけた麗音(篠原ゆき子)は、鑓鞍(柄本明)が衣笠副総監(杉本哲太)に加西の警護を要請した件も含めて、美彌子(仲間由紀恵)に不満をぶつけていた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

●脚本:輿水泰弘/演出:橋本一(敬称略)

とにかく "分かり難い" の一言に尽きる!

最終回を見終えて、いや最終回を見始めてからず~っと感じていたのは、とにかく “分かり難い” の一言に尽きる。

まず、後編とも言うべき最終回の冒頭に、前編の “振り返り” が無かった。一緒に見ていた妻も「え~と、前回どんな内容だっけ?」と言いながら見ていて、画面に加西周明(石丸幹二)が登場した瞬間、二人同時に「ああ、あの話ね」と念を押した位だ。まあ、二人共50歳を過ぎているから物忘れが無いとも言わないが。

せめて、冒頭に “振り返り” くらいは付ける優しさは必要なのでは? だって、本作は長期に亘る人気シリーズなのだから、ファンも高齢化して来ているのは間違いないし…

「手形」なんて、説明&解説不足が過ぎやしないか?

説明不足、いや解説不足の代表例が「手形」。いろんな手形の種類を出しては、裏の手口やらいろいろ描いていた。もちろん、「手形」が持っている機能を使った犯罪であることを巧みに利用したエピソードだから、丁寧に尺を割いて描いているとは解釈できる。

ただ、私のように日常的に「手形」は利用しないし、「手形」自体に詳しくない人は、いくら「裏工作」を丁寧に描かれても、根本の「手形」がわかっていないのだから、昭和的に言えば、チンプンカンプンの人が多かったのではないだろうか。

そもそも、今回の「全4回分」は分かり難い"設定"だから…

なぜ、もっと視聴者に分かり易く描こうと言う制作陣の “配慮” が無かったのだろう?

そもそも、前回と今回のエピソードには、今シーズンの第1話と第2話が絡んでいる。あの第1話と2話も、バーチャル・ゲームや、仮想通貨を使った、「令和時代」らしさを盛り込んだ、やや難しい “設定” だった。その2回分を受けて作られたこの度の前後編なのだから

"内容"よりも"設定"が分かり難いエピソードは、たちが悪い

そう、ここで是非とも言っておきたいのは、“内容” の分かり難さよりも、ドラマに於ける初期の “設定” が難しいのは、手に負えない作品になることが多い。だって、“設定” が分かり易くないと、自身が分って来るまで “内容” が頭に入らないから。

もちろん、“設定” を理解するのには個人差がある。だから、どこまで分かり易く描くのかは大変なのもわかる。

そもそも『相棒』に"今どきの分かり難い設定"が必要か…

でも、この「全4回」にも亘る物語の、「令和時代」らしい雰囲気を醸し出すための “初期設定” が、果たして令和時代の『相棒』に必要か? と言う根本的な問題にも繋がるのだ。

これまでも、正月スペシャルなどで、捜査対象が警察組織そのものだったり、巨大な犯罪集団だったり、所謂 “巨悪” と特命係が対峙する内容の時は、世界観が広いだけで、内容はショボいことが多かった。

それなのに、今回は更に “令和風” を盛り込んだ。お陰で、登場人物は多くなり、難しい設定が多用され、分かり難い脚本と演出で最後まで突っ走った挙句、次シーズンへの “含み” を持たせた曖昧なエンディングでは面白く見られるはずがない。

あとがき

今シーズンの総括もやっておこうと思います。私としては、世間の評判はよろしくない麗音(篠原ゆき子)の採用を始め、かなり斬新なエピソードも幾つもあったし、過去の準レギュラーの登場人物を使ったエピソードもあって、意外と長期シリーズの中で、新鮮なエピソードがたくさんあったことは認めます。

まあ、何だかわからない薄っぺらなのもありましたが。でも、全体的には好印象のエピソードが印象に残っています。

ですから、今回のエピソードも、単純に、もっと視聴者に分かり易く描写していれば、かなり評価は変わったと思います。

ここ最近は、結構斬新で派手目の内容が多かったので、今回はじっくり今どきを描こうとしたとしても、分かり難ければ元も子もないような。バーチャルと室内の会話劇の最終回。コロナ禍での撮影ゆえに、こうなったとしても、“設定” だけはどうにでもなったでしょうに…



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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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