ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平― (第10話/最終回・2021/3/13) 感想

青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―

関西テレビ制作・フジテレビ系・火9ドラマ『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』公式
第10話/最終回『さよなら嶋田隆平…最後に伝える言葉は』の感想。
なお、原作の漫画、佐々木充郭「スクールポリス」(ポプラ文庫)は、未読。
また、本作は昨夏に全話を撮影終了しているため、要望などは基本的に書きません。



木島(高橋克実)が岡部(遠藤雄弥)に銃撃された。逆恨みと思われたが、隆平(藤原竜也)は1年前の事件の真相を暴いた自分こそが狙われるはずだと違和感を覚える。その一方で、普段は接点がない美月(米倉れいあ)と香澄(鈴木梨央)が同じ高校への進学を希望していると知り、事件についてある仮説にたどり着く。同じ頃、涼子(真木よう子)は三者面談で、真面目な香澄の意外な一面を知る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:漫画佐々木充郭「スクールポリス」(ポプラ文庫)
脚本:大石哲也(過去作/遺留捜査シリーズ、満願) 第1,2,4,7,9,最終
   山岡潤平(過去作/家政夫のミタゾノ1,3,4) 第3,5,8
   小島聡一郎(過去作/俺のセンセイ) 第6
演出:国本雅広(過去作/デカワンコ、保育探偵25時、カンナさーん!) 第1,2,5,7,9,最終
   白川士(過去作/ドクター調査班、遺産相続弁護士 柿崎真一) 第3,4,6
   高橋貴司(過去作/家族の旅路、限界団地) 第8
音楽:菅野祐悟(過去作/半分、青い。、シャーロックUS,テセウスの船、危険なビーナス)
主題歌:追い風/SHE’S

陰で暗躍していたのは"自分さえ良ければ"と言う安直な言動

前回の感想で、最終回に期待するのは「本当に陰で暗躍していたのは○○なのか?」と、敢えて、「誰」とも「なに」とも書かなかったのには理由があった。

そして、この最終回で、スクールポリスと言う存在を必要枠とさせたのが、生徒や教師、子どもや大人たちに内在する “自分さえ良ければ…” と言う考え方であり、安直な言動であることが、描かれたのは良かった。

盛り込み過ぎで、かなり強引なまとめになったのは残念だが

さて、最終回としては、かなり強引なまとめ方にはなったが。と、思ってしまわせてしまったのが、前々回でかなり濃厚に本作の “縦軸” である、「香里(明日海りお)の死の真相を解く」をやった後に、前回では生徒のこと、そして最終回は、 生徒と教育委員会と “縦軸” を絡めたエピソードにしたことだ。流石に、盛り込み過ぎでは?

不要だと思っていた"縦軸"だが…

ただ、前回までは “縦軸” は、本作には不要だと思っていた。“縦軸” が無い方が、スクールポリスの存在の是非を問う教育ドラマとして、現在の学校が抱える様々な問題を描く学園ドラマとして、そして、新しい警察ドラマとして、簡単に成功するように思ったから。

「嶋田隆平」と言う人間のヒューマンドラマとして見ると…

しかし、最終回の嶋田(藤原竜也)が涌井美月(米倉れいあ)と尾崎香澄(鈴木梨央)に言った “お説教” と、津村(真木よう子)がマスコミに言った “演説”、そして、結果的にスクールポリス制度は廃止されると言う結末を考えると…

後出しじゃんけんなのは気になるが、香里が大学受験をし直したエピソードは “お説教” にはあった方が良かったし、本作のタイトルにも入っている「嶋田隆平」と言う人間のヒューマンドラマとして見ると、“縦軸” はあっても良かったと思う。

ただ、惜しむらくは、脚本上で “縦軸” をあまりにも切り刻み過ぎたこと。もう少し上手く盛り込めば、また違った印象になったと思う。

あとがき

ラスボスだと思っていた美月と香澄(鈴木梨央)が、意外にあっさり反省した上に、何となく “お説教” だけでお咎めなしなところとか、最後の最後まで真木よう子さんの滑舌が悪かったなあとか、いろいろツッコミどころはありましたが…

とにかく、主演の藤原竜也さんが警官の制服を着て説教する「嶋田龍平」のカッコ良さと説得力のスゴさで、最終回まで面白く見ることが出来ました。

また、「スクールポリス制度」と言うものを、現実的な存在として必要であるかどうかを、考えるきっかけをくれた点でも本作を評価したいです。是非とも、続編を見たい。そう思わせてくれた好きなドラマでした。

DVD BOX の発売が決定しています。Amazon と楽天市場では「購入特典」が異なりますので、ご購入の際はよ~くお確かめの上、ご購入下さい。


管理人・みっきー お薦めする商品を、Amazonから安心して ご購入して頂けます!


管理人・みっきー お薦めする商品を、楽天市場から安心して ご購入して頂けます!


管理人・みっきー お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入して頂けます!



〔お願い〕
読者の皆様も大変な状況とは思いますが。コロナ禍で仕事激減の折、勝手なお願いで恐縮でございますが、Amazon楽天市場からお買い物する際は、当blogのリンク経由で買って下さると、皆様のおかげで私にポイントが貯まる上に、何よりもブログを書き続けるモチベーションアップになります。引き続き、皆様のご協力をお願い申し上げます。 m(_ _)m


「楽天市場」からのおすすめ商品や企画


「Amazon」からの最新のお知らせ

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング



★本家の記事のURL →  https://director.blog.shinobi.jp/Entry/15302/


【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

青のSP-学校内警察・嶋田隆平- 最終話

木島(高橋克実)が岡部(遠藤雄弥)に撃たれます。 1年前の事件が表沙汰になって、すべてを失った岡部が、木島を逆恨みして犯行に及んだと思われましたが、隆平(藤原竜也)は、本来なら事件を暴いた自分が狙われるはずなのに、何かおかしいと違和感を覚えます。 一方、普段はまったく接点のない美月(米倉れいあ)と香澄(鈴木梨央)が、揃って同じ学校へ進学を希望していることを知った隆平は、以前に図書館で見た...

青のSPー学校内警察・嶋田隆平ー 第10話(最終回)

内容木島(高橋克実)が岡部(遠藤雄弥)に撃たれたと三枝(山田裕貴)から連絡を受けた嶋田(藤原竜也)1年前の事件が表沙汰になったことを逆恨みしたためと思われたが、嶋田は、違和感を抱く。本来なら暴いた嶋田こそ襲われて良いハズなのに。。と。一方で、1年前の事件に関わった涌井美月(米倉れいあ)が、設定が無い尾崎香澄(鈴木梨央)と親しくしていただけでなく。1年前の事件で、尾崎香澄も関わっていた可能性を...

青のSP―学校内警察・嶋田隆平― 最終回「さよなら嶋田隆平…最後に伝える言葉は」

本ドラマは、警察官が学校に駐在する、という、大胆な仮想設定のもと。SNSトラブルや生徒の薬物疑惑、教師のハラスメントなど学校の闇をあぶり出し、教師、生徒を問わず法に触れれば容赦なく逮捕する姿を描く、原作は、佐々木充郭『スクールポリス』で、学園エンターテインメント前回の毒親エピソードは、かなり話題になった模様、ですね。今回は、事件の全貌が明らかになり、嶋田と岡部が、死闘!のクライマックス。主人...

青のSP ―学校内警察・嶋田隆平― #10 最終回

『さよなら嶋田隆平…最後に伝える言葉は』
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: