監察医 朝顔[2] (第18話・2021/3/15) 感想
![監察医 朝顔[2]](https://blog-imgs-140.fc2.com/d/m/e/dmesen/asagao2_2020_dra.jpg)
フジテレビ系・月9『監察医 朝顔[2]』(公式)
第18話『ラスト2話!まさかのあの人が重要参考人!父の記憶は…』の感想。
なお、原作の漫画、香川まさひと 画・木村直巳 監修・佐藤喜宣「監察医 朝顔」は未読。
平(時任三郎)やつぐみ(加藤柚凪)と共に浩之(柄本明)を送った朝顔(上野樹里)は、浩之が朝顔の結婚式のために礼服を用意していたことを知る。一家殺人事件を調べる桑原(風間俊介)は思いがけない人物と組むことに。法医学教室には投身自殺をしたと思われる女性の解剖依頼が入った。妊娠中のため解剖には携わらず、現場確認に出向いた朝顔は、転落場所を不審に思う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:香川まさひと 画・木村直巳 監修・佐藤喜宣「監察医 朝顔」
脚本:根本ノンジ(過去作/監察医 朝顔1、相棒シリーズ、フルーツ宅配便)
演出:平野眞(過去作/監察医 朝顔1、モンテ・クリスト伯、ガリレオ、シャーロックUS) 第1,2,5,7,9,11,14,17話
阿部雅和(過去作/監察医 朝顔1、婚活刑事の第8話のみ) 第3,4,8,10,13,15,18話
三橋利行(過去作/コンフィデンスマンJP、トレース) 第6,新春SP,12,16話
音楽:得田真裕(過去作/監察医 朝顔1、家売るオンナシリーズ、アンナチュラル、インハンド)
主題歌:折坂悠太「朝顔」(Less+ Project)
いつもより本音で書こうと思う!
どうやら、私の本作への感想への反応があまりないので、2クールを最終回直前回まで見た自分へのご褒美として、いつもより本音で書こうと思う。最終回は、最終回の総括があるから…
なぜここまで主人公に監察医の仕事をさせないのか?
まず、なぜここまで主人公に監察医の仕事をさせないのかが理解出来ない。
いや、要は娘の “つぐみ” で視聴率稼ぎをしたいから(?)、何とか主人公に仕事をさせずに、家にいる時間を多くする必要があるわけだ。でも、祖父を退場させると言う展開を盛り込んだために「大じいじ」と言わせる場面が作れず、そのために今度は妊娠させることにした。これなら、また家にいる時間が増えるから。
でも、ここまでやってしまうと、完全に主人公が主人公に見えない。今回なんて、殆ど仕事をしていないのに、手柄だけは強引に主人公へ与えたてしまうから、もはや、ストーリー全体が不自然だらけ。
私の憶測の域を出ないが、恐らく、主演の撮影時間が多く割けないとの “大人の事情” が働いていると勝手に推測するが、それなら、最初から仕事を請けないか、“大人の事情” を踏まえて、1クールにしておけば良かったと思う。
他にも、おかしい部分に愚痴を言ってみる…
それと、「大じいじの葬式」だが、なぜ桑原くんは出席させなかったのだろう。どうも、本作は、万木家のくだりでは、肝心な時はいつも他人扱い。折角、強引に “いい家族アピール” を押し付けて来たのだから、最期のお別れくらい参加させたら良かったのに。
ついでに、ドラマに深刻さを持ち込みたいのか知らないが、平さんの痴呆の進行が早過ぎるような。それと、朝顔ら女性陣のファッションが、なんか “モード” を意識し過ぎて(先日は光子が長いネックレスとか)、現実味が乏しい。それと貴重な “蟻” を利用して、自死行為を美化するのもどうかと思う。
そして愚痴ついでに。予告編を見たが、結婚式を「3月11日」と言うのも、なんだかなぁと思う…
あとがき
結局、つぐみが誕生してから、子役で視聴率を稼ぐ、ただのホームドラマになってしまったんですね。だから、主人公の監察医としての活躍より、ママとしての子育てを描いた方が得策となり、でもタイトルにも「監察医」とあるから、最後の “手柄” だけ主人公にプレゼント。だから、監察医ドラマとしての見所が無いってことですね。
ああ、今回は言いたいこと書いてスッキリしました。で、この状態で、最終回は「特別編」で “30分” も拡大ですか…
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