モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~ (第7話・2021/3/13) 感想

テレビ朝日系・土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』(公式)
第7話『兄失踪…声が消える!?』の感想。
萌子美(小芝風花)に居場所だった生花店を奪われたと憤る俊祐(工藤阿須加)が家出。SNSでの本音も知った千華子(富田靖子)や伸寛(田辺誠一)が驚く中、店では、涼音(水沢エレナ)が俊祐の不在は自分が別れると言ったせいだと誤解する。俊祐が戻るまで店を守ろうと決めた萌子美は、観(橋爪功)に協力を仰ぎ、俊祐の仕事を買って出る。一方、車で過ごす俊祐の元に佑矢(加藤清史郎)が現れる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:橋部敦子(過去作/朝ドラ「ファイト」、僕らは奇跡でできている、僕の生きる道シリーズ)
演出:竹園元(過去作/私のおじさん、セミオトコ、真夏の少年) 第1,2,5,6話
常廣丈太(過去作/BG~身辺警護人~1,2、緊急取調室1,2,3) 第3,4話
鎌田敏明(過去作/やすらぎの郷(監督補)、妖怪シェアハウス(スケジュール担当)) 第7話
音楽:森英治(過去作/越路吹雪物語)
音楽プロデュース:S.E.N.S. Company(過去作/トットちゃん!)
主題歌:GENERATIONS from EXILE TRIBE「雨のち晴れ」
劇伴はメルヘンチックだが、内容は "ほぼ" オカルト!
それまでの萌子美(小芝風花)は “花の声” が聞えて、それに忠実にしないから色鮮やかな花が “灰色” になったのに、兄・俊祐(工藤阿須加)の園芸用ハサミを持った途端に、兄が作るフラワー・アレンジメントが作れちゃうって、劇伴がメルヘンチックだから誤魔化しているが、ほぼオカルトになってしまった第6話。
唐突にハサミを持ったら兄の感性が憑依してビックリ!
ハサミを持つとハサミを持っている人の感性が憑依するのも、これまで描かれなくて唐突だし、憑依したらしたで今度は花の声は気にならなくて作業できるって、なんか完全に辻褄が合っていないような。まあ、自分は花の声を聞いてアレンジメントを作りたいのに、やりたくない方法で作ったから疲れて帰宅したと好意的に解釈することも出来るが。
登場人物たちが相当に神経が図太いのか、自分のことしか…
それにしても、登場人物たちが相当に神経が図太いのか、自分が相手からどう思われているのか全く気にしている様子が無く、ただただ可愛いのは自分だけと言う妙な世界観が、徐々に違和感が増加して来て、一体、本作が何を描きたいのか、益々、闇になって来てしまった…
あとがき
萌子美の「モノの声が聞こえる」と言う特殊能力が無くなったようです。終盤の映像では、無くなったことが惜しい… みたいな描写になっていましたが、そもそもその特殊能力があるから幼少期から苦悩して来たのでは? だったら、一時的に不安はあっても、むしろ前向きになっても良さそうな。
とは言え、何となく雰囲気重視のメルヘンドラマとしては、それなりに出来ていますが、当初のようなヒューマンドラマからはだいぶ離れましたね。
Wikipediaを見たら、今作は最終回が4月3日の「全10話」になっていました。この状況で、残りの3話をどう展開するのか?
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【これまでの感想】
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