知ってるワイフ (第10話・2021/3/11) 感想

フジテレビ系・木曜劇場『知ってるワイフ』(公式)
第10話『夫婦だった事を告白 全てを失い過去へ戻る最後のチャンス到来』の感想。
なお、原作の韓国ドラマ「知ってるワイフ」は、未鑑賞。
また、本作は昨秋に全話を撮影終了しているため、要望などは基本的に書きません。
澪(広瀬アリス)は元春(大倉忠義)の言葉に混乱し、彼の行動を思い返す。過去を反省する元春は、ただ澪の幸せを願っていた。津山(松下洸平)は仕事でミスを連発する元春が気になる。一方、小池(生瀬勝久)は宇宙関連の新聞記事に反応。同じ頃、久恵(片平なぎさ)も不思議なことを口にし、「あんたも行かないと」と澪を促す。そんな中、秀彦(山田明郷)が元春に紹介した融資先が倒産し…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:韓国ドラマ「知ってるワイフ」
脚本:橋部敦子(過去作/僕らは奇跡でできている、フリーター家を買う、僕の生きる道シリーズ)
演出:土方政人(過去作/大貧乏、明日への約束、SUITS/スーツ1のみ) 第1,2,5,8話
山内大典(過去作/サイレント・ヴォイス、海月姫、ストロベリー・サーガ) 第3,4,7,10話
木村真人(過去作/主人公 (配信ドラマ)、絶対零度[4]) 第6,9話
音楽:河野伸(過去作/おっさんずラブ、恋はつづくよどこまでも、天使にリクエストを)
主題歌:キミトミタイセカイ/関ジャニ∞
「3.11」から、ちょうど10年目のその夜に。運命的なものを…
「3.11」から、ちょうど10年目のその夜に、「誰でも 取り戻したい過去がある」と言うドラマを(偶然だと思うが)放送するのも、良いか悪いかと言うより、何か運命的なものを感じながら見た『知ってるワイフ』の最終回直前の第10話。
次回の最終回のために広げた風呂敷を丁寧に畳み始めた…
内容としては、次回の最終回のために広げた風呂敷を丁寧に畳み始めた… と言う感じだろうか。
“何度やり直しても周囲を不幸にする男” を自分を決め付けた元春(大倉忠義)の決断。“運命の男性と一緒に居たいと願う女” であることが、母・久恵(片平なぎさ)との母子関係で察した澪(広瀬アリス)の決断。この2つの決断が、最終回の見所であるのは間違いなさそうだ。
更に、「世界観へ感情移入して楽しむドラマ」が際立った!
また、個人的には、一気に「SFチック」なドラマになって興味関心が再び湧いて来た。それ故に、恋愛ドラマ、結婚ドラマであれば “復縁” と言うのが最も妥当な着地点だと思うが、そこが全く見えて来ない。
前回の感想にも書いたように、本作は「自分だったら、どの選択肢を取るか?」を考えながら、登場人物ではなく、世界観へ感情移入して楽しむドラマだ。その部分が、前回よりも、更に際立ったと思う。
あとがき
録画を二度見て、感じたことを率直に書きます。
澪の母・久恵が「誰でも 取り戻したい過去がある」と言いました。確かに、私にも “やり直したい過去” や “取り戻したいもの” があります。でも、現実の世界に “タイムスリップ” はありません。だから、過去を変えて現在と未来を変えることは不可能です。
でも、過去に戻ったつもりで、今からやり直して、取り戻せるもの、更には、新たに得るものもあるのではないでしょうか。そう考えると、見ている一人ひとりが「脳内タイムスリップ」を思い描かけば、今を変えることで未来も変えられる… と言うメッセージを本作から受け取りました。どんな結末になるのか楽しみです。
※原作を鑑賞済みの方、コメントはネタバレ厳禁でお願いします。
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【これまでの感想】
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