オー!マイ・ボス!恋は別冊で (第8話・2021/3/2) 感想

TBS系・火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(公式)
第8話『彼氏ができたらやりたい10の事』の感想。
会社の吸収合併と「MIYAVI」廃刊の危機に際し、麗子(菜々緒)と部員達は小さな会社が開発した化粧品を有名ブランドとコラボさせる企画で逆転を狙う。コラボ先社長・磯辺(近藤芳正)の紹介文を任され、張り切る奈未(上白石萌音)。一方、潤之介(玉森裕太)は実家の大企業を継ぐ決意を固めていた。そんな折、写真週刊誌に麗子のパワハラを告発する記事が載ることが判明する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:田辺茂範(過去作/参道高校合唱部!、トクサツガガガ、インハンド、美食探偵明智五郎)
演出:田中健太(過去作/半沢直樹、小さな巨人、陸王、下町ロケット) 第1,2,5,8話
石井康晴(過去作/花より男子シリーズ、テレウスの船、逃げるは恥だが役に立つ) 第3,6話
山本剛義(過去作/凪のお暇、コウノドリ2、私の家政夫ナギサさん)) 第4話
井村太一(過去作[演出補]/インハンド、恋はつづくよどこまでも) 第7話
主題歌:Luv Bias/Kis-My-Ft2
残り2話のため、盛り込んで来たことをまとめ始めた第8話
Wikipediaを読んだら、「全10回」と書かれていたので、残り2話。と言うことで、最終章と言うよりは、残り2話のために、あれこれと盛り込んで来たことを、まとめ始めた。そんな第8話だったように思う。まあ、先が読めない展開と言う意味では、いい感じで、次に繋げたのではないだろうか。
これまでの主人公の仕事上の成長を曖昧だったから…
ただ、あまりにも “まとめよう” としたために、主人公の仕事上での成長の描写がこれまで曖昧だったことが影響してしまって、コラボ先の社長・磯辺(近藤芳正)の前での、麗子(菜々緒)の行動を先読みして張り切る奈未(上白石萌音)なんて、かなり強引に見えてしまった。
これまで、もう少し仕事上での成長を描いていれば、今回なんてナイスプレーに見えたと思う。まあ、過ぎたことに言ってもしょうがないが。
ここへ来て急に「廃刊」を持って来たのは強引過ぎたかも?
これ、「廃刊」と言うのを、ここへ来て持って来たのも、主人公が仕事上で成長したように見えない要因の一つになっていると思う。
「廃刊」になってしまうと困るから頑張る… では、困るのだ。「もっと売れるように」とか「編集長に認められたい」とか、そう言う主人公の内面から出て来る “やる気” の “結果” でないと、成長には見えないのだ。だから、パワハラ記事が嘘であることを証明するために頑張った… と、するだけで良かったのだ。
予想していた以上に、奈未と麗子の両方に焦点が当たって…
あと、今回で更に、予想していた以上に、奈未と麗子の両方に焦点が当たって描かれている点だ。そのお陰で、主人公の仕事と恋愛のバランスが壊れているし(序盤の会議のシーンとか)。
やはり、主人公が奈未であるなら、もっと、奈未の “仕事も恋も” 欲張りなところを描いても…。でも、それをやってしまうと、「人並みで普通の幸せを手にしたいという今どきの安定志向の持ち主」と言う奈未の初期設定が崩れてしまう。崩れないようにするには、やはり、「麗子のように仕事ができる人になりたい」をもっと盛り込むべきだったのだと思う。
あとがき
かなり “胸キュン要素” を取り入れている割に、私には意外と胸キュンドラマには見えないんですよね。だから、こうして第8話まで感想を書き続けているわけです。むしろ、オジサンがキュンとするのは、涼太(間宮祥太朗)。それと、玉森裕太さんの清潔感もいいなぁと。
まあ、いろいろな視聴者層が楽しめるドラマになっているから、視聴率が毎回10%越えなのかも知れません。
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