天国と地獄 ~サイコな2人~ (第7話・2021/2/28) 感想

TBSテレビ系・日曜劇場『天国と地獄 ~サイコな2人~』(公式)
第7話『サラバ愛しき関係! 明らかになる正体!?』の感想。
なお、本作のモチーフとなった奄美大島に伝わる「月と太陽の伝説」(参考)は、既知。
日高(高橋一生)の姿の彩子(綾瀬はるか)は、日高の共犯者と思われる「クウシュウゴウ」の正体が「アズマサクヤ」なのか確かめるため、身柄を確保しようと考える。一方、彩子の姿の日高は「東朔也」の生死を調べていた。そんな中、彩子が陸(柄本佑)とクウシュウゴウが現れる歩道橋を見張っていると、そこに日高が来る。彩子は日高に接触し、アズマサクヤについて質問をぶつける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
モチーフ:奄美大島に伝わる「月と太陽の伝説」
「日本昔話記録12 鹿児島県喜界島昔話集」
脚本:森下佳子(過去作/義母と娘のブルース、JIN-仁-、ごちそうさん、天皇の料理番)
演出:平川雄一朗(過去作/義母と娘のブルース、JIN-仁-、天皇の料理番) 第1,2,5話
青山貴洋(過去作/下町ロケット2、インハンド、グランメゾン東京) 第3,6話
松木彩(過去作/下町ロケット2018、グッドワイフ、半沢直樹2020) 第4,7話
音楽:髙見優(過去作/義母と娘のブルース、仰げば尊し、お迎えデス。、べしゃり暮らし)
主題歌:手嶌葵「ただいま」(ビクターエンタテインメント)
一気に進み過ぎ感は否めないが、お楽しみは先送りした!
全10話程度と考えれば、最終章突入のための助走として、これ位に情報を多めに出さないと、全てが後出しじゃんけんになってしまうから、一気に進み過ぎ感は否めない。でも、そもそもの結末、着地点自体は全く分からないから、上手くお楽しみを先送りしたと思う。
もう少し、後半でも八巻を刑事として動かして欲しかった…
ただ、ちょっと惜しいのは、折角、序盤では陸(柄本佑)と八巻(溝端淳平)が良い感じにバディになっていたのに、中盤から八巻の出番が少なくなったこと。やはり、彩子(綾瀬はるか)の姿の日高(高橋一生)は “警察官” なのだから、何か捜査らしきことをさせた方が刑事ドラマとして普通に思ってしまった。
脚本と演出で、巧みに視聴者を焦らすのが成功している!
でも、全体的には、新たな登場人物を出して来て、隠れていた部分を見せつつ、見せたことで更に隠れた部分も出来て、脚本と演出が、巧みに視聴者を焦らすのが成功しているのは間違いない。1時間、それをやり続けたのは凄いと思う。
あとがき
俳優陣の魅力を残しつつ、演じている役柄の魅力も引き出して、更に謎解きドラマとしても面白味を出すのは、なかなか同時にやるのは難しいと思います。でも、本作はちゃ~んとやっていますね。出演者のファンだけでなく、きちんとドラマのファンも増やしているようにも感じますし。
正直、森下佳子さんがオリジナル脚本で、ここまで作り込んで来るとは思わなかったので、そこも良い意味で驚きです。次回にも期待します。
管理人・みっきー お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入して頂けます!
|
「楽天市場」からのおすすめ商品や企画
「Amazon」からの最新のお知らせ
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/15228/
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
- 関連記事
-
- 連続テレビ小説「おちょやん」 (第61回・2021/3/1) 感想 (2021/03/01)
- 君と世界が終わる日に (第7話・2021/2/28) 感想 (2021/03/01)
- 天国と地獄 ~サイコな2人~ (第7話・2021/2/28) 感想 (2021/03/01)
- モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~ (第5話・2021/2/27) 感想 (2021/02/28)
- 六畳間のピアノマン〔全4回〕 (第4話/最終回・2021/2/27) 感想 (2021/02/28)