オー!マイ・ボス!恋は別冊で (第7話・2021/2/23) 感想

TBS系・火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(公式)
第7話『一発逆転! 世界で一番君が好き!』の感想。
麗子(菜々緒)が宇賀神(ユースケ・サンタマリア)から「MIYAVI」存続の条件を知らされる中、奈未(上白石萌音)の母・真未(宮崎美子)、父・義郎(橋爪淳)、妹・多未(山之内すず)が熊本から上京。家族は奈未が健也(犬飼貴丈)と交際中だと思っているが、奈未は現状を言い出せない。そこへ潤之介(玉森裕太)がやって来て、奈未と口論に。真未は「娘をたぶらかすな」と潤之介を追い払う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:田辺茂範(過去作/参道高校合唱部!、トクサツガガガ、インハンド、美食探偵明智五郎)
演出:田中健太(過去作/半沢直樹、小さな巨人、陸王、下町ロケット) 第1,2,5話
石井康晴(過去作/花より男子シリーズ、テレウスの船、逃げるは恥だが役に立つ) 第3,6話
山本剛義(過去作/凪のお暇、コウノドリ2、私の家政夫ナギサさん)) 第4話
井村太一(過去作[演出補]/インハンド、恋はつづくよどこまでも) 第7話
主題歌:Luv Bias/Kis-My-Ft2
描くことが多過ぎるために恋バナ以外が"薄まった"のが残念
前回の感想で、本作のタイトルには『恋は別冊』でとあるが、ドラマの方向は「恋は本紙で、仕事は別冊で」と言う感じに進むことが明確に見えた… と、書いた。
しかし、今回に至っては、「仕事は別冊で」の部分も「オー!マイ・ボス!」の部分も、ほぼ無くなって…。いや、無くなったのではなく、描くことが多過ぎるために、恋バナ以外が “薄まって” しまったのだ。
もっと、奈未が仕事を頑張っているように見せるだけでも…
やはり、本作でよろしくないのは、主人公にとっての “恋愛と仕事” の重要性や、プライオリティーのアンバランスさであり、それが、私はともかく、主人公に自分を投影して恋愛ドラマを楽しみたい視聴者層に受け入れられるのかなぁ… と。
なぜなら、前述のように、本作は描くことが多過ぎるため、主人公がタイトルのように「まず仕事、そして、折角イケメン2人に告白されたから恋愛も頑張る人」のように映っていないから。なんか、「仕事も恋愛も中途半端な人」に、私には見える。もっと、仕事を頑張っているように見せるだけで、だいぶ違ってくると思うのだが…
奈未を一種の"八方ふさがり"状態に追い込んだのは良かった
ただ、ドラマの方向性としては、仕事パートは置いておいて、恋バナについては、いよいよ最終回に向けて、まとめが始まっているような気がした。
前回までは、奈未(上白石萌音)の周囲に “高い壁” があっただけなのに、今回は潤之介(玉森裕太)には奈未の家族からプレッシャーみたいなのを加え、更に中沢(間宮祥太朗)の思いも描いて、奈未を一種の “八方ふさがり” 状態に追い込んだ。これは、これで良かったと思う。
あとがき
既に第7話まで進んでいるので、「恋バナだけ」にするのは無理でしょう。
でも、折角、ボスとの関係もあるのですから、何とかボスのために仕事を頑張る姿を強調しつつ、恋愛については頑張るのでなく、奈未の母・真未(宮崎美子)が言っていたように、出会い(告白されたこと)から恋愛を丁寧に育てていくような雰囲気にしたら、応援したくなる主人公になるのではないでしょうか…
とは言え、今回はイケメン2人と菜々緒さんの颯爽と歩くカットが多めだったので、そちらをお目当ての視聴者には満足感が高かったと思います。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/15211/
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