監察医 朝顔[2] (第15話・2021/2/22) 感想
![監察医 朝顔[2]](https://blog-imgs-140.fc2.com/d/m/e/dmesen/asagao2_2020_dra.jpg)
フジテレビ系・月9『監察医 朝顔[2]』(公式)
第15話『最終章家族の時間編!万木家のお正月・・・』の感想。
なお、原作の漫画、香川まさひと 画・木村直巳 監修・佐藤喜宣「監察医 朝顔」は未読。
遺体を生前の姿に近づける‘エンバーマー’の茶子(山口智子)が、海外で自殺と断定された男性の遺族から再解剖を頼まれる。男性の娘である優香(菅野莉央)は、強行犯係の森本(森本慎太郎)の友人。朝顔(上野樹里)は、現地での話から自殺に対して不信感を抱いた優香の依頼を受けることになる。一方、平(時任三郎)と再び同居する万木家に桑原(風間俊介)の両親がやって来る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:香川まさひと 画・木村直巳 監修・佐藤喜宣「監察医 朝顔」
脚本:根本ノンジ(過去作/監察医 朝顔1、相棒シリーズ、フルーツ宅配便)
演出:平野眞(過去作/監察医 朝顔1、モンテ・クリスト伯、ガリレオ、シャーロックUS) 第1,2,5,7,9,11,14話
阿部雅和(過去作/監察医 朝顔1、婚活刑事の第8話のみ) 第3,4,8,10,13,15話
三橋利行(過去作/コンフィデンスマンJP、トレース) 第6,新春SP,12話
音楽:得田真裕(過去作/監察医 朝顔1、家売るオンナシリーズ、アンナチュラル、インハンド)
主題歌:折坂悠太「朝顔」(Less+ Project)
最終章とは言え、あれこれ登場させる必要があるのか?
ネットのニュースでも、サブタイトルでも、「最終章」のようだ。と言うわけで、“気分転換” なのか “切り替わり感” を醸し出したいのか、次々とレギュラー陣以外の登場人物が入れ替わりに出て来た。彼ら彼女らが今後どう動くのかは分からないが、そもそも、「最終章」の第1話だからと、あれこれ登場させる必要があるのだろうか?
最後まで"私生活"を中心に描いたのはどっちつかずよりマシ
さて、内容としては、久し振りに褒めておくことがある。それは、これまでは中途半端に主人公の “お仕事パート” を描いては、主人公が移動して、“私生活パート” で尺を稼いでいたのに、今回に限っては、“お仕事パート” は “ほぼおまけ” で、最後まで “私生活パート” を中心に描いたこと。要は、どっちつかずよりは、マシってことだ。
認知症の父親を抱えて家族で頑張ろうと言うホームドラマ?
ただ、依然として私は、本作は「監察医のドラマ」だと思って見ている。だから、監察医としての主人公を見たいのだが、認知症の父親を抱えて家族で頑張ろうと言うホームドラマが「最終章」になりそうだ。
なぜ、主人公がまるで生きている人に対するような振る舞いで遺体に向って「教えてください、お願いします」と静かに声をかけ、遺体の真相に迫ると元に、「死」に対する主人公の背景である辛い体験を描かないのか? その疑問しかない…
あとがき
どんどん、見たい内容とかけ離れて行くと同時に、今期他局で放送中の『俺の家の話』に近づいているのが気になります。どうして、ここまで「監察医ドラマ」を封印して「子役で客寄せするホームドラマ」にするんでしょう?
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