連続テレビ小説「おちょやん」 (第11週/土曜日版・2021/2/20) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『おちょやん』(公式サイト)
第11週『親は子の幸せを願うもんやろ?』の
『土曜日版』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
鶴亀家庭劇の初興行は大盛況のうちに幕を閉じ、次の公演はひと月後と決まった。その頃、シズ(篠原涼子)のひとり娘、みつえ(東野絢香)に縁談話が持ち上がる。千代(杉咲花)は、みつえはきっと一平(成田凌)のことを好きに違いないと思い込んでいたが、意外なことに、みつえが好きなのは福助(井上拓哉)だった。しかし、二人の母親であるシズと菊(いしのようこ)の仲の悪さは、先代からの因縁もあり、非常に根の深いものだった。
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---
今週で描かれたのは、初興行の次の公演のことではなく…
N「一座の初興行を成功させた千代ちゃんたちを待ち受けるのは?」
これ↑が黒衣は、今週の見所と冒頭で言っていたが、今週で描かれたのは、初興行の次の公演のことではなく、脇役の恋バナと結婚だが…
水曜日のハナが話した「岡安 VS 福富」の因縁話が全カット
「土曜日版」で、水曜日のハナ(宮田圭子)が「岡安 VS 福富」の因縁話のくだりが、全部カットされた。と言うことは、代々続く「岡安 VS 福富」が今回の恋バナに対した影響はないと言うことになる。
千代が「親は困らせて欲しいもの」を学習するだけで良かったような…
それだったら、最初から、仰々しく「母親の無償の愛情」なんて飾らずに、鶴亀家庭劇の新作「マットン婆さん」の中で、千之助が(アドリブなのか不明瞭だが)言った「ほんまのお母ちゃんの代わりに 無理聞いてあげるんが マットンの生きる喜びです」を、もっともっと強調させて、親心の分からない千代(杉咲花)が「親は困らせて欲しいもの」と言うのを、シズ(篠原涼子)のひとり娘、みつえ(東野絢香)との幼少期の着物の話とリンクさせて、みつえの駆け落ちを止めるだけで良かったような。
肝心な部分を端折って、無駄話ばかり増やすから何も伝わらない
結局、「マットン婆さん」の初稿を見せずに、ただ「母親の無償の愛情」を描く… とだけやって、一平(成田凌)が「俺がやりたかったのはそれ」みたいに、肝心な部分を端折って、無駄話ばかり増やすから何も伝わらないのだ。
脇役の恋バナを描くなとは思わない。ただ、やるなら、千代の大女優になる物語に必要なエピソードにして欲しいだけ。今回だって、上手くやれば、千代が、のちに母親になる時や、母親役を演じる時に役立つエピソードに出来た可能性もあったのだから。
あとがき
来週の予告編を見ると、次の鶴亀家庭劇の演目は、今週のみつえと福助の駆け落ち話がもとになっているようですね。そこへ、大きくなった弟ヨシヲが悪人風で帰って来る。どうやら、また、芝居の内容と、芝居以外のエピソードが噛み合わないパターンのようです。
いっそのこと、噛み合わせずに、二本立てにしちゃった方が、分かり易くなるかも知れません…
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【これまでの感想】
第1週『うちは、かわいそやない』
1 2 3 4 5 土
第2週『道頓堀、ええとこや~』
6 7 8 9 10 土
第3週『うちのやりたいことて、なんやろ』
11 12 13 14 15 土
第4週『どこにも行きとうない』
16 17 18 19 20 土
『おちょやん よいお年を!』
第5週『女優になります』
21 22 23 24 25 土
第6週『楽しい冒険つづけよう!』
26 27 28 29 30 土
第7週『好きになれてよかった』
31 32 33 34 35 土
第8週『あんたにうちの何がわかんねん!』
36 37 38 39 40 土
第9週『絶対笑かしたる』
41 42 43 44 45 土
第10週『役者辞めたらあかん!』
46 47 48 49 50 土
第11週『親は子の幸せを願うもんやろ?』
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