連続テレビ小説「おちょやん」 (第47回・2021/2/9) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『おちょやん』(公式サイト)
第47回/第10週『役者辞めたらあかん!』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
千代(杉咲花)の新しい喜劇の一座「鶴亀家庭劇」の旗揚げ公演のトリの演目は千之助(星田英利)を主役とする「手違い話」に決まった。千之助、一平(成田凌)以外は新派、歌舞伎、歌劇団の役者で喜劇は未経験の者ばかり。それもあってか稽古を重ねてもしっくりこない。そして役者たちの思いがバラバラのまま、舞台の初日を迎える。当然、観客の笑いはイマイチ。すると一平の不安が的中する。千之助の企(たくら)みがあらわになる
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●作:八津弘幸 ●脚本協力:吉田真侑子 ●演出:中泉慧(敬称略)
千之助、一平、ルリ子のキャラが描き分けられたのは良かった
前回で「鶴亀家庭劇」の成り立ちを描いて、今回では「鶴亀家庭劇」の大きな第一歩として舞台の初日と、その結果を描いた。千之助、一平(成田凌)と千之助(星田英利)、そして高峰ルリ子(明日海りお)のそれぞれのキャラクターが(何となくだが)描き分けられており見えているから、意外とすんなりと受け入れられた15分間だった。
3人がぶつかり合うのは"ものづくりを描くドラマ"して悪くない
特に、舞台の稽古をすっ飛ばして、初日当日の舞台から始まって、千之助のアドリブで本番を乗り切って、「鶴亀家庭劇」の今後も “千之助がいれば” 順風満帆と言う展開にせず、互いのプライドや目指すものの違いで “対峙” すると言うのは、舞台や喜劇であっても、ものづくりを描くドラマとしては悪くない。
本気で、本物をつくろうとするから、ぶつかって当然だから。この辺の流れは悪くない。
大山社長や一平の目指すものが何なのか分かり難いのが難点
但し、流れは悪くないが、分かり難い部分があるのも事実。
特に、社長・大山鶴蔵(中村鴈治郎)の「鶴亀家庭劇」に込めている本音のようなもの、それに応えようと必死な一平が目指している「新しい喜劇」が曖昧にしか表現されていないから、千之助がアドリブで笑いを取ったのが悪いことなのか、大勢の客を爆笑させた千之助の言葉で出て行ったルリ子は何だったのか、いずれも分かり難い。そこがもったいなかった…
"千之助がやる喜劇"と"一平が目指す喜劇"の"違い"を描いて欲しい
ただ、まだ火曜日だ。今後、「千之助がやってきた喜劇」と「一平が目指す新しい喜劇」の “違い” が明瞭に描かれ、いや、説明されれば、かなり一平と千之助の確執もドラマの良きエッセンスになると思う。
とにかく、今週の演出担当は、かなり普通に演出するから、脚本に “違い” が書かれていれば、分かり易く映像化してくれると、今週の残り3回へ期待したい。
あとがき
ルリ子にも “心の声” があるのは意外でしたが、面白かったです。また。千代が普通のヒロインになってきましたね。好感度アップしているのでないでしょうか。ただ、問題は、火曜日の時点では、千代はあまり関係ないと言うことです。明日以降で、奇をてらわずに、強引にでもなく、「鶴亀家庭劇」の新人女優として絡んで欲しいです。
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【これまでの感想】
第1週『うちは、かわいそやない』
1 2 3 4 5 土
第2週『道頓堀、ええとこや~』
6 7 8 9 10 土
第3週『うちのやりたいことて、なんやろ』
11 12 13 14 15 土
第4週『どこにも行きとうない』
16 17 18 19 20 土
『おちょやん よいお年を!』
第5週『女優になります』
21 22 23 24 25 土
第6週『楽しい冒険つづけよう!』
26 27 28 29 30 土
第7週『好きになれてよかった』
31 32 33 34 35 土
第8週『あんたにうちの何がわかんねん!』
36 37 38 39 40 土
第9週『絶対笑かしたる』
41 42 43 44 45 土
第10週『役者辞めたらあかん!』
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