ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~ (第2話・2021/1/30) 感想

モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~

テレビ朝日系・土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』公式
第2話『世界がひっくり返った日』の感想。



萌子美(小芝風花)の祖父・観(橋爪功)が同居することになり、千華子(富田靖子)は不満げ。そんな中、俊祐(工藤阿須加)が店長を務める生花店に立ち寄った萌子美は、工場を辞めて生花店で働きたいと家族に告げる。賛同する観をにらむ千華子は、人と接するのが苦手なことを忘れるなとくぎを刺す。後日、萌子美は配達作業中の男性・佑矢(加藤清史郎)の落とし物を拾うが、何も言えず…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:橋部敦子(過去作/朝ドラ「ファイト」、僕らは奇跡でできている、僕の生きる道シリーズ)
演出:竹園元(過去作/私のおじさん、セミオトコ、真夏の少年) 第1,2
   常廣丈太(過去作/BG~身辺警護人~1,2、緊急取調室1,2,3)
   鎌田敏明(過去作/やすらぎの郷(監督補)、妖怪シェアハウス(スケジュール担当))
音楽:森英治(過去作/越路吹雪物語)
音楽プロデュース:S.E.N.S. Company(過去作/トットちゃん!)
主題歌:GENERATIONS from EXILE TRIBE「雨のち晴れ」

良い意味で、第1話での先入観や予想が裏切られた第2話

第2話を見終えて、正直、感想がまとまらない。なぜなら、第1話で本作に抱いていた “先入観” や “予想” が、ほぼ完全に良い意味で裏切られたから。従って、感想にまとまりがないのは、許して頂ければと思う。

では、なぜ良い意味で裏切られたのか? 第1話を見終えた時は、こんな風に本作を捉えていた。

●ドラマ『セミオトコ』のような、非現実的な主人公の “ファンタジー” なドラマ
●「ASD」の大人が主人公の “アットホーム” なドラマ
●「ASD」の大人が主人公の “壮絶” なホームドラマ
※ASDとは、自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群・広汎性発達障害などの発達障害のこと

ただ、全体の印象は、『「ASD」の大人が主人公のファンタジー』になるのでは? と、勝手に予想していた。

その一番の理由は、主人公・萌子美(小芝風花)の母・千華子(富田靖子)は、自分では家族に対して過干渉で支配的であることに気付いていない設定だから、演じようによっては “鬼母” になってしまうが、富田靖子さんの名演技で、「必死に子育てした結果…」に見えたし、萌子美の母方の祖父・須田観(橋爪功)の優しい雰囲気や謎めいた存在感が、ファンタジーらしさを醸し出していたから。

下記↓の母・千華子と祖父・観の台詞で、見方が変わった!

しかし、これらの本作への捉え方は、少し間違っていたかも知れない。それは、第2話の中にあった、下記の二つの台詞を聞いたから。

千華子「人と接するのが苦手なのを忘れないで」

観「ここでは ラーメンは
  フォークで食っちゃいけないっていう ルールでもあるんですか?」

最初の千華子の台詞は、やはり “鬼母” にしか聞こえない。劇中でも、一切、萌子美の言うことを聞かず、一方的に自分の価値観を娘に、家族に押し付ける。

一方の祖父・観の台詞は千華子と真逆で実に “寛大” だ。劇中の描写では、実は箸で食べる方が美味しいことを知っているのに、敢えて孫の前でフォークを使ってラーメンを食べて見せることで、「価値観の多様性」をさり気なく描きつつ、萌子美にもフォークでラーメンを食べさせ、「価値観の多様性」をラーメンの 新しい美味しさと言う “味覚” と、「フォークがビックリしてる」と言う萌子美ならではの “五感を超えた超越感覚” で表現した。

ヒューマンドラマとホームドラマの"ハイブリッド版"か!?

ここで、ふと気づいたのだ。これは、発達障害や特殊能力の大人が主人公ではなく、実は他の人よりもちょっとだけ “内向的” で “繊細” な一人の女性の主人公が、広い世界に踏み出す決意して、様々な経験を重ねながら成長して行くヒューマンドラマと、家族関係修復も描くホームドラマのハイブリッド版ではないかと…

人は誰でも他の人とは違うように事象を(が)見(え)ている…

萌子美は、縫いぐるみや石、植物など、感情を持たないとされている物の気持ちが分かってしまう繊細な“感覚”の持ち主として描かれているが、実は、人は誰でも、他の人とは違うように、目の前の事象を見ているし、事象が見えている… と、思う。

テレビドラマの感想だって、テレビに映っている映像は同じでも、見る人の数だけ違って見える。特に繊細な “感覚” の持ち主なら、多くの人が気付かないところが見えている。そんなことは良くあることだ。

自己否定されたり、自身が持てない人が生きづらい今だから

そして、コロナ以前も、他の人と考え方や生き方、病気や経済的な状況の違いで、日々の生活が辛い人は多かった。そして、1年以上も続くコロナ禍では、感染者(完治した人も含む)や医療従事者やその家族が暮らしにくい日常が増えている。

特に、大勢の人から自己否定されると感じる場面や、自分に自信を持てない、自分は正しいと言いづらい人には、更に生きづらい世の中になった。

どうやら、本作は決して、特別な人を主人公にしているのではなく、他とは違うと自暴自棄になっている人すべてを主人公・萌子美に投影して、萌子美の生き方、生き様を通して、背中を押してくれる応援歌のような作品なのではないだろうか…

あとがき

やはり、脚本家の橋部敦子さんは、簡単な大人のファンタジーで終わらせるようなドラマは書かないようですね、納得の第2話でした。予告編によると、萌子美以外の登場人物たちにも “秘密” があり、それらはお互いに見えていません。やはり、見えている事象がすべてではないのです。

でも、萌子美にしか “見えないもの” がある。そんな、実は他の人とは違うことを誰よりも分かってる萌子美と、萌子美にしか見えていないもの、萌子美にしか備わっていない感覚を受け止め、理解し、否定しない祖父・観との関係が、今回はとてもホンワカして良かったです。そして、予想が付かない展開も大いに楽しみです。

また、いつもは明るくて元気な役が多い印象が強い小芝風花さんの、新境地とも言うべき、内気で切なさがあって、でもちょっぴり前向きな主人公も似合っているなと思います。

下記の通り、本作のサントラ盤の発売が決定しました。


管理人・みっきー お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入して頂けます!



〔お願い〕
読者の皆様も大変な状況とは思いますが。コロナ禍で仕事激減の折、勝手なお願いで恐縮でございますが、Amazon楽天市場からお買い物する際は、当blogのリンク経由で買って下さると、皆様のおかげで私にポイントが貯まる上に、何よりもブログを書き続けるモチベーションアップになります。引き続き、皆様のご協力をお願い申し上げます。 m(_ _)m

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング



「楽天市場」からのおすすめ商品や企画


「Amazon」からの最新のお知らせ


★本家の記事のURL →  https://director.blog.shinobi.jp/Entry/15117/


【これまでの感想】
第1話

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~ 第2話

ちょっと特殊な能力を持った、ヒロイン、萌子美(小芝風花)と心優しき家族が贈る、ほっこりストーリー工場では、その能力が発揮できてたのですが、それが、次第に辛くなったヒロイン。同居を始めた祖父・須田観(橋爪功)にだけは相談。どうやら、繊細な感覚の持ち主のあまり、縫いぐるみや石、植物など、感情を持たないとされている物の気持ちが分かってしまう繊細な“感覚”の持ち主。幼少期は、その感覚からモノの代弁を...
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: