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天国と地獄 ~サイコな2人~ (第2話/15分拡大スペシャル・2021/1/24) 感想

天国と地獄 ~サイコな2人~

TBSテレビ系・日曜劇場『天国と地獄 ~サイコな2人~』公式
第2話/15分拡大スペシャル『決戦!? アイツと私!!アイツの身体が刑事で、私の身体は殺人犯!?』の感想。
なお、本作のモチーフとなった奄美大島に伝わる「月と太陽の伝説」参考)は、既知。



彩子(綾瀬はるか)と日高(高橋一生)は魂が入れ替わってしまう。彩子は日高から、日高として殺人容疑の取り調べを受けて逮捕されるか、自分と協力して容疑を晴らし無罪放免になるか選ぶよう迫られ、とりあえず協力することに。家宅捜索を乗り切るため、日高の指示で彼の自宅から段ボールの中身を運び出そうとするが、そこに主任・河原(北村一輝)ら捜査第一課が現れる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
モチーフ:奄美大島に伝わる「月と太陽の伝説」
     「日本昔話記録12 鹿児島県喜界島昔話集」
脚本:森下佳子(過去作/義母と娘のブルース、JIN-仁-、ごちそうさん、天皇の料理番)
演出:平川雄一朗(過去作/義母と娘のブルース、JIN-仁-、天皇の料理番) 第1,2
   青山貴洋(過去作/下町ロケット2、インハンド、グランメゾン東京)
   松木彩(過去作/下町ロケット2018、グッドワイフ、半沢直樹2020)
音楽:髙見優(過去作/義母と娘のブルース、仰げば尊し、お迎えデス。、べしゃり暮らし)
主題歌:手嶌葵「ただいま」(ビクターエンタテインメント)

意外にも、"男女の入れ替わり あるある" のオンパレード!

第2話も『義母と娘のブルース』のメイン・ディレクターである平川雄一朗氏が演出を担当しているため、シリアスのドラマの中に、場違いなような “効果音” を入れてコミカルに振り分ける演出法が活用されている。

が、第1話の視聴率が良かったからなのか(理由は不明)、第1話よりも “入れ替わりのネタ” や “小ネタ” を大量に盛り込んで、ドラマ全体を構成して来たのに正直驚いた。まあ、第1話で入れ替わり、第2話の中盤までは「入れ替わりの1日目」と言うことで、“男女の入れ替わり あるある” のオンパレード。

まあ、面白くないとは言わないが、第1話が結構ベタでサスペンスな「刑事ドラマ」だけに、良く言えば『99.9―刑事専門弁護士―』風の仕上がりだし、悪く言えば別のドラマを見ている錯覚に陥ってしまった。やはり、“入れ替わりネタ” に30分ほど割くのは、大いに好みが分れそうだ。もちろん、私は “やや否定派” だ。

結末が見えない、結末がわからない面白さが増した

ただ、ドラマとして単体で見ると、意外に工夫されている。と言うか、結末が見えない、結末がわからない面白さが増した。

まず考えらえるのは、日高(高橋一生)が真犯人なのか、別にいるのか? それだけでも日高の企みが面白くなる。また、3年前の事件と今回の事件の犯人が別で、どちらかが日高で、そのもう一人の真犯人に日高が自分の犯行をさせたように仕向けると言うのもある。もちろん、日高が真犯人で、彩子(綾瀬はるか)に罪を負わせると言うのもアリだ。

また、日高も彩子に目を付けられるような人間だからミスを犯す可能性もあるから、日高が自身のミスを隠すために、強引に彩子を真犯人に仕立てることだって考えられる。

今後も、いろいろ面白くする工夫は "し放題"だ

更に、「入れ替わりドラマ」として考えれば、『テセウスの船』でタイムスリップが何度も行われたように、複数人がタイムスリップしたように、今後、もう一度 “入れ替わり” が起こるのかどうなのか。また、日高か彩子が別の人間に入れ替わる可能性だってある。

また、入れ替わりがあるとしたら、全10話(前後だと推測する)の序盤なのか、中盤なのか、最終章なのかでも、ドラマの面白味は大きく変化する。更に付け加えれば、本作は奄美大島に伝わる「月と太陽の伝説」と言う “モチーフ” があるとは言え、基本的にオリジナル脚本だから、撮影終了していない限り、視聴者の反応次第で途中で変更も出来る。

それらの意味を総合しても、いろいろ面白くする工夫は “し放題” と言うことだ。

「先が気になる連ドラ」としては、良く出来ている

ただ、私の中の本作への懸念材料でもあり、期待するところであるのは、「入れ替わり」の描き方だ。今回のように “入れ替わった二人” を描くことを中心に「入れ替わりドラマ」の要素を多めにするのか。逆に、第3話以降はあまり “入れ替わった二人” の描写は固定して、真実を突き詰めるサスペンスな刑事ドラマに寄せるのか。

いずれにしても、第2話と第3話の予告編を見ても全く想像出来ない。この意味では、「先が気になる連ドラ」としては、良く出来ていると思う。

"頭の良さ"は乏しいが、綾瀬はるかさんは「日高」に見える

さて、ここからは私の得意分野でない “演技” についての話。異論反論あると思うが、あくまでも「私の感想」として書いてみる。それは “入れ替わった二人” の人物像だ。まず、第1話で高橋一生さんが演じていた「元々の日高」は、公式サイトの人物相関図へ以下のように書いてある。

頭の良い人間にありがちな「上から目線」などまったくない超スマートな好人物。しかしその裏には、サイコパスな殺人鬼の顔をもつ。

確かに高橋一生さんは、知的でサイコパスな「日高陽斗」を演じていた。要は、視聴者が一目でわかるような特徴や癖を強調して、分かり易いキャラクターを作り込んでいたのだ。言葉遣いは仕草を含めて。だから、綾瀬はるかさんは高橋一生さんが演じた「日高陽斗」をコピーすれば良いだけなのだ。

だが、やはり、ただ男性口調でぶっきらぼうではあるが “頭の良い人間” らしさは乏しいが。でも、まあ、綾瀬はるかさんが演じる「日高」の中には、それなりの「日高」が見える。これは、綾瀬はるかさんの演技力の賜物だとは思う。

高橋一生さんの「彩子」は入れ替わり状態に困惑してるだけ

一方の、第1話で綾瀬はるかさんが演じていた「望月彩子」は、公式サイトの人物相関図には、こう書いてある。

警視庁捜査第一課・刑事努力家で正義感が強く、上昇志向も強いが慌てん坊な刑事。思い込んだら一直線で失敗も多いため、周囲の刑事たちからは煙たがられている。

確かに、第1話の彩子は上記のように演じられていた。しかし、入れ替わり後の「外見は日高で、中身は彩子」が、上記のようなキャラになっているだろうか。もっと、正義感溢れ、真実追及に能動的でも良いのに、どこか “オドオド” と “オロオロ” と、入れ替わり状態に困惑したり驚いているだけ。

“カメレオン俳優” と称されるように、如何様なキャラにも期待以上に変身する高橋一生さんにしては、あまりに、「元々の彩子」と違いすりやしないかってこと。

綾瀬はるかさんだって、いつもの「綾瀬はるか」を封印して、なかなか頑張って「望月彩子」を作っていた。だったら、高橋一生さんだって、コピーして更に上乗せできるポテンシャルがあるのに、違う人間みたいに見えるように演じているのは、意図的な演技指導によるものなのかどうなのか、とても気になってしまった。

ここが、大きく修正されたら、もっと見応えのあるドラマになると思うのだが。

彩子と日高の"性格"や"思考"の入れ替わりを魅せて欲しい!

最後に。本作で最もしっかりと描くべきは、表面的には「刑事と殺人事件の容疑者ふたりの入れ替わり」であるのは間違いでない。しかし、本質的にキッチリと描くべきなのは、「彩子と日高の “人格” や “性格” や “思考回路” の入れ替わり」なのでは?

しかし、終盤で、彩子の協力者として、彩子の後輩刑事・八巻英雄(溝端淳平)が現れたし、彩子の家の居候でヒモ男・渡辺陸(柄本佑)も “家にいる彩子” に不信感を抱いた感じ。それだけに、高橋一生さんが演じる彩子を「元々の彩子」に見えるように描写して欲しい!

あとがき

もう少し、“入れ替わりコント” みたいなのを減らせませんかね。一緒に見ていた妻は「あそこの方が面白い!」と言っていましたが。きっと、本作は “サスペンス寄り” ではなく、「入れ替わりエンターテインメント作品」を目指しているのでしょうね。次回は、そんなつもりで見てみようと思います。



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【これまでの感想】
第1話

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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