レッドアイズ 監視捜査班 (第1話・2021/1/23) 感想

日本テレビ系・土10ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』(公式)
第1話『婚約者を殺された元捜査一課の敏腕刑事と、元犯罪者による最強チームが連続殺人鬼を追う!スリル満点のクライム・サスペンス!』、ラテ欄『復讐に燃える元刑事!最新監視システムを駆使し殺人鬼を追え!』の感想。
監視カメラ映像を駆使した捜査を行う神奈川県警捜査分析センター(KSBC)発足に伴い、統括責任者の島原(松下奈緒)は元捜査一課刑事の伏見(亀梨和也)を捜査官に誘う。恋人を殺された過去を持つ伏見は、元犯罪心理学者・山崎(木村祐一)や元自衛官・湊川(シシド・カフカ)らを雇うことを条件に挙げるが、彼らには犯罪歴が。そんな中、女性の連れ去り事件が起き、伏見らは犯人を追う。
---上記のあらすじは[[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:酒井雅秋(過去作/絶対零度2010,2011、コールドケース~真実の扉~) 第1話
福田哲平(過去作/インハンド、恋する母たち)
まなべゆきこ(過去作/連続殺人鬼カエル男)
演出:水野格(過去作/3年A組、俺のスカートどこ行った?、美食探偵、わだどう) 第1話
長沼誠(過去作/ザ・ラストコップ2、ヤスコとケンジ、奥様は取り扱い注意、未来警察)
音楽:カワイヒデヒロ(過去作/ヤメゴク、カルテット、コンフィデンスマンJP)
冒頭、なぜ警察官なのに警察に通報しなかったの?
3年前、婚約者が殺害された時の主人公は神奈川県警で検挙率ナンバーワンの捜査一課の刑事だったのだから、まずは警察に通報するのでは? もう、その冒頭部分から引っ掛かってしまったので、「これは単純に出来ることを、わざわざ大人数で遠回りに描くドラマかな?」と更に決めつけてしまったから、それがダメだったのかも?
『相棒』の青木と特命係なら20分もあれば解決しちゃう…
もちろん、『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』、『DIVER-特殊潜入班-』、『ボイス 110緊急指令室』などと類似点は多いが(他にも類似作品はあるが)、基本的に面白ければ良いだけのこと。その意味で、やはり “負の先入観” が邪魔をしてしまって、「『相棒』の青木と特命係なら20分もあれば解決しちゃうのでは?」と思ったまま終了。
出演者目当ての視聴者を狙うドラマとしては意外と成功か?
なんだろう? こう言う類いのドラマが好きな人は、前述の作品群も殆ど見ているわけで、余程に斬新なことをやらないと既視感しかないし、驚きもしない。逆に、出演者目当ての視聴者を狙うなら、類似点や既視感よりも「毎週見たくなる」と言う面白さが重要なわけで。どちらかと言うと後者なのかも。
やはり、展開の遅さと既視感が気になって…
全体的には、主人公が目立っているし、脇役のキャラたちも描き分けられているし、ストーリーも分かり易いし、車がスピードを上げる時にアクセルを踏むカットを入れるなど、意外に描写も丁寧だ。ただ、「次も見たくなる…」とは思わなかった。やはり、展開の遅さと既視感が気になって…
あとがき
脚本家が交代すれば、少しは変わりそうな気がしますが、第1話で離脱します。面白くないわけではありませんが、なんか感想が思いつかないのです。感想は止めますが、もう少し見るのは続けます。それと、冒頭の “ツカミ” って、作品の全体の印象を決めてしまうことを、改めて認識した次第です。
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