連続テレビ小説「おちょやん」 (第32回・2021/1/19) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『おちょやん』(公式サイト)
第32回/第7週『好きになれてよかった』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
鶴亀撮影所で女優の卵として再スタートを切った千代(杉咲花)だったが、大失敗の連続。千代の唯一の救いは、親切な助監督の小暮(若葉竜也)と撮影所で偶然再会した「太陽の女・カルメン」主演女優・高城百合子(井川遥)の存在だった。カフェーの仲間からの励ましもあり、前を向く千代だったが、先輩の大部屋女優たちから悪い噂を流され、撮影現場から干されてしまう。それでもめげない千代は、撮影所に新しい居場所を見つける…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●作:八津弘幸 ●脚本協力:吉田真侑子 ●演出:大嶋慧介(敬称略)
待ち時間を有効利用する千代を冒頭から描いたのは上手い
アバンタイトルで、相変わらずの「女優達の大部屋」での “新人いじめ” から始まって、さぼるワンサに誘われるも、それを断って「美髪部」で、見習いがてら明るく働き始めた。
これ、陰湿とは言え、恐らく大部屋での新人いじめは当時としては日常だっただろうし、そう言う日常は、道頓堀時代にも経験した千代(杉咲花)だからこその機転の利かせ方。待ち時間を有効利用する千代を冒頭から描くのは、話が前進しているのを感じさせるし、良かったと思う。
千代の二面性を面白おかしく描写したのは本当に楽しい
主題歌明けの、美髪部の主任・柳たつ子(湖条千秋)と千代、真理(吉川愛)の髪結いを手伝う千代とのやり取りも、どことなく “漫才風” で、喜劇を扱う朝ドラらしい軽妙さがあった。更に、大部屋女優で千代をイジメて来た弥生(木月あかり)のヘアセットをしてやる千代も、さり気なくモノローグを使って本作らしい雰囲気を創り出した。
やはり、女優は “魅せる” 仕事だから、こうやって登場人物の、特に主人公の千代の表と裏、内面をさり気なく描くのはとても良い。だって、何より人の二面性を見るのは単純に楽しいからだ。
「応援したくなるヒロイン」へ、また前進した
その後も、髪結いで褒められる嬉しさと、役がもらえない悩みを交互に描いて、ドラマに緩急がついた。更に、弥生へ機転を利かせたことで、ついに弥生のおかげで役を貰える千代。きちんと、話がスッ済んでいるのが明瞭に分かる。
更にその後も、前述の “漫才風” のやり取りで本作らしさもあったし、撮影所内の人たちの人間関係の変化も描かれ、千代のモノローグも抜群のタイミングで挿入されて、「応援したくなるヒロイン」へ、また前進した。
早くも火曜日で今週の展開が見えて来るのは、中々良いこと
そして、前回の感想にも書いた今週のサブタイトル『好きになれてよかった』が、どんな意味を持つのか? 終盤の展開で「恋のお勉強」へ続くのが何となく見えた。本当の恋愛に進むのではなく、あくまでも「女優業のための修業の一環」として、助監督の小暮真次(若葉竜也)を “恋人役” に… か。
そこへ、一平(成田凌)も。早くも火曜日で今週の展開が見えて来るのは、中々良いこと。だって、主人公を描かずに、脇役ばかりを描いていた期間が長かったから。
あとがき
緩急の付け方、千代のモノローグの使い方、漫才風の台詞のやり取りなど、本作らしさが先週あたりから明確に見えるようになってきましたね。おかげで、千代を応援したくなります。この調子で進んで欲しいです。
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