君と世界が終わる日に (第1話・2021/1/17) 感想

日本テレビ系・日曜ドラマ『君と世界が終わる日に』(公式)
第1話『俺が絶対守る人間vsゾンビ!!命がけで挑む闘い』の感想。
自動車整備工の響(竹内涼真)は、恋人で研修医の来美(中条あやみ)に求婚しようとしたその日、トンネル崩落事故に巻き込まれる。数日後、響が脱出すると街の状況は一変。生ける屍(しかばね)のような化け物に襲われてしまう。やがて同級生の警察官・等々力(笠松将)と上司・本郷(大谷亮平)、大学生の佳奈恵(飯豊まりえ)ら生き残りと遭遇した響は、絶望的な状況の中で来美を捜す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:池田奈津子(過去作/砂の塔~知りすぎた隣人、アルジャーノンに花束を2015)
演出:菅原伸太郎(過去作/ど根性ガエル、レンタル救世主、白衣の戦士、美食探偵) 第1話
中茎強(過去作/映画「HiGH&LOW THE MOVIE 2,3」、あなたの番です)
久保田充(過去作/家売るオンナの逆襲、ボイス110緊急指令室、知らなくていいコト)
音楽:Slavomir Kowalewski、A-bee
主題歌:菅田将暉「星を仰ぐ」(Epic Records Japan)
「今、放送するドラマとして相応しいのか!?」と、終始堂々巡り
「ドラマはドラマ、現実は現実」と、エンターテインメント作品を捉える人がいるのは間違っていない。しかし、私は「エンターテインメント作品は時代を反映し、時代を創る」と言う古い考え方の持ち主だから、どうしても、「これ、世界的に新型コロナウイルス感染拡大が収まらない今、放送するドラマとして相応しいのか!?」と思ってしまった。
まだ、平日の深夜25時過ぎなら、お目当ての出演者見たさの視聴者狙いで放送するのもアリだと思う。
ただ、地上波のゴールデンタイム(午後7時から午後10時頃のテレビ番組の時間帯)で、“謎の感染症” がパンデミックを起こし、感染者が生きる屍(しかばね)となって、生存者を襲うと言う、知る人ぞ知る “ゾンビモノ” の連ドラを放送する日テレの姿勢に不信感を抱くし、一人の視聴者の疑問を持ってしまった。
地上波の最終回では、スッキリ終わらない可能性が大きい!
また、日本テレビの、この放送枠は続編が「Hulu」で放送され、尻切れトンボで終わると言う批判があったが、今作は、既に2021年3月から「Season2」が「Hulu」で配信決定されているから、地上波の「Season 1」の最終回でスッキリ終わらない可能性が大きいことも知っておいた方が良いと思う。
コロナ禍で「感染症が蔓延する世界」を描くチャレンジ精神
さて、本編、第1話の率直な感想を書こうと思う。確かに、コロナ禍で「感染症が蔓延する世界」を描くドラマを放送する日テレのチャレンジ精神は、良くも悪くもスゴいとは思う。
公式サイトや番宣では、「ゾンビサバイバル×ラブストーリー×ミステリーの三つの軸が絡み合う極限の人間ドラマ」とあるが、実際にそのようなドラマになっていたかは、甚だ疑問だ。
状況説明まで、13分間も割いたのは長過ぎる!
まず、初期設定や状況説明が必要なのは分かるのだが、説明が出て来るのが、13分過ぎ。こんなに分かり易い設定なのだから、サクッと状況説明だけでも冒頭の数分間で済ませて、さっさと物語を動き出したら良かったのに。
結局は "最終回でどうなるか?" を見るだけで良さそうな…
どうやら、主人公である自動車整備工・間宮響(竹内涼真)が、生き別れとなってしまった高校時代からの恋人で同棲中の小笠原来美(中条あやみ)を見つけ出すまでを描く内容のようだが、とにかく、ただただ、単純にゾンビに襲われるだけの描写が続くから、ず~っと「何がやりたいの?」と思ってしまった。
だって、第1話を見る限りでは、毎回、主人公と恋人側を別々に描きながら、仲間が減っていく程度のはず。まあ、滝藤賢一さんが演じる研究者が、生存者にとって精神的な支えになる可能性はあるが、結局は最終回でどうなるかを見るだけで良さそうな。
でも、前述のように、本作はあくまでも「Season 1」だから、Huluで有料視聴しないと続きは見られないし…
あとがき
と言うわけで、Huluで「Season 2」を見る程、私には訴求力がなかったので、第2話で、継続視聴するか見極めます。
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