知ってるワイフ (第2話・2021/1/14) 感想

フジテレビ系・木曜劇場『知ってるワイフ』(公式)
第2話『本当の彼女はどんな人?過去に戻って人生一変!!まさかの再会』の感想。
なお、原作の韓国ドラマ「知ってるワイフ」は、未鑑賞。
2010年にタイムスリップした銀行員の元春(大倉忠義)は、妻の澪(広瀬アリス)との出会いを避け、大学の後輩・沙也佳(瀧本美織)との約束を優先。2020年に戻ると妻が澪から沙也佳に変わっており、高級な住まいと余裕のある理想の結婚生活を手に入れる。一方、同期の津山(松下洸平)は既婚から独身に。そんな中、本店から澪が異動してくる。元春は澪の言動に慌てふためく。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:韓国ドラマ「知ってるワイフ」
脚本:橋部敦子(過去作/僕らは奇跡でできている、フリーター家を買う、僕の生きる道シリーズ)
演出:土方政人(過去作/大貧乏、明日への約束、SUITS/スーツ1のみ) 第1,2話
山内大典(過去作/サイレント・ヴォイス、海月姫、ストロベリー・サーガ)
木村真人(過去作/主人公 (配信ドラマ)、絶対零度[4])
音楽:河野伸(過去作/おっさんずラブ、恋はつづくよどこまでも、天使にリクエストを)
主題歌:キミトミタイセカイ/関ジャニ∞
離脱するつもりだったが、3つの"本作らしい良いところ"を見つけた
第1話の感想に、「第1話で離脱するつもりで見ましたが、第2話で話が動きそうなので次回まで様子見します。」と書いた通り、ほぼ離脱するつもりで見始めた『知ってるワイフ』の第2話。ところが、3つの “本作らしい良いところ” を見つけたので、今回の感想には、それらを書いてみる。
意外と「夫婦とは何か?」を考えさせられるドラマ
1つ目は、意外と「夫婦とは何か?」と言う部分を考えさせられるドラマであること。物語そのものは、「夫婦とは何か?」を直接問う内容ではないが、全体を通して見ていると、既婚者なら「結婚=人生」であるのは間違いないことだし、主人公だけでなく周囲の脇役たちの言動を見ても、どことなく「夫婦とは何か?」を考えさせてくれる。
今、夫婦や家族と言う「小さな社会」の大切さが見直される時代に、なかなか相応しい内容のように思う。
第1話よりも、脚本家の橋部敦子氏の世界観のドラマに
2つ目は、第1話よりも、脚本家の橋部敦子氏の世界観のドラマになって来たこと。もちろん、原作である韓国ドラマをなぞっているとは思うが。
第2話になって、登場人物らの台詞や動き、人間関係などが、『僕シリーズ3部作』や、最近の『僕らは奇跡でできている』などに通じる、「何かを問うドラマ」の世界観が構築し始めているように思う。これは、期待感が高まって来る。
タイムスリップが意外に複雑な構成やアイデアで創られている気がした
3つ目は、タイムスリップのドラマとして、意外に複雑な構成やアイデアで創られているのが、少し見えたこと。第1話では、単純に主人公が別の結婚生活をやり直すだけのドラマかと思ったが、実は意外に複雑なタイムスリップが、この先に隠されているような感じがしたのだ。
もちろん、「夢オチ」の可能性は拭えないが、例えそれが結末としても(そうなると、コインの存在意義が無くなるが)、中盤ではかなり複雑になりそうな気がした。淡々と進むドラマに見えるが、意外と “いろいろな問い掛け” が隠されているかも…
あとがき
「夫婦とは何か?」だけでなく、「人は環境で変わる」とか「人は見かけによらない」などの、橋部敦子ワールドらしい “キーワード” が隠されている可能性もありますね。少し面白味を感じたので、もう暫く様子見を続けようと思います。
※原作を鑑賞済みの方、コメントはネタバレ厳禁でお願いします。
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【これまでの感想】
第1話
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