「DOCTORS～最強の名医～」2021新春スペシャル （2021/1/10） 感想

テレビ朝日系・2021新春スペシャル『DOCTORS～最強の名医～』（公式）
『患者のためなら手段を選ばないスゴ腕の外科医・相良浩介(沢村一樹)が3年ぶりに帰ってくる!!』の感想。

---

堂上総合病院の創立100周年を翌年に控え森山院長(高嶋政伸)は記念式典の協議を進めていた。そんな森山に事務長の桃井(小野武彦)は渋い顔。案の定、銀行の融資課課長・花村(石田ひかり)からも、式典のための融資は断られてしまう。花村から根本的な“体質改善"が必要なのではと問われ、森山は経営改革に取り組むことに。しかし、的外れな方向にいく森山に相良(沢村一樹)や皆川(伊藤蘭)は面倒が起こりそうな予感を抱き…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

---

原作：なし
脚本：福田靖（過去作/DOCTORS~最強の名医､ｶﾞﾘﾚｵ､龍馬伝､まんぷく）
演出：本橋圭太（過去作/DOCTORS~最強の名医､緊急取調室1,2,3､TWO WEEKS）
音楽：林ゆうき（過去作/DOCTORS~最強の名医､緊急取調室1,2）
制作協力：アズバーズ（過去作/DOCTORS~最強の名医､緊急取調室2､民王､黒革の手帖2021）

流石に、今回は少々脚本が雑だったように思う

昨年の11月頃に、とある病院の外庭で沢村一樹さんらがロケ撮影していたのを偶然見かけたから、いつ放送するのかと期待していたのが、『DOCTORS～最強の名医～』の『2021新春スペシャル』だ。毎回、面白く、且つ、医学的な描写など、感心させられる本シリーズだが、流石に、今回は少々脚本が雑だったように思う。

森山の守秘義務違反を放置したまま終わったのは頂けない!

やはり最後まで気になったのは、森山院長（高嶋政伸）の患者情報の守秘義務違反を放置したまま終わったこと。少なくとも、相良（沢村一樹）と森山の母・日美子（松坂慶子）は知っていたわけだから、いくらドラマとは言えスルーしたまま終わったのは頂けない。

もちろん、相良との違いを強調するために森山を “不出来な人間化” しているのだろうが、スルーしたお陰で、相良の正義感も、森山の母の母心も陳腐に見えてしまったのが、本当に残念だった。

あとがき

看護師である妻も、「院長の守秘義務違反をスルーしちゃうのは無しでしょ？」と言っていました。折角、医師が患者の「QOL（人生の質）」を考えると言う壮大で美しいテーマを持って来たのに、その医師が守秘義務違反を犯し、部下も身内も見てみぬ振りは、本作らしくありませんでした。

また、個人的には「イベント関連業」と言う意味で、広告会社の社員・乾丈太郎（野間口徹）らの描写も気になりました。まあ、面白おかしく見せたいのは分かりますが。確かに、あの類いの悪徳な業者もいるにはいますが、なんかスッキリしませんでした。

あと、2011年10月の連ドラから始まった本シリーズですが、流石に9年間も登場人物に変化が無さ過ぎるのも、少し勿体ないかなぁと思いました。

ただ一つ良かったのは、堂上たまき（野際陽子）が劇中では生きている設定だったことです。

【お願い】読者の皆さんも大変な状況とは思いますが、仕事激減の折、勝手なお願いで恐縮でございますが、Amazonと楽天市場からお買い物する際は、当blogのリンク経由で買って下さると、皆さんのおかげで私にポイントが貯まる上に、何よりもブログを書き続けるモチベーションアップになりますので、引き続き、ご協力の程、よろしくお願いいたします（謝） ※暫く“テンプレ”です。

「楽天市場」からのおすすめ商品や企画


「Amazon」からの最新のお知らせ

http://

---

★本家の記事のURL →  https://director.blog.shinobi.jp/Entry/15036/

---

【2017年からのスペシャルドラマの感想一覧】
2021年のスペシャルドラマの感想一覧
2020年のスペシャルドラマの感想一覧
2019年のスペシャルドラマの感想一覧
2018年のスペシャルドラマの感想一覧
2017年のスペシャルドラマの感想一覧