連続テレビ小説「おちょやん」 (第5週/土曜日版・2021/1/9) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『おちょやん』(公式サイト)
第5週『女優になります』の
『土曜日版』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
道頓堀から飛び出した千代(杉咲花)は京都にたどり着く。そこで、「カフェー・キネマ」という店で、住み込みで働くことにする。店長の宮元(西村和彦)は映画好きで、この店には、同部屋の真理(吉川愛)など女優を目指しながら働く女給たちがたくさんいた。そんな時、千代は真理の紹介で山村千鳥一座という劇団の試験を受け、合格する。ところが、それは役者としてではなく山村千鳥(若村麻由美)の身の回りのお世話役だった。
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---
第5週は本編がそれなりに仕上がっているから、いい感じに
やはり、本編が基本的に “それなり” に仕上がっていたため、第5週の「土曜日版」も、きちんと流れがあるし、見ていて違和感は少ない(違和感については後述する)。ちゃんと、千代(杉咲花)が口達者で機転が利く様子も描かれているし、家でした弟に会うために取り敢えず映画に出て女優デビューしようとするきっかけも描かれている。
本編では、やや曖昧になっていた部分も鮮明に
更に、本編では、やや曖昧になってしまった、千代が詐欺師に騙されてことで、同僚の女給・真理(吉川愛)たちの合格を素直に喜べないと言う複雑な心境も、スッキリした編集によってよく分かった。個人的には、この部分を「土曜日版」くらいに強調していたら、千代が劇団「山村千鳥一座」の入団試験を受ける流れが自然に繋がったと思う。
千鳥は千代にも幸せが来るように四つ葉のクローバーを…
そして、本編では、山村千鳥(若村麻由美)の怒鳴り声や千代への指図について賛否両論があった。私が気になったのは「四つ葉のクローバー」は千鳥が自分で見つけてこそ、自分に幸せが舞い込むのでは? と思って見ていた。
しかし、「土曜日版」の編集では、もしかすると、千鳥は似たような境遇(不運)の千代に「四つ葉のクローバー」を見つける “きっかけ” をあげたようにも見えた。だとすると、今後、千鳥が千代が最初に尊敬する師匠になって行くのが自然になるかも知れない。
「千代が女優になりたい」と言うのを何が何でも強調すべき
ただ、やはり引っ掛かるのは、連ドラとして、なぜ千代が芝居が好きのは良しとして、その気持ちが「女優になりたい」となったのかの “モヤモヤ” だ。幼少期はともかく、道頓堀時代にはそのような描写が殆ど印象にないから、どうしても違和感になってしまう。
まあ、恐らく、このまま本作は、「芝居茶屋時代に芝居が好きになって、女優になって人々に元気を与えたいヒロイン」として突き進むのだろうが。だとしたら、もっと語りで補強して欲しい。先日の千代のモノローグも使ったらいい。とにかく、千代は女優になりたいと言うのを何が何でも強調した方が良いと思う。
あとがき
個人的には、木曜日に放送された、元宝塚歌劇団で月組トップの娘役だった映美くららさんが演じた清子が言った、「正チャンの冒険」という人気漫画を舞台でやることを提案する際に千鳥に「ついこのあいだ これを宝塚歌劇団が上演して大盛況だったそうです」と説明した部分がカットされていたのが残念。元タカラジェンヌが劇中で「宝塚」と言ったのは、プチ貴重な台詞だったので。
第5週を第1週だと思って見始めた方が、すんなり物語に入っていけますね。もう、幼少期のことは忘れて、「芝居茶屋時代に多少は芝居のことは見て来た」と、好意的に解釈をして見続けようと思います。次週の予告編も、杉咲花さんのお茶目な演技が見られそうなので、元気を貰いたいです。
管理人・みっきー お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入して頂けます!
|
管理人・みっきー お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入して頂けます!
|
管理人・みっきー お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入して頂けます!
|
【お願い】読者の皆さんも大変な状況とは思いますが、仕事激減の折、勝手なお願いで恐縮でございますが、楽天市場からお買い物する際は、当blogのリンク経由で買って下さると、皆さんのおかげで私にポイントが貯まる上に、何よりもブログを書き続けるモチベーションアップになりますので、引き続き、ご協力の程、よろしくお願いいたします(謝) ※暫く“テンプレ”です。
「楽天市場」からのおすすめ商品や企画
「Amazon」からの最新のお知らせ
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/15031/
【これまでの感想】
第1週『うちは、かわいそやない』
1 2 3 4 5 土
第2週『道頓堀、ええとこや~』
6 7 8 9 10 土
第3週『うちのやりたいことて、なんやろ』
11 12 13 14 15 土
第4週『どこにも行きとうない』
16 17 18 19 20 土
『おちょやん よいお年を!』
第5週『女優になります』
21 22 23 24 25
- 関連記事
-
- 連続テレビ小説「おちょやん」 (第26回・2021/1/11) 感想 (2021/01/11)
- 中村倫也を漫画「珈琲いかがでしょう」の実写ドラマ版の主演に起用"恐るべしテレ東の企画力" (2021/01/10)
- 連続テレビ小説「おちょやん」 (第5週/土曜日版・2021/1/9) 感想 (2021/01/09)
- バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~ (第1話・2021/1/8) 感想 (2021/01/09)
- 連続テレビ小説「おちょやん」 (第25回・2021/1/8) 感想 (2021/01/08)