相棒 season19 (第9話・2020/12/9) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season19』(公式)
第9話『匿名』の感想。
SNSの飼育日誌をきっかけに、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は投稿者の環那(杏さゆり)が男に突き飛ばされ転落死した事件を調べることに。元カリスマシェフの修也(海斗)が容疑者として捜索される中、右京らは目撃者の主婦・智子(藤吉久美子)から新たな証言を聞き出す。その話から、環那を助けた弁護士・美月(野村佑香)の存在が浮上。ところが美月も転落死しており…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●脚本:杉山嘉一/演出:権野元(敬称略)
青木が動くだけで『相棒』に"今どき感"が出て来る
ここ数回は「当たり」の放送回が多い『相棒 season19』。そんな中で、今回は、青木(浅利陽介)が大活躍のエピソード。
どんな理由で、青木をフィーチャーすることになったのかは知る由もないが、全体の事件の構造自体は真新しくないが、青木がコンピューターを駆使して動くだけで、今どき感が出て来て、結果として、私が今期の『相棒』へ求めている “新鮮さ” を感じた。
青木のやったことは類似ドラマで良く見かけるが…
ただ、サイバー捜査的な部分は、むしろ、他のドラマで、そこだけ抽出した作品も昨今はあるわけで、その意味では後発組とも言えるが、やはり、相棒らしさが勝っているから、これはこれで面白かった。
長期人気番組だけに高齢者にも分かり易く作って欲しい
しかし、長期の人気シリーズだからこその心配もある。まあ、今どきは高齢者でもスマホでSNSを使っている人は多いが、流石に「裏垢」的な分野に話が入ってしまうと、分かり難いと感じる視聴者も多いのではないか… と言うこと。そこを、もう少し丁寧に補強したら、多くの長年の相棒ファンも楽しめたと思う。
思い切って青木を主役にして、青木が特命係を小間使いに…
複数の人間を次々と連鎖させて、更に様々な要素を取り込んで、青木を利用して今どき感を出したのは悪くないが。いっそのこと、ここまで複雑な展開にしたなら、思い切って青木を主役にして、青木が特命係を小間使いのようにして時間を解決するような “斬新さ” があっても良かったように思う。
あとがき
今回は、ゲストの藤吉久美子さんと野村佑香さんの演技も良かったです。少し複雑なエピソードでしたが、1時間が短く感じるエピソードでした。毎回、これくらいは魅せて欲しいです。
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