共演NG (第6話/最終回<10分拡大>・2020/12/7) 感想

テレビ東京系・ドラマプレミア10『共演NG』(公式)
第6話/最終回<10分拡大>『殺したいほど愛してる』の感想。
瞳(鈴木京香)が英二(中井貴一)に抱きつく様子を遠巻きに見ていた雪菜(山口紗弥加)は、2人の前に姿を現す。一方、撮影現場でも新たな問題が発生。最終話の台本のラストシーンが届かないのだ。現場スタッフは準備ができずに困惑する。さらに梢(小野花梨)のストーカー被害やプロデューサーの元に届いた疑惑の写真などの混乱が続く中、市原(斎藤工)から台本が届くが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作・企画:秋元康(過去作/あなたの番です、DASADA、リモートで殺される)
脚本:大根仁(過去作/湯けむりスナイパー、モテキ、ハロー張りネズミ) 全話共著
樋口卓治(過去作/離婚なふたり、真夏の少年~19452020) 全話共著
演出:大根仁(過去作/湯けむりスナイパー、モテキ、ハロー張りネズミ)
音楽:堀込高樹(過去作/テレビドラマの経歴見当たらず)
主題歌:Novelbright「あなたを求めただけなのに」(ユニバーサルシグマ)
私の陳腐な予想を容易に裏切った展開に、完全に脱帽!
いつも、連ドラの “先” を読むんで当てるのが楽しみな私。しかし、本作に限っては、残念ながら、且つ、嬉しいことに、毎回 “裏切られる先” が用意されており、常に驚きと嬉しさを味わっていた『共演NG』の最終回(10分拡大)。最終回も、私の陳腐な予想を容易に裏切った展開に、完全に脱帽だ。
徹底的に作り込まれた上にコミカルとシリアスの緩急も最高
また、最終回も通常回以上に、徹底的に作り込まれた上に、10分拡大した分、余計にコミカルとシリアスの緩急の付け方が大きくなって、本当にドラマチックな仕上がりになっていた。その中でも、劇中ドラマ『殺したいほど愛してる』の企画・原作・脚本担当の市原龍(斎藤工)にまつわるエピソードも、鮮やかでお見事過ぎる。
称賛すべきは劇中ドラマも本編ドラマもオチが凄過ぎたこと
そして、何より称賛すべきは、劇中ドラマも、本編のドラマも、オチが凄過ぎたってこと。流石に、このオチは思い付かなかった。ここまでの仕上がりの連ドラが、全6話で終わってしまうのは、本当にもったいない。是非とも続編を作って欲しい。
が、実は、次週は本当の謎が解けるとされる『特別編』が放送予定。一体、どんな内容になるのか、今から楽しみだ。
中井貴一さん、鈴木京香さんら俳優さんたちの演技力も秀逸
劇中で市原が引用した、ヒッチコックの名言だが、ヒッチコック好きの私は聞いた覚えが無かった。ただ、私が本作を通じて、俳優と言うものを改めて問い質した時に思い付いたヒッチコックの名言を挙げようと思う…
「わたしが思うに、映画俳優にとって必要欠くべからざる条件は、ただもう、何もしないことだ。演技なんかしないこと、何もうまくやったりしないこと。そして、とにかく、できるだけ柔軟性のある動きができること」
「定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー 単行本 1990/12/1」より
あとがき
それにしても、前「ドラマBiz」枠を通して、Blu-ray &DVD BOX と、サントラ盤の発売が決定したのは、本作が初めてだと思います。まあ、これだけ豪華ゲストで面白ければ、映像標品化するテレ東の気持ちもよ~く分かります。次週の『特別編』が楽しみです。
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