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連続テレビ小説「おちょやん」 (第6回・2020/12/7) 感想

連続テレビ小説「おちょやん」

NHK総合・連続テレビ小説『おちょやん』公式サイト
第6回第2週『道頓堀、ええとこや~』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


道頓堀にやってきた竹井千代(毎田暖乃)。目に映るもの全てが、華やかな世界だった。千代の奉公先は、芝居茶屋・岡安。そこを取り仕切る女将の岡田シズ(篠原涼子)から、ひと月の間に「お茶子」と呼ばれる女中の仕事を全て覚えるよう、条件を出される千代。いざ働き出すと、炊事、洗濯、お使いとお茶子として覚えることは山ほどあった。目の回るような忙しさの中で道頓堀を駆け回る千代のお茶子修行の日々が始まったのだった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

●作:八津弘幸 ●脚本協力:吉田真侑子 ●演出:梛川善郎(敬称略)

ナント第2週の月曜日のアバンタイトルが、第1週と同じ!

第1週と、「脚本×脚本協力×演出」のトリオが同じだから、ナント第2週の月曜日のアバンタイトルが、第1週と同じ、まだヒロインが子役時代なのに、本家らが登場する舞台挨拶と口上のパターン。その上、「土曜日版」でおさらいを済ませているのに、月曜日でまたおさらい。大して面白くなかった第1週を、もう一度見せられるのは…

ただ、このパターンも「舞台芸術」を描く朝ドラとしての、制作陣の一つの拘りのつもりだろうから、第3週目は無くなっていることを願って、我慢しようと思う。但し、先週の感想でも書いたように、映像演出の中に舞台演出を取り入れると言う作戦については、私自身は好きだし、『おちょやん』ならやるべきと思う。

制作陣は千代の「河内弁」を"汚い言葉"に描写していたのだ

主題歌明けは、大正5年(1916)の大阪・道頓堀。さて、早速、新キャラクターである芝居茶屋・岡安を取り仕切る女将の岡田シズ(篠原涼子)から、こんな台詞が発せられた。

シズ「しかも あない汚い言葉で」

やはり、制作陣は千代(毎田暖乃)の「河内弁」による台詞を “汚い言葉” に聞こえるように脚本に書き、演出していたと言うことになる。

あちこちのネット記事による第1週の視聴者の感想を読んでも、50~60歳代女性には『おしん』らしさを感じて好評だったが、中年男性を中心に「汚い言葉」と「ダメ親父」の不人気が目立った… とあった。是非とも、あの「汚い言葉」は早い段階で、シズらの教育の設定で無くした方が良いと思う。まっ、大人になった千代は違っているから、時間の問題だとは思うが…

多めの千代のモノローグで、千代が考えているように見えた

さて、先週の感想で何度も書いた、千代が「口が達者で機転がきく少女」に見えない(聞えない)件だが。今回は、6分頃の「これは試されてるなぁ」に代表するように、今回は千代のモノローグが多めに挿入されてことで、かなり良い感じに描写されていたと思う。

モノローグにすることによって、千代の “心情の裏と表” が見えるし、“機転が利くから口で乗り切ろうと頑張っている” ようにも見えたし。もちろん、「口が達者で機転がきく少女」には、まだまだ足りないが…

今週が『おちょやん』の"大勝負"だと思う…

とにかく、制作陣が暗く重苦しかった第1週と違って、今週は意気込んで、楽しい第2週にしようとしているのは伝わって来たし、脚本よりも演出が、かなり好みが分れるために、今週で継続視聴退場者を増やさなければ、杉咲花さんがメインになる第3週で若干視聴者は増えるだろうから、今週が『おちょやん』の “大勝負” になるだろう。

物語はベタだが、先週よりナレーションの最適化されて…

ただ、前述の通りに、千代のモノローグが意外に上手く活用されているし、ナレーションも先週よりは、かなり最適化されて、明らかに第1週よりは良い感じになっていた。ただ、描いている内容は、相当にベタな内容だから、あとはそこを面白いと思えるか、杉咲花さん登場まで待てるかが、やはり “大勝負” だと思う。

音楽担当・サキタハヂメ氏はドラマ『妖怪人間ベム』も担当

ある読者さんから、先日こんなコメント(リンク)が届いた。「第5回で千代が父親と別れる時に流れる劇伴が、2011年日本テレビ系土曜ドラマ『妖怪人間ベム』のオリジナル・サウンドトラック中の楽曲に似ている…」と言う件だ。昨日は深夜まで仕事があったため、今朝、録画等を確認して調べた結果をまとめてみる。

私が調べた限りでは、あのシーンの劇伴は、ドラマ『妖怪人間ベム』のオリジナル・サウンドトラックの「5曲目」に収録されている『希望1(悦びの日まで)』に似ていることは間違いないように思う。但し、ここで知っておいて欲しいのは、『おちょやん』の劇伴担当・サキタ ハヂメ氏がドラマ『妖怪人間ベム』の劇伴も担当していると言う事実だ。

従って、このテルミンと言う楽器を使った楽曲は彼の “作風” と言うことである。ドラマ『妖怪人間ベム』のオリジナル・サウンドトラックを無料試聴できるサイトを見つけたので、聴き比べたい読者さんは、是非ともご活用を。因みに、『おちょやん』のサントラ盤の試聴サイトはない。

日本テレビ系土曜ドラマ「妖怪人間ベム」オリジナル・サウンドトラック | HMV&BOOKS online - VPCD-81718(試聴可能)

(第5回)「うちは、かわいそやない」 - おちょやん - NHK(見逃し配信)

あとがき

前作『エール』の際は、「古関裕而さんの名曲の数々」があったので、『あさイチ』はもちろん、『歴史秘話ヒストリア』や『うたコン』などで、主人公のモデルを広く知らせる番宣が数多く放送されました。

でも、今作のモデルは「出演作」が舞台や映像作品ですから、『あさイチ』、『歴史秘話ヒストリア』の他の真面目な番組で、浪花千栄子さんの人物像を掘り下げて、子役の千代のイメージ払拭を図った方が良いかも知れません。

とにかく個人的には、第2週の月曜日を見て、少しだけ安心しました。あとは、好みの問題…


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【これまでの感想】

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第2週『道頓堀、ええとこや~』

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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