相棒 season19 (第8話・2020/12/2) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season19』(公式)
第8話『一夜の夢』の感想。
もめる男女を見掛けた右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は翌朝、その女性が国会議員を父親に持つ奈穂美(上野なつひ)と知る。さらに奈穂美の婚約者で家具店社長の光一(田中佑弥)が殺され、右京らは奈穂美に結婚を迫りもめていた健介(柏原収史)の元へ。キャバクラの客引きの健介は携帯電話を拾った縁で彼女と知り合った。右京は健介の確固たるアリバイに疑念を抱く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●脚本:金井寛/演出:杉山泰一(敬称略)
"ほぼ総出演"で捻りを利かせた"謎解き"は見応えがあった!
現在いるレギュラー陣が “ほぼ総出演” の今回。青木(浅利陽介)まで屋外ロケに参加するのも珍しいし。冒頭の右京(水谷豊)と亘(反町隆史)が事件に関わるきっかけも、前回のように不自然でなかったし、何よりも終盤で右京が健介(柏原収史)に言った、次の台詞に本作の面白さが凝縮されていた。
右京「最初から 犯人は あなただと見当はついていましたが
ひとつ 大きな謎がありました。
あなたは なぜ 奈穂美さんの弱みを握りながら
金銭の要求をせず 奈穂美さんとの結婚を望み
そのために かつての親友を
殺害しなければならなかったのか」
視聴者も、出演者を見た時点で、犯人の予想は出来てはいたが、冒頭からず~っと「謎解き」に終始したのは良かった。もちろん、携帯電話のロック解除やら雑な部分もあったにはあったが、それでも、前述の通りに “ほぼ総出演” で大きな捻りを利かせたストーリーは、なかなか見応えがあった。
「28年前の友情」が 、きっかけとなった事件と言うオチも、アイデア満載と言う感じで面白かった。
ラストの健介の飛び降りが、少々モヤモヤしたのが残念…
ただ、ラスト。捜査一課の3人が容疑者を連れて行くのに、手錠も掛けず、背中を押して連行するだけでも不自然なのに。まあ、あのまま亡くなったとも限らないから「続き」があるのか、または、捜査一課の誰かが責任を負って退場するとか? 窓の外に落下する健介のカットを撮りたかったのも理解出来るが、少々もやもやしたラストでもあった。
あとがき
『相棒 season17』の第20話/最終回2時間スペシャル『新世界より』の脚本家さんでした。久し振りの当番でしたが、なかなか面白かったです。
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