ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

朝ドラ「エール」"ロス"のあなたへ。架空の第121回「最終回のその後(妄想)」の感想を書いてみました

※この投稿は、完全な “管理人の妄想” です! 朝ドラ『エール』が終わって “ロス” の読者さん、良かったら一緒に「最終回のその後」を妄想しませんか?


連続テレビ小説「エール」

NHK総合・連続テレビ小説『エール』公式サイト
第121回「最終回のその後(妄想)」/第25週(妄想の最終週)『星影のエール』の感想。



人生で最高に幸せな夢を見た音(二階堂ふみ)は、その数年後も乳がんと闘っていた。一方、作曲家として第一線から退いた裕一(窪田正孝)は、民放の音楽番組『オールスター家族対抗歌合戦』の審査員を “福島三羽烏” の一人としてしていた。この日は、梅(森七菜)と田ノ上五郎(岡部大)が運営し始めた孤児院の「4月のお誕生日会」で、久し振りに音がオルガンを弾くことになり…
---上記のあらすじは[管理人の妄想]です!---

※この投稿は、完全な “管理人の妄想” です! 朝ドラ『エール』が終わって “ロス” の読者さん、良かったら一緒に「最終回のその後」を妄想しませんか?

『最終回のその後』のアバンは意外な展開演出で始まった…

『最終回のその後』のアバンタイトルは意外な展開と演出で始まった。『実質的な最終回』だった先週の木曜日の、若かりし頃の姿に戻った裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)が、豊橋の海岸のシーンから始まった。

裕一「会えてよかった。
   音に会えなかったら 僕の音楽はなかった。
   出会ってくれて ありがとね」
 音「私も。あなたといられて幸せでした」

『実質的な最終回』では、ドラマチックに仕上げる目的もあり、当然の如く、GReeeeNが歌う主題歌「星影のエール」が劇伴としてバックに流れていたが、今回のアバンでは劇伴は外され、カモメとイソヒヨドリの鳴き声と波が砂浜に寄せる効果音が被さり、そこへ裕一が音の目を見ながら言う、上↑の台詞のカットが使われていた。

第1回も斬新だったが、最終回のあとに最終回があるとは!?

二人が抱擁するカットの次は『本当の最終回』での、音が裕一が指揮するオーケストラをバックに「長崎の鐘」の歌を歌うシーン。使われたのは、歌の途中で、裕一と音がアイコンタクトを取るカットだった。

そして、もう一つのシーンは、最後の最後で裕一役の窪田正孝さんが「『エール』は これで幕を閉じます」これで、本当に幕が下りて終わりと言うことです。それでは また! さようなら~!」と視聴者に大きくする手を振るシーン。

そこへ、何処からかスタッフの「はい、カット」の掛け声。すると、二階堂ふみが「裕一さん、さっき『それでは、また!』と、言ってましたよね?」と裕一に尋ね、裕一は「うん」。「じゃあ、続けましょう」と音が言って、何と、あのオープニング映像が始まった。第1回も斬新だったが、最終回のあとに最終回があるとは!?

主題歌明け。相変わらず、時間経過が曖昧だし…

主題歌明け。「音が、人生で一番幸せな夢を見てから、数年が経ちました。音は乳がんは奇跡的に少しずつですが回復していました」のナレーションから始まった。

相変わらず、時間経過が曖昧だし、当時のがん治療の水準では完治は難しいが、亡くなると言うバッドエンドは阻止したかったのか、これまた曖昧な感じで音が元気を取り戻した。まあ、この辺は “作風” として許容するしかないだろう。

"福島三羽烏"の描き分けを、審査内容で描くのは面白かった

場面変わって、民放のテレビ局の「春の新番組」である音楽番組『オールスター家族対抗歌合戦』のタイトル映像。司会者役の「今回の審査員には、且つて “福島三羽烏” と呼ばれた音楽会の重鎮の先生をお迎えしております」の台詞でカットが切り替わると、審査員席に年老いた裕一と鉄男(中村蒼)と久志(山﨑育三郎)が座っていた。

ここで面白かったのが、“福島三羽烏” が次々と出演者にアドバイスをする内容。裕一は優しく音楽の基礎を教え、鉄男は歌詞の世界を理解することを教え、久志はその場で立って自分で歌って見せた。この辺の三人の描き分けは面白かった。

梅と五郎が、"あの孤児院"の運営を引き継いでいたのか…

梅(森七菜)と田ノ上五郎(岡部大)たち夫婦は、戦後になって馬具の需要が減って店をたたみ、あの孤児院の運営を、裕一の資金援助でやっていた。この日は、4月の誕生日会の日で、梶取保(野間口徹)と梶取恵(仲里依紗)が手伝いに来ていた。

もちろん、裕一と音も出席はしていたが、音は歌うことが出来ず、裕一が作った「とんがり帽子」でオルガンの伴奏をしていた。「とんがり帽子」は古関裕而さん作曲、『エール』では劇作家で演出家・池田二郎(北村有起哉)のモデルである菊田一夫さん作詞。

なぜ、「とんがり帽子」が"孤児院の歌"に選ばれたのか?

なぜ、「とんがり帽子」が “孤児院の歌” として選ばれたのか? それは恐らく、この歌詞が菊田さんの実体験に基づいて書かれたものだからだ。

菊田さん横浜生まれで、関西や台湾で育ったが、戦時中に岩手県江刺(現奥州市江刺区)に家族と疎開することになり、その疎開先となった旧岩谷堂町役場が、ドラマ『鐘の鳴る丘』の中の孤児院のモデルで、その建物は丘の上にあり、「とんがり帽子の赤い屋根」だったことから、タイトルが付いたそう。

因みに、この「とんがり帽子」は、朝ドラ『なつぞら』の第117回(初回放送8月14日)で、なつの兄とおでん店「風車」女将・亜矢美が一緒にいる回想のシーンで店外からが流れて来たBGMとして使用され、その歌を聞いて兄は悔しくて涙を流すと言うシーンがあった。この辺は、朝ドラ同士がリンクして面白い演出だ。

最後の最後をカラオケで視聴者へ丸投げして終わった!

そして、「とんがり帽子」の合唱が終わると、裕一がステージ上のセンターマイクの前に立って、意外なひとことを言った。

裕一「では 『エール』の最後は
   視聴者の方々に私たちから “アンコール” です。
   では テレビの前で『星影のエール』を大きな声で歌って下さい」

と言って、これまた何と、全120回の回想シーンが走馬灯のように流れる映像に、『星影のエール』のインストゥルメンタル(カラオケ・バージョン)が流れた。恐らく、日本中の『エール』のファンが、大声で歌い、裕一や音、スタッフたちに最高の “エール” を熱唱したに違いない。

最後の最後をカラオケで視聴者へ丸投げして終わった『エール』。これも、“エールらしさ” であるのは間違いない。いや、視聴者参加型の「結末」、この「余分」とも言える「余白」こそ、本作の本当の「余韻」かも知れない…

あとがき

全て、管理人の妄想です(苦笑) 優しい目で見守って下さい…




久志ファンのあなたに。『連続テレビ小説「エール」オリジナル・サウンドトラック Vol.3』には、ボーナス・トラックとして、劇中で流れた双浦環役の柴咲コウさんが歌う「船頭可愛や」、佐藤久志役の山崎育三郎さんが歌う「イヨマンテの夜」の2曲が収録されるサントラ盤はこれだけです。サントラ盤は3枚発売されているので、お間違いないように…


管理人・みっきー お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入して頂けます!




【お願い】読者の皆さんも大変な状況とは思いますが、仕事激減の折、勝手なお願いで恐縮でございますが、Amazon楽天市場からお買い物する際は、当blogのリンク経由で買って下さると、皆さんのおかげで私にポイントが貯まる上に、何よりもブログを書き続けるモチベーションアップになりますので、引き続き、ご協力の程、よろしくお願いいたします(謝) ※暫く“テンプレ”です。



「楽天市場」からのおすすめ商品や企画


「Amazon」からの最新のお知らせ

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


★本家の記事のURL →  https://director.blog.shinobi.jp/Entry/14908/


【これまでの感想】

第1週『初めてのエール』
1 2 3 4 5 
第2週『運命のかぐや姫』
6 7 8 9 10 
第3週『いばらの道』
11 12 13 14 15 
第4週『君はるか』
16 17 18 19 20 
第5週『愛の協奏曲』
21 22 23 24 25 
第6週『ふたりの決意』
26 27 28 29 30 
第7週『夢の新婚生活』
31 32 33 34 35 
第8週『紺碧(ぺき)の空』
36 37 38 39 40 
第9週『東京恋物語』
41 42 43 44 45 
第10週『響きあう夢』
46 47 48 49 50 
第11週『家族のうた』
51 52 53 54 55 
第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』
56 57 58 59 60 
第13週『スター発掘オーディション』
61 62 63 64 65 
[再]第1週『初めてのエール』佐藤久志(山崎育三郎)
1 2 3 4 5
[再]第2週『運命のかぐや姫』佐藤久志(山崎育三郎)
6
[再]第2週『運命のかぐや姫』関内吟(松井玲奈)
7 8 9 10
[再]第3週『いばらの道』関内吟(松井玲奈)
11 12
[再]第3週『いばらの道』藤堂清晴(森山直太朗)
13 14 15
[再]第4週『君はるか』藤堂清晴(森山直太朗)
16 17 18
[再]第4週『君はるか』御手洗清太郎(古川雄大)
19 20
[再]第5週愛の狂騒曲』御手洗清太郎(古川雄大)
21 22 23 24
[再]第5週『愛の狂騒曲』村野鉄男(中村蒼)
24
[再]第6週『ふたりの決意』村野鉄男(中村蒼)
25 26 27 28 29 30
[再]第7週『夢の新婚生活』梶取保(野間口徹)
31 32 33 34 35
[再]第8週『紺碧(ぺき)の空』梶取保(野間口徹)
36
[再]第8週『紺碧(ぺき)の空』古山まさ(菊池桃子)
37 38 39 40
[再]第9週『東京恋物語』古山まさ(菊池桃子)
41 42
第9週『東京恋物語』音の妹・関内 梅(森七菜)
43 44 45
[再]第10週『響きあう夢』音の妹・関内 梅(森七菜)
46 47 48
[再]第10週『響きあう夢』川俣銀行時代の菊池昌子(堀内敬子)
49 50
第11週『家族のうた』川俣銀行時代の菊池昌子(堀内敬子)
51 52
[再]第11週『家族のうた』藤堂先生と結婚後の藤堂昌子(堀内敬子)
53 54
[再]第11週『家族のうた』喫茶バンブーの梶取恵(仲里依紗)
55
[再]第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』梶取恵(仲里依紗)
56 57 58 59 60
[再]第13週『スター発掘オーディション!』川俣銀行支店長(相島一之)
61 62 63 64 65
いよいよ来週から! 連続テレビ小説「エール」再開SP
第14週『弟子がやって来た!』
66 67 68 69 70 
第15週『先生のうた』
71 72 73 74 75 
第16週『不協和音』
76 77 78 79 80 
第17週『歌の力』
81 82 83 84 85 
第18週『戦場の歌』
86 87 88 89 90 
第19週『鐘よ響け』
91 92 93 94 95 
第20週『栄冠は君に輝く』
96 97 98 99 100 
第21週『夢のつづきに』
101  102103 104 105 
第22週『ふるさとに響く歌』
106  107 108 109 110 
第23週『恋のメロディ』
111 112 113 114 115 
第24週(最終週)『エール』
116 117 118 119 最終回 

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: