監察医 朝顔[2] (第4話・2020/11/23) 感想
![監察医 朝顔[2]](https://blog-imgs-140.fc2.com/d/m/e/dmesen/asagao2_2020_dra.jpg)
フジテレビ系・月9『監察医 朝顔[2]』(公式)
第4話『密室殺人の謎!朝顔秘密を知る』の感想。
なお、原作の漫画、香川まさひと 画・木村直巳 監修・佐藤喜宣「監察医 朝顔」は未読。
ウェブデザイナーの亜衣の遺体が自宅で発見され、朝顔(上野樹里)や神奈川県警の検視室長となった伊東(三宅弘城)らが現場へと向かう。密室状態の現場を見て、伊東は自殺を疑うが、朝顔は頸部に残された他殺の痕跡に気付く。ところがその後、光子(志田未来)らと臨んだ解剖では血液の状態に病死の所見が。さらに、平(時任三郎)らが話を聞いた亜衣の姉・美優(高梨臨)と恋人・岸川がそれぞれ互いを疑うような証言をし、真っ向から対立する。一方で、家族に関するニュースに驚く桑原(風間俊介)は、移転を決めた平と話をする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:香川まさひと 画・木村直巳 監修・佐藤喜宣「監察医 朝顔」
脚本:根本ノンジ(過去作/監察医 朝顔1、相棒シリーズ、フルーツ宅配便)
演出:平野眞(過去作/監察医 朝顔1、モンテ・クリスト伯、ガリレオ、シャーロックUS) 第1,2話
阿部雅和(過去作/監察医 朝顔1、婚活刑事の第8話のみ) 第3,4話
三橋利行(過去作/コンフィデンスマンJP、トレース)
音楽:得田真裕(過去作/監察医 朝顔1、家売るオンナシリーズ、アンナチュラル、インハンド)
主題歌:折坂悠太「朝顔」(Less+ Project)
忍の出番が多過ぎて、平と桑原の出番が減ったのが違和感…
『2』になってから、最も「刑事ドラマ」、「監察医ドラマ」らしかった第4話。ただ、事件の謎そのものは、意外なほどにあっさりと終わってしまったのが残念。
いや、残念なことよりも気になったのが、『2』の第2話に一度登場し、今回から野毛山署の刑事に配属した、桑原真也(風間俊介)の姉・桑原忍(ともさかりえ)が、新人刑事の割に出番が多過ぎて、本来であれば平(時任三郎)と桑原が捜査シーンに出て来るのが減った違和感。
ここまで、ともさかりえさんの出番が増えると、もはや『監察医 朝顔』らしさが削られ過ぎて、他のドラマを見ているような錯覚に陥りそうになった。
朝顔が監察医として事件に関わったのは遺族への説明だけ…
また、本作らしさと言えば、良くも悪くも、「刑事ドラマであり、監察医ドラマ」の中に、朝顔の家族のエピソードをちょいちょい盛り込んでは、全体の流れを切り刻んでいた。私はそこが一番気になっていた点なのだが、『2』を見始めてから、その “ほんさくらしさ” も意外と悪くないなぁと思って見て来た。
ただ、流石に、朝顔の家族パートが増えるならまだしも、家族がもう一人レギュラーになって登場してしまうと、全体が何のドラマなのか分かり難くなった。事実、今回は忍の初出勤のご祝儀なのか 、監察医である朝顔が事件に関わった印象がかなり薄く、その逆に新人刑事の忍が頑張ったとの印象が強くなってしまった。
確かに、『2』は2クール(半年間)の長丁場だから、何か創意工夫をしようとするのは理解できるが、主人公の存在が薄まる策は本末転倒だと思う。
あとがき
どうやら、忍が加わって、これからが『2』の「本格的な始まり」とも受け取れますが、もう少し、いや、もっと朝顔が解剖をする場面や推理をする場面を盛り込んで欲しいです。遺族への説明のシーンだけで、本作のタイトルを『監察医 朝顔』とするのは、看板に偽りありと言う感じです。
『2』になって、好意的に見始めた私。何とか、主人公の “公私のバランス” をもっと考えて作って欲しいです。
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