連続テレビ小説「エール」 (第116回・2020/11/23) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『エール』(公式サイト)
第24週(最終週)『エール』の
第116回の感想。
※ 本作は、2020/10/29 にクランクアップ(撮影終了)しています。
※ 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
アキラ(宮沢氷魚)が華(古川琴音)と結婚の許しを得ようと古山家にやってくる。憮然とする裕一(窪田正孝)と心配する音(二階堂ふみ)。裕一と音は、アキラのロカビリー歌手という不安定な職業や、これまでの派手な生活から結婚に反対する。アキラは華を思って作ったという曲を熱唱。すると裕一と音は、アキラの娘への真剣な愛を感じるとともに、自分たちの結婚のときのことを思い出し…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●原案:林宏司 ●作:吉田照幸 ●演出:吉田照幸(敬称略)
主題歌明け、裕一の不機嫌な理由が不可解で…
主題歌明けに、華(古川琴音)が「娘を持つ父」と言っていた。まあ、そう言う立場なのだろが、茶の間の裕一(窪田正孝)は、えらく不機嫌。
これって、先週の病院のくだりで、音(二階堂ふみ)と華とアキラ(宮沢氷魚)が結託して、自分を騙したことに不機嫌なのか、「娘を持つ父」だから不機嫌なのか、もう序盤から分からなかった。
終わったことに、あれこれ言ってもしょうがないが、ロカビリー歌手であることを隠すと言う無駄話が、裕一が父親として娘を大切に思う気持ちがぼやけて描写されたのだ。あんなのやらずに、「ナレ婚」で良かったと言ってしまったら、それまでだが…
ただの昔話も「津田さんの吹替え版」にしたら良かったのに
で、少し見ていたら、アキラの収入が低いから、それでは娘が幸せになれないから不機嫌だったのが分かった。まあ、何度も書くが、一般的なドラマに於ける「娘を持つ父」なら分かるのだが、裕一がこう言うのは、かなり違和感を覚えた。まさか、最終週だから、エイヤァ!ってキャラクター変えちゃった?
そして、話は “ただの昔話” へ。こんな “ただの昔話” だって、当時の映像を使って、紙芝居風にして「津田さんの吹替え版」で面白おかしく見せたら良かったのに。どうせ、着地点は分かっているのだから。
アキラの"あの歌"で裕一と音の心が動く展開には無理がある
中盤では、全く興味関心のないアキラの人物紹介。それにまた “ただの昔話” か…。そして、やっと9分過ぎに、アキラの歌。アキラの歌を聞いて、裕一と音が自分たちの結婚の時を思い出して… と言うのは予想通りだが、期待していたのとはだいぶ違った。
難しいとは思ったが、流石に “あの歌” で、裕一と音の心が動くのは、音楽、歌、そして「古関裕而さん」を扱う朝ドラとしては、完全に物足りなかった。公式でネタバレしているから分かってはいたが、今回で一気に結婚式まで描いちゃって良かったと思う。
あとがき
昨日は、11月22日で「いい夫婦の日」で、ホテル内の宴会場は結婚披露宴で大混雑でした。そして、今日は、11月23日で「いい夫妻の日」と言われていますが、三連休の最終日なので披露宴は少ないです。
なぜ、こんな話を書いたのかと言うと、昨日に担当させて頂いた新郎新婦さんは家庭の事情とコロナの影響で、3回も延期して、遂に昨日、結婚式と披露宴を挙げることが出来たそうです。新婦からの両親への手紙や、新郎の挨拶を聞いて、本当に今日まで大変だったのだなぁと思いました。私はミスをしないことでしか応援は出来ませんが…
カップル、夫婦の数だけ “幸せのカタチ” 幸せのカタチがあると、私は仕事を通しても見ています。ただ、今回の裕一と音、華とアキラを見て、これが「カップル、夫婦の数だけ幸せのカタチがある」ってことを描いているのかな? と思ってしまいました。
完全に、お尻(最終週)に全てのしわ寄せが来ているのは分かりますが、先週と今週で、もっとやりようがあったと思います。もっと自然な展開で、音楽を愛する男同士が共感するとか。久志(山﨑育三郎)が華の結婚相手に、歌が上手い若手歌手のアキラを紹介するとか。「病院で…」に無理があり過ぎたと思います。
気持ちを切り替えて、明日の『オリンピックマーチ』のお話に期待します。
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