七人の秘書 (第4話・2020/11/12) 感想

テレビ朝日系・木曜ドラマ『七人の秘書』(公式)
第4話『盗撮魔の警察キャリア潰せ!!』の感想。
三和(大島優子)が暴漢から救った女子高生・映子(永瀬莉子)は、数日前に盗撮され、犯人が落としたスマートフォンと共に被害届を出した。だが翌日、被害届は出ていないと言われたという。警視庁警務部長・北島(木下ほうか)の秘書を務める不二子(菜々緒)はスマホカバーの特徴を聞き、警視正の山根(金井勇太)のものと気付く。千代(木村文乃)らは‘裏仕事’を開始する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/やまとなでしこ、ハケンの品格1,2、ドクターX1-4,6) 第1,2話
香坂隆史(過去作/限界団地緊急、取調室3、ドクターX6、家政夫のミタゾノ4) 第3話
林誠人(過去作/ドクターX2,3,4,5,6、家政夫のミタゾノ2,4)) 第4話
演出:田村直己(過去作/ドクターX1,2,3,4,5,6、未解決の女1,2) 第1,2話
山田勇人(過去作/ドクター-X 3)) 第4話
片山修(過去作/相棒シリーズ、家政夫のミタゾノ4) 第3話
音楽:沢田完(過去作/ドクター-X 1,2,3,4,5,6)
主題歌:milet 『Who I am』『The Hardest』
冒頭の痴呆症の老婦人の話、人助けになっていないような…
いよいよ、脚本家が3人目へと交代すると事前に知ったから少しだけ期待をしたのだが…
冒頭から何だか変なエピソード。痴呆症で万引きしてしまう老婦人が店内で盗んだものを、“七人の秘書” が連携して密かに店に戻すと言うものだったが、少なくとも七菜(広瀬アリス)がミスったリンゴは、レジを通していないで店外に持ち出しているのだから窃盗ではないのだろうか?
人助けみたいなエピソードにしているつもりのようだが、むしろ逆のことをやっているようにしか見えなかったし、そもそもこのエピソードが、本編と関係あるのは、「今回のメインは 不二子(菜々緒)であること」を提示しただけ。意味がないような…
最初から今回のように「ミスはお約束」にしておけば…
そして、本編。折角、前回は止めたのに、また “七人の秘書” のミスを盛り込んで来た。「私、失敗しないので」でないと “七人の秘書” ではないと思うが。
但し今回は、何とか、そのミスが「雨降って地固まる」的な展開に一役買っているため、これまでのミスとは明らかに違う “ネタ” になっていたのは改善されたと言って良いと思う。なぜ、最初から、このような「ミスはお約束」のような展開にしなかったのだろう?
"影の仕事人"が「こんなにうまくいく」のを見せて欲しい!
でも、困ったのが、47分頃の、ラーメン屋で一件落着を祝っている席で、五月(室井滋)が言った、この台詞は如何なものかと思う。
五月「こんなにうまくいくとは思わなかったね」
確かに、劇中の “七人の秘書” にとっては、「こんなにうまくいくとは思わなかったね」なのだろうが、視聴者にとっては「あんなに上手く行くのか!? 凄いな!」と、そこまで数々の作戦を魅せるのが、本作がやるべきことでは? 影の仕事人なのだから、偶然も味方にして、華麗に解決して魅せるべきだと思うのだが…
あとがき
これのどこが「『ドクターX』の中園ミホが描く痛快ドラマ」なのでしょう? 失敗はするし、正義感や矜持も見えないし、痛快でもありませんし。もう、巻き返しは難しいかも…
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