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連続テレビ小説「エール」 (第109回・2020/11/12) 感想

連続テレビ小説「エール」

NHK総合・連続テレビ小説『エール』公式サイト
第22週『ふるさとに響く歌』の 第109回の感想。



 本作は、2020/10/29 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


裕一(窪田正孝)は浩二(佐久本宝)に頼まれて、「高原列車は行く」の作曲のために、しばらく福島に滞在することにする。ある日、浩二は畠山リンゴ園の会合で、娘のまき子(志田未来)が親戚の会社で経理の仕事をするために、東京に出ることを知り、複雑な心境になる。これまでいつも断っていたまさ(菊池桃子)が持ってくる見合いの話を、浩二は「行ってもいいよ」と言い出すのだが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

●原案:林宏司 ●作:嶋田うれ葉 ●演出:松園武大、丸山文正(敬称略)

週半ばの木曜日に脚本家が交代したのには驚かないが…

今回の感想は、まだ最終回まで期待しているが故の “ほぼ全編が愚痴” です…(謝)

脚本家が月曜日から水曜日担当だった清水友佳子氏から、本日より嶋田うれ葉氏に交代。

主人公の裕一(窪田正孝)が福島にいると言う設定だけを引き継いで、上手くやれるはずはないのは、これまでの脚本家の交代による連続テレビ小説に於ける最も大切な “連続性” が担保されないのは、ほぼ証明されてしまっているから、さほどは驚かないが。

仕事が忙しいはずの裕一が仕事が済んだのに福島に残るのは

でも、流石に、前回の脚本担当の清水友佳子氏が「鉄男物語」担当で、今回の嶋田うれ葉氏が「浩二物語」担当のように、役割を切り分けたのはどうかと思う。だって、殆どの視聴者は感じていると思うから書くが、恐らく「浩二物語」をやるために、まずは裕一を福島に帰らせなければならない。

だから、母校の校歌を作る話をこしらえて、裕一と鉄男(中村蒼)を福島に戻した。そして、ラスト3週間だから鉄男の弟・典男(泉澤祐希)を登場させて「鉄男物語」を挿入して、村野一家のお話に決着をつけようとしたのは明らかなのだから、その二つの物語が終わったら裕一は東京に変えるべきなのに、音(二階堂ふみ)まで来訪するなんて…

「鉄男物語」は感動的だったし、「浩二物語」も悪くない

いや、「鉄男物語」は感動的だったし、「浩二物語」も悪くない。ドラマの流れとしては、大きく間違ってもいないし、むしろ残りの放送を考えると、どこかでケジメを付けておくべき内容だから、やるのはむしろ当然と言える。

ただ、時期をずらして"久し振りの帰省"で音と華が帰れば…

ただ、だったら、娘の華(古川琴音)も動ける時に、季節を、時期を、ずらせば良かったのではないだろうか?

看護学校に長期休暇は無いと言うなら、先日の感想に書いたように、華は裕福な家のお嬢様でお見合いで大忙し… の設定にしておけば、大きくなった華を連れて音が、仕事で福島に行く裕一と鉄男に便乗して、“久し振りの帰省” を兼ねて行くだけで自然な流れになったのでは?

もちろん、校歌づくりだけでなく、お披露目会への出席があるし、お披露目会の鉄男の講演もやりたかっただろうから、そんな夫の仕事に妻子が同行するのもどうかとは思うが、音と華が、浩二の恋愛を応援する方が、微笑ましくないだろうか。

また 、“久し振りの帰省” を兼ねて行くなら、今回のように、あとから乗り込んで行くよりは自然に思うし、何より、音は華が生まれた直後に、自身の実家・関内家にも娘を見せに行かなかった “恩知らず” 的な前科があるのだから、ここで汚名返上させてあげたら良かったとも思う。

鉄男と裕一は、作詞家と作曲家で仕事が違うのだから…

それに、鉄男は作詞家としてのお披露目会のエピソードと典男との再会、裕一は音と華と実家に泊まって浩二との見合い話と恋バナ… と、裕一と鉄男で役割を分ければ、一週間の中で話が分断されないで済んだのに。

暇を持て余した音が孤児院で音楽を教える描写があったら…

撮影終了しているから、もう少し愚痴らせてもらいたい。前回のラストでも描かれたが、暇を持て余している音が描かれたが、ああ言う時こそ、先週の教会の孤児院のエピソードを活かして、東京に残った音は、家事のことを心配しないで、孤児院の子どもたちに “今も” 音楽を教えている風景を、描いたら良かったと思う。

また、それを音が裕一に電話で伝えて、裕一も「それは、いいことだね」と言ったら、 “自己中心的” な行いが、より “慈善” に見えたと思う。

あとがき

やはり、複数の脚本家たちが、「音の使い方」に迷い続けたように思います。音が浩二の恋バナに関わる必要って、あるのでしょうかね。普通に、「喜多一」の家族のお話で良かったような。ですが、浩二には幸せになって欲しいので、次回でどんな結末になるのか(予想は出来ますが)期待します。

それと、志田未来さん、朝ドラ出演は2016年度上半期放送『とと姉ちゃん』の不良の「お竜」役以来なんですね。なんか、実力派だからもっと出演していると思っていました。



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Author : みっきー

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★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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