そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話― (第1話 [全6話]・2020/11/3) 感想

毎日放送・TBS・ドラマイズム『そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―』(公式)
第1話 [全6話]の感想。
ピンクの象が目印の『エレファント・エクスプレス』の配達員・黒江陸(飯豊まりえ)は、寂れた商店街にある青果店「八百吉」店主・三田史郎(塚地武雅)と訳あって一緒に暮らしている。今日は、音楽への想いを断ち切ろうとしている元バンドマン・宮田寛(浅香航大)が出品した自身のバンドのグッズを、寛に憧れる高校生・瀬尾孝之(板垣瑞生)に配達…。陸が“お届け”することで、不思議と寛と孝之の運命が動き出し…!? 夢を諦めようとする人と、夢の始まりにある人、2人の“縁”がどのような結末を生むのか――!?
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---
原作:メルカリに実際に届いた、2万を超える体験談の中からエピソード
脚本:北川亜矢子(過去作/ホクサイと飯さえあれば)
演出:片桐健滋(過去作/きのう何食べた?、決してマネしないでください。)
オープニング主題歌:SOMETIME’S「Morning」
エンディング主題歌:ゆりめり「つぎのて」(FIREBUG)
「メルカリ」へ実際に届いた体験談のオムニバスドラマ
主演は、飯豊まりえさんとなっているが、基本的には配送業を営む一人の女性・陸として、所々にストーリーテラーとして登場するだけ。内容は、国内最大のフリマアプリ「メルカリ」へ実際に届いた、2万件超の体験談から書き下ろした、一話完結のオムニバス形式のオリジナルドラマ。
不要なものが必要なものになる"モノが持つ力"が描かれた
ドラマの見所は、普段ならメルカリに出品する人は、受け取った側のストーリーは分からない。しかし、本作では、出品した人と受け取った人の両方が描かれ、手放す側と受け取る側の世界がどんどん繋がって行く様を描いている。また、自分にとっては不要なものが、他の人には必要なものになると言う “モノが持つ力” のようなものも描かれていた。
感想が、書き難いドラマなのが残念…
ただ、内容自体となると、僅か30分ドラマの割に詰め込まれており、少し目を話すと分かり難くなる。更に、一話完結だから、感想を書こうにも作品を見た人でないと、単純な内容の説明になってしまい、感想とは言い難くなるのが残念。
"モノが持つ力"を"ご縁"として改めて描く温かいドラマ
今回は、元プロのバンドマン・宮田寛(浅香航大)が出品した自身のバンドのグッズを、寛に憧れる高校生・瀬尾孝之(板垣瑞生)に配達。音楽で飯を食っていくのを諦めようとする元バンドマンが手放した「古いアコギ」が、メルカリが届けた “ご縁” によって、音楽に夢を抱く高校生を弾き語りのストリートミュージシャンにさせた…と言うお話。
毎回、感想を書くようなドラマでは無いかもしれないが、SNSやネットを通じた “情報” のやり取りでは生まれにくい、“モノが持つ力” を “ご縁” として改めて描く温かいドラマとしては、ちょっと面白いと思う。
あとがき
全く、期待はしていませんでしたが、俳優陣が意外に(失礼)豪華で、演技も良くて、面白かったです。しかし、放送が関東では深夜1:28からなので、リアタイ視聴は厳しいかも。とは言え、『きのう何食べた?』を手掛けた片桐健滋氏の演出には、グッとくるものがありますよ。興味が湧いたら、見逃し配信をおすすめします。30分ドラマです。
下記のMBS動画イズム等で、無料配信が見られます。
https://dizm.mbs.jp/title/?program=entodo
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