連続テレビ小説「エール」 (第102回・2020/11/3) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『エール』(公式サイト)
第21週『夢のつづきに』の
第102回の感想。
※ 本作は、2020/10/29 にクランクアップ(撮影終了)しています。
※ 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
華(古川琴音)はオーディションに向けて、音楽レッスンで忙しい音(二階堂ふみ)のために、家事を手伝おうとするが、母の仕事と自分がやりたい事は両立できると証明したいと考えている音は、「すべて自分でするから、華は自分のやりたいことをしなさい」と相手にしない。これといってやりたい事がない華は、甲子園に出る目標に向かって頑張っている渉(伊藤あさひ)と話していて、複雑な気持ちを抱く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●原案:林宏司 ●作:清水友佳子 ●演出:橋爪紳一朗、小林直毅(敬称略)
話数が減った本作でも「まだ、やるの?」と思う…
あと数十分で次の「第103回」が放送されるから、今回の率直な感想だけ綴ろうと思う。
こう言うの、朝ドラの主人公が一定の成功を収めて後の晩年のくだりで良く見る「朝ドラあるある」の一つだ。もちろん、ホームドラマだから、親子、子どもの反抗期、子どもの初恋なんかを描くなとは思わない。ただ、話数が減った本作でも「まだ、やるの?」が私の正直な感想だ。
男性が主人公の「朝ドラあるある」を今やる必要があるか?
それでなくても、本作は形式的に、ダブル主人公を謳っている。とは言え、主人公が男性の場合、その妻は “ヒロイン” と名付けて主役扱いに担ぎ出すも「朝ドラあるある」の一つだから目くじらを立てて起こるつもりは無い。
しかし、『エール』に於いても、史実に於いても、明らかに最重要洋装として描くべきは「裕一(窪田正孝)の偉業」であり、次に描くべきが「裕一の人生」で、音(二階堂ふみ)はそこに関わる人でしかない。
本当にダブル主人公なら、音の描写が特に最近は雑過ぎる!
もしも、音が本作に於いて裕一と同じ立場(役割)を与えられているならば、この度のオーディションの二次審査までは台詞でスルーしたり、やっと描かれたオーディション風景でも対抗馬の出演もなしでは、肩透かしと言わざるを得ない。
更に言うなら、序盤で音が娘・華(古川琴音)のことを「そりゃ 私たちの娘ですもん」と自慢していたが、私には必死に子育てした印象は薄く、喫茶店で梶取夫婦と子守りをしていた印象の方が強いくらい。そのような “ほぼ脇役” のような “ヒロイン” のオーディションに、こんなに放送尺を割く必要があるのかと思うのだ。
『夢のつづきに』と「に」が入っていると言うことは…
ある読者さんから、最近「ネタバレとは思いませんが、みっきーさんの予想が当たり過ぎる」とのコメントを頂いたが、『夢のつづきに』と言うサブタイトルをよ~く考えて欲しい。これが『夢のつづき』だったら、音が再び歌手の道に進んで、プロの歌手に進む道が描か捜な可能性が見える。
しかし、『夢のつづきに』と「に」が入っていることで、音の夢は叶わずに、その「先」、そう、「裕一と音の夢の先」が描かれると解釈するのが普通なのだ。それが何なのかは先日書いたからここでは書かないが。
前2週を見た人は、もっと「名曲誕生秘話」を見たいのでは?
とにかく、先々週、先週の裕一や久志(山﨑育三郎)を見た視聴者の多くは、こう言うのを見たいだろうか? それこそ、「名曲誕生秘話」を描きつつ、夫婦や家族、周囲の人たちとの出会い、そして、エピローグだからこその別れをドラマチックに描いた方が良いと思うが…
あとがき
次回「第103回」で、どこまで音と華の母子の確執みたいなものを描き続けるかが見所でしょうね。これでは、ほぼ裕一の必然性がないので、正直ものたりないです。
【お願い】読者の皆さんも大変な状況とは思いますが、仕事激減の折、勝手なお願いで恐縮でございますが、Amazonと楽天市場からお買い物する際は、当blogのリンク経由で買って下さると、皆さんのおかげで私にポイントが貯まる上に、何よりもブログを書き続けるモチベーションアップになりますので、引き続き、ご協力の程、よろしくお願いいたします(謝) ※暫く“テンプレ”です。
「楽天市場」からのおすすめ商品や企画
「Amazon」からの最新のお知らせ
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/14807/
【これまでの感想】
第1週『初めてのエール』
1 2 3 4 5 土
第2週『運命のかぐや姫』
6 7 8 9 10 土
第3週『いばらの道』
11 12 13 14 15 土
第4週『君はるか』
16 17 18 19 20 土
第5週『愛の協奏曲』
21 22 23 24 25 土
第6週『ふたりの決意』
26 27 28 29 30 土
第7週『夢の新婚生活』
31 32 33 34 35 土
第8週『紺碧(ぺき)の空』
36 37 38 39 40 土
第9週『東京恋物語』
41 42 43 44 45 土
第10週『響きあう夢』
46 47 48 49 50 土
第11週『家族のうた』
51 52 53 54 55 土
第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』
56 57 58 59 60 土
第13週『スター発掘オーディション』
61 62 63 64 65 土
[再]第1週『初めてのエール』佐藤久志(山崎育三郎)
1 2 3 4 5
[再]第2週『運命のかぐや姫』佐藤久志(山崎育三郎)
6
[再]第2週『運命のかぐや姫』関内吟(松井玲奈)
7 8 9 10
[再]第3週『いばらの道』関内吟(松井玲奈)
11 12
[再]第3週『いばらの道』藤堂清晴(森山直太朗)
13 14 15
[再]第4週『君はるか』藤堂清晴(森山直太朗)
16 17 18
[再]第4週『君はるか』御手洗清太郎(古川雄大)
19 20
[再]第5週愛の狂騒曲』御手洗清太郎(古川雄大)
21 22 23 24
[再]第5週『愛の狂騒曲』村野鉄男(中村蒼)
24
[再]第6週『ふたりの決意』村野鉄男(中村蒼)
25 26 27 28 29 30
[再]第7週『夢の新婚生活』梶取保(野間口徹)
31 32 33 34 35
[再]第8週『紺碧(ぺき)の空』梶取保(野間口徹)
36
[再]第8週『紺碧(ぺき)の空』古山まさ(菊池桃子)
37 38 39 40
[再]第9週『東京恋物語』古山まさ(菊池桃子)
41 42
第9週『東京恋物語』音の妹・関内 梅(森七菜)
43 44 45
[再]第10週『響きあう夢』音の妹・関内 梅(森七菜)
46 47 48
[再]第10週『響きあう夢』川俣銀行時代の菊池昌子(堀内敬子)
49 50
第11週『家族のうた』川俣銀行時代の菊池昌子(堀内敬子)
51 52
[再]第11週『家族のうた』藤堂先生と結婚後の藤堂昌子(堀内敬子)
53 54
[再]第11週『家族のうた』喫茶バンブーの梶取恵(仲里依紗)
55
[再]第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』梶取恵(仲里依紗)
56 57 58 59 60
[再]第13週『スター発掘オーディション!』川俣銀行支店長(相島一之)
61 62 63 64 65
いよいよ来週から! 連続テレビ小説「エール」再開SP
第14週『弟子がやって来た!』
66 67 68 69 70 土
第15週『先生のうた』
71 72 73 74 75 土
第16週『不協和音』
76 77 78 79 80 土
第17週『歌の力』
81 82 83 84 85 土
第18週『戦場の歌』
86 87 88 89 90 土
第19週『鐘よ響け』
91 92 93 94 95 土
第20週『栄冠は君に輝く』
96 97 98 99 100 土
第21週『夢のつづきに』
101
- 関連記事
-
- この恋あたためますか (第3話・2020/11/3) 感想 (2020/11/04)
- 姉ちゃんの恋人 (第2話・2020/11/3) 感想 (2020/11/04)
- 連続テレビ小説「エール」 (第102回・2020/11/3) 感想 (2020/11/04)
- 共演NG (第2話・2020/11/2) 感想 (2020/11/04)
- 監察医 朝顔[2] (第1話/初回30分拡大・2020/11/2) 感想 (2020/11/04)