七人の秘書 (第2話・2020/10/29) 感想

テレビ朝日系・木曜ドラマ『七人の秘書』(公式)
第2話『VS大銀行パワハラ女帝!! 恐怖の無視カゴ!?』の感想。
千代(木村文乃)が派遣秘書として働く銀行で、七菜(広瀬アリス)が秘書室長に昇格した二葉(杉田かおる)から敵視され、無視の対象に。これまでも何人もの部下を退職に追い込んできた二葉は、ストレスによる胃痛で病院を訪れた七菜をさらに追い詰める。そんな七菜の前に、病院長秘書のサラン(シム・ウンギョン)が現れ、七菜を萬(江口洋介)のラーメン店へ連れていく。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/やまとなでしこ、ハケンの品格1,2、Doctor-X1-4,6) 第1,2話
香坂隆史(過去作/限界団地緊急、取調室3、ドクターX6、家政夫のミタゾノ4)
林誠人(過去作/ドクターX2,3,4,5,6、家政夫のミタゾノ2,4)
演出:田村直己(過去作/ドクターX1,2,3,4,5,6、未解決の女1,2) 第1,2話
山田勇人(過去作/ドクター-X 3)
片山修(過去作/相棒シリーズ、家政夫のミタゾノ4)
音楽:沢田完(過去作/ドクター-X 1,2,3,4,5,6)
主題歌:milet 『Who I am』『The Hardest』
今回も"影の軍団"に失敗させたか?「失敗しないので」なのに
エンディングも第1話と同じような感じだったが、今回も気になったのが、7人の秘書たちって、日本社会を裏で操り変えていく “影の軍団” なのに失敗するのは如何なものだろうか?
今回は二葉(杉田かおる)の家に、プロの家政婦である五月(室井滋)がハッキリと「潜入失敗!」と言ってしまった。このシーンの劇伴から考えても、サクッと上手く行かずに、失敗することでコミカルに魅せようとしているのだろうが、室井滋さんの演技も “仕事が下手な人” 風になっているから、本当に “影の軍団” なの? と見えてしまった。
「私、失敗しないので!」でだから『ドクターX?外科医・大門未知子?』は痛快だったし、「大門未知子」の正義が見せ場になったのに…
プロローグも影の軍団の失敗も、単なる時間稼ぎ…
その上、冒頭のオレオレ詐欺のネタは、その後の展開に一切無関係。結局、プロローグも影の軍団の失敗も、単なる時間稼ぎにしかなっていない。
"影の軍団"が嫌いな相手をギャフンと言わせたいだけか…
また、確かに、二葉の身から出た錆だとは言え、わざわざ晒し(さらし)者にして…。このエンディングでスカッとしろと言うのは、私には無理。結局、“影の軍団” には、彼女たちなりの正義みたいなのは無くて、腹立たしいとか、ウザいとか思った相手をギャフンを言わせたいだけ。
ただ、自己満足でやっているだけにしか見えなかった。「私、失敗しないので!」には、明らかに “何としても患者を救いたい” と言う主人公の矜持みたいなものがあったのに、本作の主人公にそれが無いのが、最大の失敗かも…
あとがき
『天使にリクエストを~人生最後の願い~』での江口洋介さんが素敵だったので、期待して見ているのですが…。脚本担当が中園ミホ氏から香坂隆史氏に交代するとされる次回で、継続視聴するか判断します。
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【これまでの感想】
第1話
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