連続テレビ小説「エール」 (第96回・2020/10/26) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『エール』(公式サイト)
第20週『栄冠は君に輝く』の
第96回の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
「長崎の鐘」を書き上げた裕一(窪田正孝)の元には、仕事が殺到。楽譜をおいた机を3つ並べて行き来して作曲するなど、意欲的に作曲に取り組む日々を送っていた。一方、同期の松川(木原勝利)に声をかけてもらった智彦(奥野瑛太)は、ラーメン屋の仕事を辞めて、貿易会社に就職するのだが…。音(二階堂ふみ)はベルトーマス(広岡由里子)から、ラ・ボエームのオーディションを受けてみないかと勧められる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●原案:林宏司 ●作:清水友佳子、吉田照幸 ●演出:倉崎憲(敬称略)
今週も脚本は二人体制、演出担当は5人目。その理由を考えた
クレジットタイトルを見ていたら、脚本担当が清水友佳子氏と吉田照幸氏になっており、先週から「二人体制」が継続中だ。その上、今週の演出担当が、本作5人目の倉崎憲氏となっていた。演出担当については放送開始前から決まっていたことかも知れないが。
コロナ禍の影響で話数が減ったり、撮影現場の事情もあって、脚本については本作のメイン作家である吉田照幸氏が付いて、全体の構成を精査しつつ、撮影も急ピッチで行う都合上で演出家を増やして同時撮影して、何とか最終回まで…と言う苦労の結果かも知れない。
更なる可能性としては、物語の内容まで偏向せざるを得なくなり、急遽のスタッフ体制になったと言う可能性も捨てられない。そう思うと、朝ドラが好きな私にとっては、こうして毎日放送されることだけでも有難いし、単純にうれしい。
月曜に"関内三姉妹の再出発"へけじめをつけたのは良かった
と言うわけで、今回は妙に感慨深く見入ってしまったから、いつもの感想とは少々テンションが違うかも知れない。さて、終盤のこのナレーションが言っていた通りのことが描かれた15分間だった。
N「戦争から3年。裕一の周りの人々は
それぞれの道を見つけ 前に進み始めていました」
関内家の三姉妹で、最初に梅(森七菜)が五郎(岡部大)と前に進んで、続いて裕一(窪田正孝)が動き出し、音(二階堂ふみ)も動き出した。そして、吟(松井玲奈)も智彦(奥野瑛太)と共に前進し始めた今回。三姉妹それぞれの戦後の再出発が描かれた…感じだ。
既に予告編や、今回のラストシーンで、今週は久志(山﨑育三郎)の再出発が描かれるであろうことは想像できるから、まずは三姉妹に月曜日でけじめをつけたのは良かったと思う。
もう少し音が華や裕一を思う姿や"二人三脚"を見たかった…
ただ、若干と言うか、かなり智彦の再出発へ尺が多めに割かれてしまったために、音の再出発、レッスンを始めることや、娘の華(根本真陽)のこと、そして夫の裕一(窪田正孝)のことも思っているように見えたら良かったかなと。
欲を言うなら、梅と吟のように、「音も裕一と “二人三脚” で再出発しました」のように見えたら、更に良かったと思う。その意味でも、智彦が思い悩むくだりで、吟が音に相談し、そこへ裕一も参加して、姉妹で智彦のことを思う…なんて描写が1つでもあったら、“二人三脚” が見えたかも知れない…
あとがき
ここ最近、ナレーションが少ないですね。多過ぎるのは困りますが、アバンタイトルなど智彦の現状を、もう少しナレーションで補足しても良かったかなと。でも、とにかく関内三姉妹の再出発が描かれ、今度は “福島三羽烏” の一人である久志の再出発。どう描かれるのか楽しみです。
【お願い】読者の皆さんも大変な状況とは思いますが、仕事激減の折、勝手なお願いで恐縮でございますが、Amazonと楽天市場からお買い物する際は、当blogのリンク経由で買って下さると、皆さんのおかげで私にポイントが貯まる上に、何よりもブログを書き続けるモチベーションアップになりますので、引き続き、ご協力の程、よろしくお願いいたします(謝) ※暫く“テンプレ”です。
「楽天市場」からのおすすめ商品や企画
「Amazon」からの最新のお知らせ
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/14774/
【これまでの感想】
第1週『初めてのエール』
1 2 3 4 5 土
第2週『運命のかぐや姫』
6 7 8 9 10 土
第3週『いばらの道』
11 12 13 14 15 土
第4週『君はるか』
16 17 18 19 20 土
第5週『愛の協奏曲』
21 22 23 24 25 土
第6週『ふたりの決意』
26 27 28 29 30 土
第7週『夢の新婚生活』
31 32 33 34 35 土
第8週『紺碧(ぺき)の空』
36 37 38 39 40 土
第9週『東京恋物語』
41 42 43 44 45 土
第10週『響きあう夢』
46 47 48 49 50 土
第11週『家族のうた』
51 52 53 54 55 土
第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』
56 57 58 59 60 土
第13週『スター発掘オーディション』
61 62 63 64 65 土
[再]第1週『初めてのエール』佐藤久志(山崎育三郎)
1 2 3 4 5
[再]第2週『運命のかぐや姫』佐藤久志(山崎育三郎)
6
[再]第2週『運命のかぐや姫』関内吟(松井玲奈)
7 8 9 10
[再]第3週『いばらの道』関内吟(松井玲奈)
11 12
[再]第3週『いばらの道』藤堂清晴(森山直太朗)
13 14 15
[再]第4週『君はるか』藤堂清晴(森山直太朗)
16 17 18
[再]第4週『君はるか』御手洗清太郎(古川雄大)
19 20
[再]第5週愛の狂騒曲』御手洗清太郎(古川雄大)
21 22 23 24
[再]第5週『愛の狂騒曲』村野鉄男(中村蒼)
24
[再]第6週『ふたりの決意』村野鉄男(中村蒼)
25 26 27 28 29 30
[再]第7週『夢の新婚生活』梶取保(野間口徹)
31 32 33 34 35
[再]第8週『紺碧(ぺき)の空』梶取保(野間口徹)
36
[再]第8週『紺碧(ぺき)の空』古山まさ(菊池桃子)
37 38 39 40
[再]第9週『東京恋物語』古山まさ(菊池桃子)
41 42
第9週『東京恋物語』音の妹・関内 梅(森七菜)
43 44 45
[再]第10週『響きあう夢』音の妹・関内 梅(森七菜)
46 47 48
[再]第10週『響きあう夢』川俣銀行時代の菊池昌子(堀内敬子)
49 50
第11週『家族のうた』川俣銀行時代の菊池昌子(堀内敬子)
51 52
[再]第11週『家族のうた』藤堂先生と結婚後の藤堂昌子(堀内敬子)
53 54
[再]第11週『家族のうた』喫茶バンブーの梶取恵(仲里依紗)
55
[再]第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』梶取恵(仲里依紗)
56 57 58 59 60
[再]第13週『スター発掘オーディション!』川俣銀行支店長(相島一之)
61 62 63 64 65
いよいよ来週から! 連続テレビ小説「エール」再開SP
第14週『弟子がやって来た!』
66 67 68 69 70 土
第15週『先生のうた』
71 72 73 74 75 土
第16週『不協和音』
76 77 78 79 80 土
第17週『歌の力』
81 82 83 84 85 土
第18週『戦場の歌』
86 87 88 89 90 土
第19週『鐘よ響け』
91 92 93 94 95 土
第20週『栄冠は君に輝く』
- 関連記事
-
- 連続テレビ小説「エール」 (第97回・2020/10/27) 感想 (2020/10/27)
- 共演NG (第1話/初回5分拡大スペシャル・2020/10/26) 感想 (2020/10/27)
- 連続テレビ小説「エール」 (第96回・2020/10/26) 感想 (2020/10/26)
- 極主夫道 (第3話・2020/10/25) 感想 (2020/10/26)
- 危険なビーナス (第3話/6分拡大SP・2020/10/25) 感想 (2020/10/26)