相棒 season19 (第2話/15拡大スペシャル・2020/10/21) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season19』(公式)
第2話/15拡大スペシャル『プレゼンス(後篇)』の感想。
白バイ警官・麗音(篠原ゆき子)が銃撃された事件への関与が疑われていた男の恋人だった静 (日南響子) の不自然な行動に疑問を持った右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、彼女もまた、VRの世界に作られた仮想国家「ネオ・ジパング」の‘国民’であったことを突き止める。再びVRの世界に入り込んだ2人は、小さな疑問点を見つける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今回位、右京と冠城が活躍すると俄然と『相棒』らしくなる
●脚本:輿水泰弘/演出:橋本一(敬称略)
前後編だからやむを得ない部分ではあると思うが、前回の前編が “ほぼ状況説明” に終わってしまい、肝心の特命係が動いたと言う強い印象が無かった。
しかし、今回の解決編とも言うべき後編では、しっかりと警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)が現実と “仮想国家” で動き回ったことで、とてもドラマらしい仕上がりになったと思う。やはり、今回くらいに右京と冠城が活躍すると、俄然と『相棒』らしくなる。
後編へ"前編のおさらい"の組み込み方がなかなか秀逸だった
また、前後編だからと、後編の冒頭に前編の “おさらい” を長めに加えてから本編に入るかと思いきや、冒頭での “おさらい” は意外な程にさらりと済ませて、後編の本編の中で少しずつ回想と言うカタチで “おさらい” を挟んで構成して来た当たりは、謎解きとしての面白味もあるし、上手くやったなぁと思う。
このおかげで、前編での状況説明の羅列だったのが、きちんと現状と過去を巧みに時間軸へ並べ直したことで、“その先” への興味関心を惹くように作り込んだのも良かった。
あとがき
出来れば、延長を含めた前後編でなく、「2時間スペシャル」で放送した方が、ミステリーとして面白味が増したと思います。でも、謎解きの面白さを2週に跨げるのも、『相棒』と言う人気シリーズだから出来る技。これも『相棒』ファンの醍醐味なのかも知れません。
また、前回から登場した交通機動隊 “白バイ警官” の出雲麗音(篠原ゆき子)と言うキャラクターは良かったです。男社会を描く『相棒』の中では、男たちに盾突く女性は広報課長・社美彌子(仲間由紀恵)、男たちを手のひらで転がすような謎の女性は家庭料理店「こてまり」の女将・小出茉梨(森口瑤子)くらい。だから、『相棒』の世界を良い意味でかく乱するキャラとして、度々登場させて欲しいです。
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第1話
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