連続テレビ小説「エール」 (第81回・2020/10/5) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『エール』(公式サイト)
第17週『歌の力』の
第81回の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
昭和18年。世の中が戦争の雰囲気にのまれて、すべての人が同じ思いで戦争に立ち向かうことを強制される空気のなか、裕一(窪田正孝)のもとに召集令状が届く。これまで戦争のための曲をたくさんつくってきた裕一だったが、自分が兵隊になって戦地に向かうことは想像した事がなかったので、裕一は複雑な気持ちになる。そんなある日、裕一をたずねて、東都映画の三隅(正名僕蔵)という男が古山家を訪れる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●原案:林宏司 ●作:吉田照幸 ●演出:橋爪紳一朗、鹿島悠(敬称略)
もう少し、音を応援したくなるキャラに育てた方が良い
国防婦人会への参加は、姉の吟(松井玲奈)の立場も無視して “非積極的” なのに、夫に召集令状が来たら早速吟に「本当に なんとかならん?」とねじ込む音(二階堂ふみ)から始まった『エール』の第81回。
もちろん、夫だし、有名作曲家だし、戦地に送りたくない妻の気持ちは分からなくもないし、それが音らしいとして描きたいのも分からなくもないが、吟の気持ちもあるわけで、こう言う自己チューな音の描写ばかりが羅列されるから、ちっとも音に “エール” を送りたい気持ちにならない。
もう少し、音を応援したくなるキャラに育てた方が良いのではないだろうか?
面白いかどうかは別にして、きちんと作っている感じはする
本編は、「召集令状」に翻弄される裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)を描いた…と言う感じだろうか。月曜日なのに先週のような説明過多にはなっていないし、各シーンも箇条書きにもなっていない。先週と比べると、面白いかどうかは別にして、きちんと作っている感じは伝わって来た。
今週のサブタイトル『歌の力』も、エピソードに活かされた
また、今週のサブタイトル『歌の力』だが、今回は、“裕一の助言” と言うカタチで五郎(岡部大)の背中を押したのと、裕一が招集から免除されると言うのも、ある意味で “作曲の力” だから、まあギリギリ繋がって入ると思う。
五郎から、戦争を全く感じないのが不思議だし不自然では?
惜しいのは、関内家の描写。そもそも、五郎については最初に登場してからずっと、圧倒的に戦争の匂いがしないのが不思議だ。今回もそう。関内家は完全に戦争とは無関係みたい。
でも、関内家は軍御用達の馬具製造会社なのだから、もっと戦争の雰囲気があっても良いし、五郎が招集されないのは後継ぎ候補で忖度されているとか。それなら、いっそ、特高が五郎の試験を監視している1カットでもあったら、監視はされているが “緩め” って好意的な解釈も出来るのに…
あとがき
『歌の力』と言うサブタイトルが意味深ですね。恐らく正しくは『裕一が作曲した戦意高揚の歌が戦地で戦う人らに与える力』なのでしょう。でも、敢えて『歌の力』としてことで、戦意高揚とは違った意図で作曲された『船頭可愛いや』を持って来るなんて悪くなかったです。
今週が、激動の中を生きる裕一と音のイントロダクションになると思います。ここを上手く描けば、再び盛り上がるような気がします。
お願い:読者のひろしさん、10/4に頂いたコメント内に、先の展開への予想が書いてあるので非公開とします。予想の部分を削除して頂ければ公開にします。今後は感想だけにして頂けますか?
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【これまでの感想】
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第2週『運命のかぐや姫』
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第3週『いばらの道』
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第5週『愛の協奏曲』
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第7週『夢の新婚生活』
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第8週『紺碧(ぺき)の空』
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第11週『家族のうた』
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第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』
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第13週『スター発掘オーディション』
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[再]第1週『初めてのエール』佐藤久志(山崎育三郎)
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[再]第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』梶取恵(仲里依紗)
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いよいよ来週から! 連続テレビ小説「エール」再開SP
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