連続テレビ小説「エール」 (第70回・2020/9/18) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『エール』(公式サイト)
第14週『弟子がやって来た!』の
第70回の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
【告知】個人的なことですが、10月以降も元のように仕事が動き出しそうにないので、毎朝起きると辛いです。従いまして、『エール』の感想は、出来るだけ前向きな内容に書くことにします。もちろん、「ここをこうした方が良かった」と言うのは書くつもりですが、済んだことに、あれこれ言っても、虚しさが募るだけですので… ※暫く“テンプレ”です。
梅(森七菜)は、文芸ノ友新人賞の授賞式で再会した幼なじみでもある先輩作家の幸文子(森田想)との対談にのぞむ。梅にライバル心を燃やして冷たい態度をとる文子だったが、梅はふるさとの豊橋への思い、そして作曲家をあきらめて古山家を出ていった五郎(岡部大)への思いを素直に語る。梅の気持ちを知って、喜ぶ裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)。対談後、梅は五郎をあちこち必死に探し回り…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●原案:林宏司 ●作:嶋田うれ葉 ●演出:松園武大(敬称略)
今週は、もっともっと"五郎と梅だけ"を描いて欲しかった
私としては、今週で一番残念だったのは、もっともっと五郎(岡部大)と梅(森七菜)だけを中心に描いて欲しかったと言うこと。
五郎の作曲家としての才能の話も、梅が2作目の執筆で悩む話も、共に「0から芸術を生む苦しみ」を描くエピソードとして、主人公の裕一(窪田正孝)にフィードバックさせることは可能だったし。また、五郎と梅の恋バナも、もっとしっかり描いていれば、恋愛に積極的な音(二階堂ふみ)を上手く絡めることも出来たと思う。本来は、そんな一週間が見たかった。
月曜日から木曜日に描いたエピソードは全体的に薄めな印象
しかし、結果的に月曜日から木曜日に描いたのは、全体的に薄めな印象。やはり、お笑いトリオ「ハナコ」の岡部大さんの存在感と演技力に、相当助けられました感じは否めなかったのが、残念過ぎる…
文子の梅への対抗心丸出しの和服の副音声がなかった
そして、いよいよ引き延ばして来た、梅のライバル・先輩作家の幸文子(森田想)のエピソードだ。
対談の日。副音声では補強されていなかったが、梅はいつもの一張羅の着物姿にのび太のような丸い眼鏡。一方の文子は、先日の受賞式の洋装から一変し、やっつける気満々で高価な和装で堂々と部屋に入って来た。この辺のニュアンスは副音声にあると良いかなぁと思った。
受賞式のインタビューに対談部分は盛り込んだ方が良かった
さて、本来なら、わざわざ対談のシーンを入れる必要な全くないが、梅が五郎と一緒に豊橋に帰りたいと言うなら、この順番しかないか。
でも、ここは、敢えて五郎を絡めずに、「梅 VS 文子」の対峙構造だけに絞り込む意味で、受賞式のインタビューに盛り込んだ方が、ドラマチックになったと思う。そして、文子との蟠りを解いて、今度は五郎捜しの方が良かったと思う。
前回で"五郎を探すのに駆け足の梅"を使わず、なぜ今回?
そして、6分頃、五郎を探しに前回に登場した神社に梅が駆け足で探しにやって来るシーンがあったが、これを前回でやるべきだったのでは? だって、神社は古山家から近いのだから、前回で五郎が古山家を後にしてからの時間経過を考えたら、それこそ駆け足でやって来る方が不自然では?
やはり、今週は脚本と演出が期待ほどうまく噛み合っていないようだ。
流石に、今回は端折り過ぎて、駆け足だったのが残念過ぎる
全体的に “薄め” の印象だった今週。“薄め” の原因が、「詰め込み過ぎ」なのは明らかだ。特に、今回の「豊橋は故郷」から「関内家の跡取り」のくだりまでは、登場人物、特に梅の感情の変化の描写が端折られ過ぎて、流石に駆け足に感じてしまった。やはり、「週5放送」をもっと理解して脚本を書くべきだと思う。
あとがき
岡部大さんの好演と、好意的な脳内補完で、何とか辻褄合わせをしましたが、やはり今日は駆け足過ぎだったと思います。文子のくだりは全面削除して、2作目にスランプの梅と、作曲の才能は無いが頑張る五郎の恋バナだけで良かったと思います。惜しいなぁ…
【お願い】読者の皆さんも大変な状況とは思いますが、仕事激減の折、勝手なお願いで恐縮でございますが、Amazonと楽天市場からお買い物する際は、当blogのリンク経由で買って下さると、皆さんのおかげで私にポイントが貯まる上に、何よりもブログを書き続けるモチベーションアップになりますので、引き続き、ご協力の程、よろしくお願いいたします(謝) ※暫く“テンプレ”です。
「楽天市場」からのおすすめ商品
「Amazon」からの最新のお知らせ
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/14642/
【これまでの感想】
第1週『初めてのエール』
1 2 3 4 5 土
第2週『運命のかぐや姫』
6 7 8 9 10 土
第3週『いばらの道』
11 12 13 14 15 土
第4週『君はるか』
16 17 18 19 20 土
第5週『愛の協奏曲』
21 22 23 24 25 土
第6週『ふたりの決意』
26 27 28 29 30 土
第7週『夢の新婚生活』
31 32 33 34 35 土
第8週『紺碧(ぺき)の空』
36 37 38 39 40 土
第9週『東京恋物語』
41 42 43 44 45 土
第10週『響きあう夢』
46 47 48 49 50 土
第11週『家族のうた』
51 52 53 54 55 土
第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』
56 57 58 59 60 土
第13週『スター発掘オーディション』
61 62 63 64 65 土
[再]第1週『初めてのエール』佐藤久志(山崎育三郎)
1 2 3 4 5
[再]第2週『運命のかぐや姫』佐藤久志(山崎育三郎)
6
[再]第2週『運命のかぐや姫』関内吟(松井玲奈)
7 8 9 10
[再]第3週『いばらの道』関内吟(松井玲奈)
11 12
[再]第3週『いばらの道』藤堂清晴(森山直太朗)
13 14 15
[再]第4週『君はるか』藤堂清晴(森山直太朗)
16 17 18
[再]第4週『君はるか』御手洗清太郎(古川雄大)
19 20
[再]第5週愛の狂騒曲』御手洗清太郎(古川雄大)
21 22 23 24
[再]第5週『愛の狂騒曲』村野鉄男(中村蒼)
24
[再]第6週『ふたりの決意』村野鉄男(中村蒼)
25 26 27 28 29 30
[再]第7週『夢の新婚生活』梶取保(野間口徹)
31 32 33 34 35
[再]第8週『紺碧(ぺき)の空』梶取保(野間口徹)
36
[再]第8週『紺碧(ぺき)の空』古山まさ(菊池桃子)
37 38 39 40
[再]第9週『東京恋物語』古山まさ(菊池桃子)
41 42
第9週『東京恋物語』音の妹・関内 梅(森七菜)
43 44 45
[再]第10週『響きあう夢』音の妹・関内 梅(森七菜)
46 47 48
[再]第10週『響きあう夢』川俣銀行時代の菊池昌子(堀内敬子)
49 50
第11週『家族のうた』川俣銀行時代の菊池昌子(堀内敬子)
51 52
[再]第11週『家族のうた』藤堂先生と結婚後の藤堂昌子(堀内敬子)
53 54
[再]第11週『家族のうた』喫茶バンブーの梶取恵(仲里依紗)
55
[再]第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』梶取恵(仲里依紗)
56 57 58 59 60
[再]第13週『スター発掘オーディション!』川俣銀行支店長(相島一之)
61 62 63 64 65
いよいよ来週から! 連続テレビ小説「エール」再開SP
第14週『弟子がやって来た!』
66 67 68 69
- 関連記事