連続テレビ小説「エール」 (第68回・2020/9/16) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『エール』(公式サイト)
第14週『弟子がやって来た!』の
第68回の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
【告知】個人的なことですが、10月以降も元のように仕事が動き出しそうにないので、毎朝起きると辛いです。従いまして、『エール』の感想は、出来るだけ前向きな内容に書くことにします。もちろん、「ここをこうした方が良かった」と言うのは書くつもりですが、済んだことに、あれこれ言っても、虚しさが募るだけですので… ※暫く“テンプレ”です。
古山家に居候して作曲家を目指す五郎(岡部大)は、裕一(窪田正孝)に作曲のコツを“頭じゃなく心で感じること”と教わって、思いを巡らして作曲に挑戦をするが、書いても書いても自分が以前聞いたことがある曲に似てしまって、なかなかうまくいかない。一方の梅(森七菜)も、二作目の締め切りに向けて、原稿用紙に向き合うが何も書けない日が続いていた。ある日、梅は五郎とそれぞれの創作について話をするが。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●原案:林宏司 ●作:嶋田うれ葉 ●演出:松園武大(敬称略)
アバンで、で五郎が鈍感であることが描かれたのは良かった
アバンタイトルでの、廿日市(古田新太)が言った「大先生」の意味の真意を五郎(岡部大)が鈍感で気付かないと言うコミカルなやり取りがあったが、あれがあって良かった。どうも、五郎が弟子入りした割に、華(田中乃愛)の子守りはするものの、その他の家事手伝いを一向にしないことが気になっていたのだ。
でも、これで五郎が鈍感であることが描かれれば、得意なことはするが不得手なことはやらない人と言う設定で脳内補完ができる。恐らく、今週しか登場しない人物だと思うが、設定はブレずに最後まで描いて欲しいから…
ベタな展開ではあるが、ドタバタやるより、ずっとマシ
そして、主題歌明けに、五郎が梅の下駄 “鼻緒” を直したことで、五郎が家事手伝いの一環でなく、梅への思いがあって修理したことが分かるし、得意なことはやることも一貫している。
こんな感じで、ほのかに五郎と梅の恋心の始まりを視聴者に感じさせつつ、お互いの “夢” と “悩み” を打ち明けて…。ベタな展開ではあるが、ドタバタやるより、ずっとマシ。朝食の支度の準備を手伝う五郎も描かれたし。
脚本に書かれたことを箇条書きに撮影して編集したような…
ただ、気になるのは、全体に締まりがないと言うか。前回は久志(山﨑育三郎)が大活躍して “本作らしさ” を醸し出したが、今回は藤丸(井上希美)のパートだけ。例えば、裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)は夫婦なのに真剣に心配しているように見えるには物足りないし、五郎の梅への恋心の描写も少々薄め。
なにか、全体が、脚本に書かれたことを、箇条書きに撮影して編集したような、あっさり感と言うべきだろうか?
五郎と梅のキャラの魅力が、今一つ薄いから脚本と演出が…
恐らく、「嶋田うれ葉×松園武大」の脚本と演出のコンビは、裕一の父・三郎(唐沢寿明)が亡くなる第11週『家族のうた』担当のコンビだから、扱うキャラクターが明瞭なら上手く合わせられるが、五郎と梅のキャラの魅力が今一つ薄いため、それでギクシャクしているのかも?
まだ、水曜日で折り返しだから、「起承転結」の「転と結」で、裕一が師匠として五郎の背中をポンと叩いて、恋バナが進むと面白いと思う。
あとがき
登場人物らの感情の機微みたいなものの描写が薄めなのは気になりますが、決して悪いとは思いません。賑やかキャラの恋バナを面白おかしく描くところではないので。ただ、もう少し “感情” が見えて来るといいなって思います。
【お願い】読者の皆さんも大変な状況とは思いますが、仕事激減の折、勝手なお願いで恐縮でございますが、Amazonと楽天市場からお買い物する際は、当blogのリンク経由で買って下さると、皆さんのおかげで私にポイントが貯まる上に、何よりもブログを書き続けるモチベーションアップになりますので、引き続き、ご協力の程、よろしくお願いいたします(謝) ※暫く“テンプレ”です。
「楽天市場」からのおすすめ商品
「Amazon」からの最新のお知らせ
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/14634/
【これまでの感想】
第1週『初めてのエール』
1 2 3 4 5 土
第2週『運命のかぐや姫』
6 7 8 9 10 土
第3週『いばらの道』
11 12 13 14 15 土
第4週『君はるか』
16 17 18 19 20 土
第5週『愛の協奏曲』
21 22 23 24 25 土
第6週『ふたりの決意』
26 27 28 29 30 土
第7週『夢の新婚生活』
31 32 33 34 35 土
第8週『紺碧(ぺき)の空』
36 37 38 39 40 土
第9週『東京恋物語』
41 42 43 44 45 土
第10週『響きあう夢』
46 47 48 49 50 土
第11週『家族のうた』
51 52 53 54 55 土
第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』
56 57 58 59 60 土
第13週『スター発掘オーディション』
61 62 63 64 65 土
[再]第1週『初めてのエール』佐藤久志(山崎育三郎)
1 2 3 4 5
[再]第2週『運命のかぐや姫』佐藤久志(山崎育三郎)
6
[再]第2週『運命のかぐや姫』関内吟(松井玲奈)
7 8 9 10
[再]第3週『いばらの道』関内吟(松井玲奈)
11 12
[再]第3週『いばらの道』藤堂清晴(森山直太朗)
13 14 15
[再]第4週『君はるか』藤堂清晴(森山直太朗)
16 17 18
[再]第4週『君はるか』御手洗清太郎(古川雄大)
19 20
[再]第5週愛の狂騒曲』御手洗清太郎(古川雄大)
21 22 23 24
[再]第5週『愛の狂騒曲』村野鉄男(中村蒼)
24
[再]第6週『ふたりの決意』村野鉄男(中村蒼)
25 26 27 28 29 30
[再]第7週『夢の新婚生活』梶取保(野間口徹)
31 32 33 34 35
[再]第8週『紺碧(ぺき)の空』梶取保(野間口徹)
36
[再]第8週『紺碧(ぺき)の空』古山まさ(菊池桃子)
37 38 39 40
[再]第9週『東京恋物語』古山まさ(菊池桃子)
41 42
第9週『東京恋物語』音の妹・関内 梅(森七菜)
43 44 45
[再]第10週『響きあう夢』音の妹・関内 梅(森七菜)
46 47 48
[再]第10週『響きあう夢』川俣銀行時代の菊池昌子(堀内敬子)
49 50
第11週『家族のうた』川俣銀行時代の菊池昌子(堀内敬子)
51 52
[再]第11週『家族のうた』藤堂先生と結婚後の藤堂昌子(堀内敬子)
53 54
[再]第11週『家族のうた』喫茶バンブーの梶取恵(仲里依紗)
55
[再]第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』梶取恵(仲里依紗)
56 57 58 59 60
[再]第13週『スター発掘オーディション!』川俣銀行支店長(相島一之)
61 62 63 64 65
いよいよ来週から! 連続テレビ小説「エール」再開SP
第14週『弟子がやって来た!』
66 67
- 関連記事