2009
Mar
22
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ホテルのパーティーで、「シャンパンで乾杯」が減少
フランスのシャンパーニュ地方で規定の製法により作られる発砲性ワインの「シャンパン」にとって海外最大の市場となってきた英国だが、折からの不況の影響で、成功や祝賀の象徴ともされる同飲料の消費に陰りが出ている。
そうした中、17日にはロンドンでシャンパンの試飲イベントが開催された。シャンパンハウス(メゾン)の生産者、バイヤーやソムリエたち数百人が参加し、200種のボトル約1万本を抜栓した同イベントでは、遠くない将来に再びシャンパンの需要が持ち直す予感も漂っていた。
昨年夏頃から、ホテルでのパーティーの乾杯でのシャンパンが減少しています。これには2つの理由があると思います。
1つ目は、単純にシャンパンの価格が高いから。
2つ目は、自社の景気が良い雰囲気を出したくないから。
宴会費用全体の見直しが進んでいます。良くて前年同様って感じ。ですから費用的にシャンパンでの乾杯が出来ない場合があります。しかし、「今年はビールかよ?」って思われないように、カクテルに変更したりする企業様も多く、ホテル的にはその方が利益率が高い場合もあるので、ホテルも主催者もお得なので、シャンパンが減っているケース。
それ以上に、シャンパンが持つ『成功と祝賀の象徴』ってイメージが逆に働いているケース。以外にこれが多い。“一人勝ち”って雰囲気を演出したくないのがその理由。こうなると、お勧めするわけにも行きませんしね。もう少し景気回復すると『前向きに行きましょう』って雰囲気でお勧めできますけど。
ただ、乾杯に炭酸系のドリンクは必需品ですし、折角高級ホテルで開催して下さるのですから、シャンパンで乾杯して頂きたいですが。
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