キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木 (第1話/初回15分拡大・2020/9/11) 感想

TBS・金曜ドラマ『キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木』(公式)
第1話/初回15分拡大『奇跡の凹凸バディ! 最強最悪の異母兄弟』の感想。
なお、原作の小説、横関大「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」は未読。
生真面目なキャリア刑事・神崎(山田涼介)は東京・池袋署刑事課の強行犯係に配属される。出勤初日、神崎は相棒となる先輩刑事・黒木(田中圭)が無断欠勤していることを知る。黒木は前夜にガールズバーを訪れ、店員の女性と店を出て以降の足取りが不明だった。神崎は係長・末長(八嶋智人)から、黒木の行方を捜し出すよう指示される。そんな折、神崎は急ブレーキをかけたとみられるタイヤ痕のそばで、血の付着した黒木の警察手帳を発見。さらに、黒木から強行犯係に「誘拐事件に巻き込まれた」という電話が入る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:横関大「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」
脚本:吉田康弘(過去作/コウノドリ[2]、インハンド) 第1話
皐月彩(過去作/ウルトラマンR/B、ウルトラマンタイガ)
演出:山室大輔(過去作/天皇の料理番、グランメゾン東京、テセウスの船) 第1話
村尾嘉昭(過去作/アンナチュラル、Nのために、死にたい夜にかぎって)
音楽:田渕夏海(過去作/限界団地゙、僕らは奇跡でできている)
主題歌:Hey! Say! JUMP「Your Song」(ジェイ・ストーム)
秋ドラマの私の期待度は「★3つ」の本作
先日に投降した『2020年10月期 / 秋ドラマの期待度』によれば、「 『また、バディ刑事ドラマ?』と言われないような作品になるのを期待します。」との寸評と、個人的に好きな「俳優・山田涼介」に期待して「期待度★3つ(満点5つ)を付けた本作。
刑事ドラマとしては分かり易くて丁寧に作られている
始まってみると、意外な程に、昭和チックでベタな刑事ドラマで “バディもの” と言う印象だ。刑事ドラマとしては、分かり易く丁寧に作られていている。更に、“バディ” の個性もしっかりと描き分けられており悪くない。
第1話と言うことで、作風と言うか、"ノリ"が若干掴み難い
ただ、第1話と言うことで、作風と言うか、“ノリ” が若干掴み難いし、慣れないから、今のところは、面白いかどうかは別の話だ。それに、「第1話/初回15分拡大」のための明らかな “変な間” があちこちに存在し、少しテンポの悪さにも影響を与えたとも思う。
脚本家と演出家は万全の体制だから、今後に期待したい
しかし、次回からは「初期設定の説明」などが無くなるだろうから、本作らしさである “ノリ” も見えて来るだろう。
また、2人体制のメインの脚本家は、『コウノドリ2』や『インハンド』を手掛けた吉田康弘氏であるし、2人体制の演出家は、『グランメゾン東京』や『テセウスの船』を手掛けた山室大輔氏と、『アンナチュラル』や『Nのために』を手掛けた村尾嘉昭氏だから、基本的な不安はない。暫し、様子見と言ったところだろうか。
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『わたナギ』同様に、原作名とドラマの番組名が違う不安…
ただ、若干の2つ不安要素がある。1つ目は、番組名。原作の刑事小説は横関大氏による刑事小説『K2 池袋署刑事課 神崎・黒木』なのに、実写ドラマ化のタイトルは『キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木』となっており、“二人が異母兄弟”と言う秘密を、敢えて “キワドい” と言う単語を加えて来たこと、
まあ、今どきはタイトルと「4文字」に短縮できないとSNSで話題になり難いなどを考慮して付けたと勝手に予想する。が、これと同じことをやって、世間では大ヒットしたが、私の中では最終回まで迷走した『私の家政夫ナギサさん』を思い出す。
あれも、原作は「私の」がない『家政夫ナギサさん』で、結果的に雇い主と家政夫のどっちが主人公なのか分からず仕舞いだった。このような、私の目には前科に見えることを、2クール連続するTBSの企画力に不安を感じる。
日テレ「土曜ドラマ」枠風の企画や作風も不安要素…
もう一つの不安要素は、前述の通り、演出家2名がTBSを代表するような連ドラを作り上げて来た布陣だから、何となく “金曜ドラマ風” に見えてはいるが、正直、企画書的には、明らかに日テレの2010年以降の「土曜ドラマ」、例えば、『左目探偵EYE』、『怪盗 山猫』等に通じる、ジャニーズ事務所所属タレントを起用した謎解きドラマの系譜に近い。
この辺の違和感が早い時点で払拭され、より “金曜ドラマ風” に見えることに期待したい。
あとがき
1カット1カットが、私の知的探求心を刺激し、アドレナリンをドバドバと湧くように分泌させてくれた「バディが活躍する刑事ドラマの名作と言っても過言でない『MIU404』の後番組、それも最終回の翌週に、似たような「バディが活躍する刑事ドラマ」を持って来るTBSの企画センスは、ちょっと疑いたくなりますね。
コロナ禍で事情があるとは思いますが、1週間は間を空けて欲しかったです。それに、田中圭さんはフジテレビ系で現在放送中の『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』にも出演されており、大人の事情があるにせよ、ちょっと違和感が…
更に、田中圭さんは『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』で、余命3か月の末期がん患者の薬剤師の割に “元気過ぎる” 、“役作りが出来ていない” との世間の批判をネットで見かけましたがが、『アンサング』はまだ撮影中ですから、本作との撮影が同時進行している可能性があるわけで、体形については、いささかしょうがないかなぁと。
それに、そもそも、田中圭さんは外見で役作りするような俳優さんではないので、そこは目をつぶって見守るつもりです。
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