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アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋 (第9話・2020/9/10) 感想

アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋

フジテレビ系・木曜劇場『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』公式
第9話『自分が生きていた証』の感想。
なお、原作の荒井ママレ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」(漫画)は、第1巻のみ既読


瀬野(田中圭)が救急医・瑠衣(臼田あさ美)の診察を受ける一方、薬の過剰摂取が疑われる女性・陽菜が倒れて救急搬送された。みどり(石原さとみ)は陽菜の処方歴を確認。彼女は複数の医療機関を受診し大量の抗不安薬などを不正に入手していたが、悪びれずにみどりをからかい、くるみ(西野七瀬)はそのふざけた態度に憤る。そんな中、みどりは陽菜に娘がいることを知る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:荒井ママレ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」(漫画)
脚本:黒岩勉(過去作/僕のヤバイ妻、ストロベリーナイト、モンテ・クリスト伯、グランメゾン東京)
演出:田中亮(過去作/医龍、BOSS、コードブルー3、コンフィデンスマンJP) 第1,2,5,7
   相沢秀幸(過去作/グッド・ドクター、トレース~科捜研の男~、モトカレマニア) 第3,4,6,9
   高橋由妃(過去作/シャーロック特別編{演出補}) 第8
音楽:信澤宣明(過去作/義母と娘のブルース、映画「ニセコイ」)
主題歌:DREAMS COME TRUE 「YES AND NO」(ユニバーサルシグマ)

良かった前回を踏襲した内容になることを期待して見始めた

前回は、本作は担当の女性演出家のお陰もあったりし、何よりエピソードの中心となった舞台が、「医療従事者同士が積極的に協力し合って患者管理しない設定」と「末期的な看護師不足で、病院内で看護師を見かける機会が極端に少ない設定」の萬津総合病院でなく…

医薬品情報を管理する「DI室」責任者の薬剤師・荒神(でんでん)の自宅だったことも功を奏し、且つ脚本と演出が、必要以上に主人公であるみどり(石原さとみ)に華を持たせなかったために、かなり薬剤師と患者と患者家族を丁寧に、且つ真面目に描いた感動作となった。

と言うわけで、前回の終盤で瀬野(田中圭)が吐血して倒れたから、いよいよ本作も最終章を迎えようとしている意味で、前回を踏襲して描いて欲しいと願って見始めた第9話。


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積極的に薬剤師が関わっても不思議でない病気の設定もよい

序盤はいい感じだ。ちゃんと看護師が画面に映り込んでいたし(苦笑) その上、今回のゲスト患者が、育児ノイローゼから逃れるために抗不安薬に依存し多量摂取してしまう「OD」と略される “オーバードーズ” の患者だと言うことで、積極的に薬剤師が関わっても不思議でない設定だ。

徳永えりさんの存在感と演技力が、大いに作品を盛り上げる

それに、ゲスト患者の若月陽菜を演じた徳永えりさんの存在感と演技力は序盤のちょっとした表情から抜群。先輩の瀬野が患者になったことで、都合上で二人の患者をみる設定になったため、みどりもいつもより落ち着いている。この調子で進めば、今回も悪くないぞ…と言う感じの5分30秒のアバンタイトルだったが…


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メインタイトル明けも、意外と普通な展開

メインタイトル明けも、意外と普通な展開だ。やはり、徳永えりさんの演技力のお陰もあるし、 陽菜を心配する元夫・栗原謙介 役の高橋光臣さんもいい感じ。瀬野の自身の病気に向かう姿勢も “瀬野らしく” 周囲に余計な話をして不安を煽らない。そして、先輩として、みどりの指導も怠らない。

なぜ、患者が薬剤部に入って来ちゃう…ってのをやるかなぁ

今日は、このまま不安なく進むかと思ったら、それは突然にやって来た。38分過ぎに、ナント陽菜が薬剤部に勝手に入り込んで来た。まだ、これをやるのか!? これをやったら医療ドラマとしての現実味が一気に消えてしまうのに。

せめて、薬剤部のドアをドンドンと叩いて、患者へ過剰に入れ込むみどりが夜勤中でドアを開け、結果的に中に入っちゃう程度に抑えておけば良かったのに。


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「治る病」と「治らない病」を並行に描いたのも悪くない

ただ、全体的にはぎりぎりセーフと言ったところだ。とにかく、“オーバードーズ” や厄介な病気で、特定の薬で治せる病ではないから、治療が難しい病の一つとされている。そして、様々な病気の中で、治療に関して患者が真剣に向き合う姿勢が何よりも不可欠な病だから。

治療をしたくても外科的治療も薬物療法も根治には打つ手がない瀬野の不治の病と比較、対比して描写したのは、なかなか良かったと思う。

あとがき

ラストの「ゲスト患者のヒューマンヒストリードラマ」も良く出来ていたと思います。次回と最終回は、瀬野が物語の中心になることが既に発表されているので、これまでと違ったドラマになるかも知れませんね。また、瀬野と七尾(池田鉄洋)の確執的なエピソードもどうなるか気になります。

おまけ情報ですが、劇中に登場する中華料理店「娘娘亭」ですが、放送開始時は、本当のお店でロケ撮影をしていたそうですが、コロナ禍の影響でロケが出来なくなり、何話からか分かりませんが、美術スタッフさんによるスタジオに再現されたセットで撮影しているそうです。ちょっと見、全く分かりませんね。



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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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