[再]連続テレビ小説「エール」 (第59回・2020/9/4) 感想

NHK総合・[再放送]連続テレビ小説『エール』(公式サイト)
第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』の
第59回『環のパリの物語(前編)』:喫茶バンブーの梶取恵(仲里依紗)の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
【告知】個人的なことですが、10月以降も元のように仕事が動き出しそうにないので、毎朝起きると辛いです。従いまして、『エール』の再放送の感想は、出来るだけ前向きな内容に書くことにします。もちろん、「ここをこうした方が良かった」と言うのは書くつもりですが、済んだことに、あれこれ言っても、虚しさが募るだけですので… ※暫く“テンプレ”です。
日本人初の世界的なオペラ歌手となる双浦環(柴咲コウ)がまだ駆け出しだったころの物語。環は、スカラ座やオペラ座の舞台に立つことを夢見て、パリに留学に来ていた。ホームパーティーで、画家を目指す今村嗣人(金子ノブアキ)と出会い恋に落ちる。環は歌手を、嗣人は画家を夢見る日々。ある日、友人の里子(近衛はな)から日本人が世界的舞台に立てるチャンスのオペラ「蝶々夫人」の話を聞いた環は…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●原作:林宏司 ●作:吉田照幸 ●演出:吉田照幸(敬称略)
シリアスな物語だからシリアスなまま進むのかと思いきや…
前回の感想で、『古本屋の恋』では、「15年前を思い出している恵」と「15年前の恵」の2種類の解説を巧みに演じ分けた「仲里依紗劇場」だ! と書いたが、今回の『環のパリの物語(前編)』は、「懐かしいわぁ。エッフェル塔、セーヌ川、雨に濡れた街角の香り」と言う梶取恵(仲里依紗)らしい解説から幕を開けた。
と言うか、仲里依紗さんって、父方の祖父がスウェーデン人だから、声を聞くとあのお顔が思い浮かんでくるし、 恵と言うキャラクターもどことなく『赤毛のアン』の主人公アン・シャーリーを彷彿されるから、今回はシリアスな物語だから、こんな調子で進むのかと思いきや…
恵の解説が異国のシリアスな恋バナにツッコミを入れてる!
アバンタイトルは、嵐の前の静けさだった。主題歌明けのフランス語のやり取りに被った、この解説から、怒涛の「仲里依紗劇場」が始まった。
恵「何、言ってるか、全然わからない。私もそうだった。
フランスに着いてから、フランス語が話せないことに気付いたの」
フランス語だけのやり取りの後に、画家を目指す今村嗣人(金子ノブアキ)が登場すると「あら、日本人?」って。あまり「ディする」と言うのは使いたくないのだが、冒頭で脚本も演出も格好つけて外国人タレントを使ってフランス語にしたのに、「本編が始まったら日本人で日本語かい!」ってツッコんで、まるで本作そのものを否定したり侮辱したりした感じに聞こえた。
これって、実に新鮮ではないか。私も、初見の時は、上手い感じに時代と異国情緒を醸し出したなぁと感心しつつも、心のどこかでNHKのスタジオで金子ノブアキさんと柴咲コウさんだよねぇ…と、思っていたから。そう言う映像から感じる素直な感想を解説に盛り込んで、それも朝ドラが朝ドラの中でディするのは面白い試みだと思う。
恵の解説こそ、この度の再放送がやるべき解説のお手本!
その後も、恵の解説が、シリアスな恋愛ドラマの『環のパリの物語』を、良い意味で “ラブコメ” に魅せる。シリアスで少し肩に力の入った恋バナが、恵の解説が入るだけで、肩の力が抜けて、ちょっと笑えて楽しめる「若き双浦環の物語」に大変身。
もしも、録画があるなら、または見逃しで見ることが出来るなら、どうせ一度は初見しているのだから、一度音だけで聞いてみると、恵の解説が如何に『環のパリの物語』へ新たな楽しさを加えたのが分かる。
そして、二度目は映像付きで見る。すると、演者には申し訳ないが、シリアスな演技がちょっと楽しく見えて来るから。その位に、同じ演技なのに、恵の解説一つで印象が違う。これこそ、この度の再放送がやるべき解説のお手本ではないか!
あとがき
本作って、「音楽」が大きなテーマだし、モデルとなっている古関裕而さんもメジャーな人だし、メインの演出家が『あまちゃん』の吉田照幸氏だから、「歌」を上手く使って、今週の再放送位の楽しい朝ドラになると期待したのです。
でも、実際に始まってみると大分違いました。しかし、解説次第でここまで印象が変わるなら、放送再開の解説も「マダム恵」にして、コロナ禍の日本全体にエールを送るような、明るく楽しい作品にした方が良いと思いました。
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【これまでの感想】
第1週『初めてのエール』
1 2 3 4 5 土
第2週『運命のかぐや姫』
6 7 8 9 10 土
第3週『いばらの道』
11 12 13 14 15 土
第4週『君はるか』
16 17 18 19 20 土
第5週『愛の協奏曲』
21 22 23 24 25 土
第6週『ふたりの決意』
26 27 28 29 30 土
第7週『夢の新婚生活』
31 32 33 34 35 土
第8週『紺碧(ぺき)の空』
36 37 38 39 40 土
第9週『東京恋物語』
41 42 43 44 45 土
第10週『響きあう夢』
46 47 48 49 50 土
第11週『家族のうた』
51 52 53 54 55 土
第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』
56 57 58 59 60 土
第13週『スター発掘オーディション』
61 62 63 64 65 土
[再]第1週『初めてのエール』佐藤久志(山崎育三郎)
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[再]第2週『運命のかぐや姫』佐藤久志(山崎育三郎)
6
[再]第2週『運命のかぐや姫』関内吟(松井玲奈)
7 8 9 10
[再]第3週『いばらの道』関内吟(松井玲奈)
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[再]第3週『いばらの道』藤堂清晴(森山直太朗)
13 14 15
[再]第4週『君はるか』藤堂清晴(森山直太朗)
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[再]第4週『君はるか』御手洗清太郎(古川雄大)
19 20
[再]第5週愛の狂騒曲』御手洗清太郎(古川雄大)
21 22 23 24
[再]第5週『愛の狂騒曲』村野鉄男(中村蒼)
24
[再]第6週『ふたりの決意』村野鉄男(中村蒼)
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第7週『夢の新婚生活』梶取保(野間口徹)
31 32 33 34 35
第8週『紺碧(ぺき)の空』梶取保(野間口徹)
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第8週『紺碧(ぺき)の空』古山まさ(菊池桃子)
37 38 39 40
第9週『東京恋物語』古山まさ(菊池桃子)
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第9週『東京恋物語』音の妹・関内 梅(森七菜)
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第10週『響きあう夢』音の妹・関内 梅(森七菜)
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第10週『響きあう夢』川俣銀行時代の菊池昌子(堀内敬子)
49 50
第11週『家族のうた』川俣銀行時代の菊池昌子(堀内敬子)
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第11週『家族のうた』藤堂先生と結婚後の藤堂昌子(堀内敬子)
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第12週『アナザーストーリー ~それぞれの愛のカタチ~』梶取恵(仲里依紗)
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