リアルプリンセス「第2回ラプンツェル」（2020/8/28）感想 ※ネタバレなし

2020

Aug

リアルプリンセス「第2回ラプンツェル」（2020/8/28）感想 ※ネタバレなし

NHK総合・リアルプリンセス『第2回ラプンツェル』（公式）
『朗読とアニメーションを組み合わせた特集番組。童話を人気作家が現代日本に置き換えた短編を二週連続で送る。第二夜は「ラプンツェル」を島本理生が翻案。朗読：葵わかな』の感想。
なお、原作となった短編集、大山淳子、島本理生短編集「リアルプリンセス」は未読。

離島で暮らす恵麻（葵わかな）は高校生。母子家庭で育ったが小6の時に母が再婚、島の叔母の元に預けられた。ある時、月に一週間だけ開業する美容室ができる。島の暮らしに閉塞感を抱いていた恵麻は東京から通う美容師のキヨ（声：朝井大智）に次第に好意を持つようになっていく。キヨから目の病気でいずれ失明すると打ち明けられた恵麻は何か自分にできることはないか尋ねる。しばらく黙ったキヨは「君の裸が見たい」と答えた…。
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---

原作：大山淳子、島本理生短編集「リアルプリンセス」より
　　　「第1回眠り姫」作：大山淳子「夢のあと」
　　　「第2回ラプンツェル」作：島本理生「ラプンツェルの思い出」
脚本：宮武由衣（過去作/映画「たった一度の歌」脚本・監督）
演出：亀渕裕（過去作/マクドナルドwebCM「この経験は一生もの」篇）
キャラクターデザイン：ヤベミユキ、辻雅俊
アニメ制作：宮澤良太

第1回の広末涼子さんと、今回の葵わかなさんでは…

予想はついたが。やはり「朗読劇×芝居」と言う構成の作品だから、第1回の広末涼子さんと、今回の葵わかなさんでは、いろいろと差が出るなぁとは案の定その通りだった。それでも、かなり頑張ってくれたとは思う。ただ、全編が朗読になってしまって、芝居の部分との違いが見えづらかったのが残念…

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これが「ラプンツェル」からインスパイアされた現代物語?

映像的には、前回の手書きの水彩画風のアニメーションとは異なって、如何にも今どきの作風。その上、物語も前回の「世にも奇妙な物語」的な話ではなく、かなりハードな話で、これを「ラプンツェル」からインスパイアされた現代物語とするのは、私にはハードルが高かった。

あとがき

第1回『眠り姫』の方が、万人向けでしたね。今回は楽しめる人を選ぶって感じ。でも、原作は読んでみたくなりました。

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